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樹木の育苗研修会に参加

2014年06月18日 | お知らせ

こんにちは。島前担当の高橋です。
6/13(金)に開催された県内の林業普及員対象の樹木育苗研修会に参加してきました。
この研修会は年4回に渡る研修で、今回は第2回目となります。

第1回目は、スギとヒノキの播種(種まき)、スギ挿し木づくり・挿し付け作業を行いました。
2回目の今回は、①発芽し3㎝ぐらいに生長した幼苗を適切な密度にするための間引き作業、②根切り虫(コガネムシ)対策のための殺虫剤散布、③病気を防ぐための殺菌消毒剤散布、④これからの季節の大敵・雑草を抑えるための除草剤散布を行いました。

講師は、第1回に引き続き県緑化センターの瀧真司企画員です。

 

①間引き作業の様子

結構まばらな状態で発芽しています。

ピンセットを使って根気強く間引きを行います。

1回目の間引きは10㎝×10㎝(100cm)あたりに14本程度となるよう、形質や色の悪い苗をターゲットにひたすら抜いていきます。

間引き作業の後は、殺菌消毒剤(タチガレン500倍液)をジョウロで散布。

 

②殺虫剤散布(根切り虫対策)の様子

2年生ヒノキの苗畑で行いました。筋状に5㎝程度土を掘り、殺虫剤(粉)を手で散布します。

使用した薬剤は「トクチオン(粉末)」

 

③殺菌消毒剤散布(病気対策)の様子

2年生マツの苗畑にて。

動力噴霧器を使用して実施しました。

使用した薬剤は「キノンドー500倍液」

 

④除草作業、除草剤散布の様子

除草作業は苗畑作業の中で最も多くの労力を要します。

雑草を見つけたらすぐに取り除く。根を畑に残さない。これが基本です。

畝と畝の間は、除草作業を行った後、手動噴霧器で「ダイヤメート250倍液」を散布。

1月ぐらいは効果が期待できるそうです。

 

今回の研修で参考となったことは多々ありますが、一番大事なことは、苗畑の様子を日頃から細かくチェックして(できれば毎日)、異変があれば早めに対処する、ということであり、これに尽きると感じました。
苗の一部に枯れなどの異変が見つかれば原因を究明し、薬剤を散布したり追肥したり焼却するなどの対処を施し、経過を見守る。改善しなければ次の手を打つ...。その積み重ねこそが育苗技術の熟練につながっていくのだろうと感じました。
また、そのことを記録しておくことの重要性についても講師の瀧企画員から言及がありました。苗畑全体や苗の様子をデジカメ等で記録したり、作業日誌をつけておくことで過去の状況が判り、やるべきことや対処方法が見えてくる、しかもベストのタイミングで。ということですね。


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