林業普及指導員REPORT

島根県東部農林水産振興センター 出雲事務所 
林業普及グループ REPORT

稼ぐ造材・採材・選別検討会~ひと山の価値を高める取組~

2019年12月19日 | 林業

 

 令和元年12月5日(木)、出雲市内の山林において島根県公社造林推進協議会(松江・雲南・出雲地区)主催による稼ぐ造材・採材・選別検討会が開催されました。斐伊川流域の林業における川上~川下関係事業体を対象にした本検討会は、適切な造材・採材・選別方法を学び、優良材や市場ニーズに即した原木を多く生産してもらうことで、森林所有者や林業事業体の収益向上を図り、ひいては林業公社造林事業の推進に資することが目的です。

 当日は(株)出雲木材市場の常務取締役 西本博光氏と原木課課長 山根典明氏、まるい林産(株)の業務課課長 池田茂稔氏の3名が講師を務められました。初めに現場実習として、あらかじめ伐倒していた数種類の木材について価値を高める採材方法を参加者で検討し、講師が解説をしながら実際に造材を行いました。その後、「ひと山の価値を高める造材・採材、市場ニーズに即した選別」をテーマに参加者で意見交換を行いました。

 今回の検討会が、林業全体の経営改善と島根県が推進する「伐って・使って・植えて・育てる」循環型林業の確立につながっていくことに期待しています。


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