益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

(有)岸高建設が「しまねの木」を使用した家の完成見学会を開催します。・・・上村(うえむら)の報告

2008年02月08日 | 木材
(有)岸高建設は、高津川流域林業活性化センターが登録を行う「乾燥材製品の供給グループ」のメンバーになっている工務店です。
 昭和48年に創業された後、思いどおりの家を建てたいという理由から、25年前より製材を始められています。また、材のストックもかなりの量を持っておられます。

 さて、(有)岸高建設が2月11日(月)AM9:00~PM5:00に益田市東町で完成見学会を開催されます。


 事前に現地を見に行ってみると、たまたま家の前を通りかかった方に、「きれいな屋根の家ですね。」と話しかけられ、地元の評判は良さそうです。
 上村(うえむら)も旅館のような家だなあ。と思いました。

●第1印象は「旅館のような家」と感じましたが、いかがでしょうか?

●施主の山から切り出された150年生のスギを使用されたそうです。

 家についてもう少し・・・
 延べ床面積は、約228m2の大きめの家で、柱は主に県産ヒノキを使用(ただし、玄関ホールの吹き抜けには樹齢150年のスギの通し柱があります)され、梁桁には主に県産スギを使用されているそうです。また、木材は約34m3使用(うち県産材は、約30m3 )されているそうです。
 ちなみに住んで安心「しまねの木の家」づくりバックアップ事業http://www.pref.shimane.lg.jp/ringyo/mokuzai/kinoie.htmlで、県産材の使用割合が70%以上あるということで社団法人 島根県住まいづくり協会から、県産木造住宅の普及PR活動経費として、20万円/件の補助金を受けているとのことです。

 最後に、昨年12月に構造見学会をした「乾燥材使用の家」(益田市遠田町)http://blog.goo.ne.jp/f-masuda_001/e/6ffc97f023501ce3800592cb19e289a8についても、3月に完成見学会をされるとのことですので、お楽しみに・・・


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