地底人100物語

相手にとって不足なし

新津温泉「新津温泉」

2015年11月02日 | 新潟の地底人
新津温泉「新津温泉」

とうとう入湯してきました。
引戸をあけた瞬間に繰り出す石油系アブラ臭にクラクラ。
適温ややヌルメながら体がホテリ、汗が噴き出す。


湯口の湯は強烈な甘味と塩っぱさで、口に含める程度が限界。
ヤシオカンの源泉といい勝負かな。
湯はヌルヌルで肌触りよし。

なんとなく車のマフラーみたい。

意外にも湯上りの汗ひきがよく、アブラ臭とスベスベ感が持続した。
これは名湯っ!

場所は新津駅近くのスーパー長崎屋の近く。
道路沿いにでている看板

脱衣所から長崎屋を眺める。


含重曹食塩泉
47℃ 19.8L/分 昭和29.9.4

2006年5月の入浴メモから

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久しぶりの新津温泉。
湯あがりに涼みがてら建物などの写真を撮っていたところ、女将さんに声をかけられ、お話をうかがうことができました。

まずは源泉小屋から。

薪が積んでありますが、現在は利用されておりません。
釜が老朽化したためボイラーに変更したそうです。
新しいボイラーはこちら。小屋の外に設置されています。

燃料が灯油臭炸裂の源泉だったら…んな訳ないか。

そしてこの源泉。
なんでも4ヶ月周期でチョ~噴出するとかで、そりゃ~もう大変なことらしいです。
小屋の中のタンクには収まりきらないので外に排出するのですが、その穴がこちら。

ここからドドドドドドーーーっ!と吹き出すとか。
ちょっと引いて撮るとこんな感じかな。

石やら何やらを敷き詰めてあるあたりにお湯が降り注ぐそうな。
実際に噴出中は、さらにバリケードを立てて安全を確保しているそうです。
で、気になるのが次回の噴出タイミングですよねぇ~。
その瞬間に立ち会いたいっ!



源泉名 新津温泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
44.7℃ pH 7.6 20L/分 (掘削自噴)
成分総計 13880mg/Kg
調査年月日 平成21年7月27日

2015年7月の入浴メモより

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