福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

衆院選マニフェスト比較論 ~ 公平なマスコミ報道を望みたい

2009年08月02日 | オピニオン
衆院選に向けた各党のマニフェストの比較論が、テレビや新聞等のマスコミで盛んに報じられています。

同時に、前回の衆院選のマニフェストの総括も徐々に行われ始めたようですが、
4年前の公約がどんなもので、個別にどういった成果を挙げたのかについてはまだまだ低調な論評しか行われていません。

先日公表された政権与党の自己採点は非常に高得点でした。
ご都合解釈なのか、反省・自戒の言葉や姿勢が全くみられずに残念、と感じた方が大勢いらっしゃると思います。

マニフェストは口約ではなくて公約です。
与党の方々には、その実績と成果を堂々と報道を通して国民に語っていただきたい。
まずそれがなければ、今回のマニフェストを信じろと言われても無理があります。


これまでの与党政権に、素直に「イエス=合格」なのか「ノー=不合格」なのかの審判を下すのが今回の衆院選であると考えるのが判りやすい選択ではないでしょうか。


与野党のマニフェストの粗探しをして鬼の首を取ったように批判を叫ぶ政治特番の司会者や評論家が大勢いらっしゃいますが、番組を盛り上げるためだけの思惑で観る者を混乱させることだけはやめていただきたいと思います。

しかし、4年前の郵政選挙の時と比べて、確実にマスコミの報道やコメントの仕方も変わってきていることを感じます。
あの時の選挙は、次の国政のテーマが 郵政民営化と意味不明な構造改革だけしか無いような、それさえ唱えれば日本に国民に幸せな未来が待っているような、そんな錯覚に満ちたものでした。
本来中立的立場であるべきマスコミ・報道も、有権者をある方向に導いていったように感じていたのは私だけではないと思います。

当時、そんな異常さに疑問を呈し、あるいは否定して、その後に待ち構える今の日本の状態を冷静に予測した評論家の方々もいましたが、邪魔者扱いされるように、気がつくと報道番組から外されていく。
今度こそ有権者の皆さんは、偏ったマスコミや評論家に決して惑わされないでいただきたいと思います。


街頭活動では、そんな訴えもさせていただいていますが、

「心配ご無用、小泉郵政選挙のような手口はもう通用しないよ。
 よーく思い知ったから国民はもう騙されない。
 安易な投票が自分の暮らしを苦しくする事を身をもって学習しているよ!
 今度の選挙を通して同じ苦しみを味わってもらいたい議員がたくさんいる。
 そんな大切な一票を絶対に無駄にしない。」

そんなお言葉を市内の大勢の有権者の方々からいただいています。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp