大万木山登山~樹木を学ぶ~

2018年07月20日 | 授業&実習

 酷暑の続く7月19日(木)に、1年生の樹木の授業で大万木山(標高1,218m)に登山をしました。

 大万木山(おおよろぎやま)は飯南キャンパスのある飯南町で、琴引山(ことびきさん)と並んで町のシンボルの山です。1年生は初登頂となりますが、暑さに負けず頑張って登ります。

 ただ出発時に、「下山後に小テストやるよ。今日は全問正解するまで帰られないよ。」と先生からの一言に、樹齢100年を超えるブナの原生林や山頂付近から見える下界の風景を楽しむ余裕は果たして・・・。

 

 出発時、小テストのことを聞いた後なので表情が・・・。

 

 

 樹木の授業なので、実物を見ながら名前やその由来、特徴や用途を教えてもらいながら山頂を目指します。

 教えてもらった樹木を忘れないために、何度も名前や特徴を連呼しながら歩くA君とS君。

 「七回~かまどに~入れても~燃えない~ななかまど~~~」詩吟や歌舞伎のような抑揚で(笑)

 これなら、熊も寄って来なくて良いけど、他の樹木の名前が頭に入らないかも・・・

 

 

 暑いので、途中でしっかり休憩しながら山頂を目指します。「もうすぐ山頂じゃねえ?」「まだ半分だよ」「・・・」

 下で待機する先生と学生の様子を連絡しながらでしたが、「下界は37℃超えてます」の連絡に山の涼しさを感じてくれたのでは?と思います。1,000mで-6.5℃、こんな日でも大万木山の頂上は30℃以下なんですよ。

 

 出発から約2時間半、ようやく山頂に到着!!!

 山頂展望台の風景を楽しんだ後の昼食、今日はおにぎりやパンを買って来てる学生がほとんど。「パンは水分がなくていけんわ~」「口の中の水分が取られるわ~」なるほど!これも経験、夏山登山にはパンは向かないのかもね。

 山頂の大きなブナが作る木陰に感謝しながら、しっかり体を休めて備えます。

 

 山頂大ブナの前で記念撮影。荘厳なブナからパワーをもらって元気回復したところで下山します。

 

 下山後の表情、大きな山を登った達成感と全員元気に下山した安堵感から思わず表情が緩みます。

 この後の小テストも全員合格しました\(^O^)/

 

 先週から架線100時間講習を受けている1年生、久しぶりの屋外での授業も良かったかも知れませんね。

 頭だけでなく、体も適度に疲れてよく眠れたと思います。引き続き100時間講習も頑張ります!!!


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