木馬とシュラ (WOOD JOB 25)

2018年06月07日 | エトセトラ

 木馬(きんま:丸太を積み込んだソリ)を乗せて滑らせるレール状のものは修羅(シュラ)といいます。シュラに水?をかけているのは清めにの水というより摩擦抵抗を少なくし滑りやすくするためだと思います。
 木馬(きんま、ソリ)は分かると思いますが、シュラとはどんなものでしょうか、鉄道の線路に敷設されている枕木のように、小さな木の丸い面を上にして並べ、その上にソリを乗せ引き出す線路の様なものです。木馬をシュラに乗せると地面に直接置き引くより安定感と滑りが格段によくなります。
 たくさんの材を運び出すときにはシュラの横木に堅い木を使い油をかけたりしていました。
 映画ではシュラに木の皮が付いていますが、皮を剥げば滑りがもっとよくなると思います。
 学生たち木馬とシュラを使って丸太を運び出す労力に自分がするなら給与の二・三倍はほしいとのことでした。それを聞いていた実習補助のK嘱託さんに、勤める前、就職しても半人前にもならないのに金のことばかり言うな、就職したら金のことを言わずにまず仕事をどうすればよいかを考えろ!と怒鳴られ下を向いていました。
 次回は最大の見せ場についてお話しします。
YAS


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