福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

終戦記念日を間近にして~平和の尊さと戦争の悲惨さを改めて考える季節

2007年08月11日 | 活動報告
猛暑も今がピークでしょうか、真夏日の連続(何かの記録を更新するかも?とさえ言われているようですね、定かでなくてすみません…)。

夏が夏らしく暑ければ、景気と農作物の作柄には好影響。とは言え、外での活動には辛い季節。ばてないよう、栄養補給に気を使う毎日です。

お盆休み本番を迎え、社会も夏休みモード。
何処かへ遠出したい気もしますが、我が家の夏休みはここ数年子ども任せ。
少しずつ大人の階段を昇り始めたせいか、ご他聞にもれず家族揃っての旅行を計画するのにも熱意?が感じられない今日この頃ですが・・・、どうなることやら。

さて、この時期は終戦記念日間近ということもあり、テレビの特番などでかつての大戦を反芻する季節でもあります。
平和の尊さと戦争の悲惨さを改めて思い知り、反戦への思いを新たにします。

戦後世代の私たちが経験したことのない戦争の恐ろしさと狂気。
国権の発動は戦闘行為であってはならないことを、
わずか62年前のまぎれもない歴史の事実を忘れてはならないことを、
今年は、広島、長崎、沖縄、そして国内外のいたるところで繰り広げられた戦禍の様相をまとめた「NHKハイビジョン特集」や「はだしのゲン」が連夜放送され再認識させてくれます。

「平和と安全な水はタダが当たり前(悪く言うと「平和ボケ」)」とも言われる日本ですが、戦争は絶対にありえない!と言い切れないところに様々な問題が潜んでいます。
人類の歴史や、今も世界のあちこちで止むことのない局地紛争が、絶対は無いことを証明している気がします。

これまでに何度も観て読んだ「蛍の墓」を今年もまた家族で読み返そうと思います。
有事の名の下に、個人の夢や希望はことごとく黙殺されて、人の運命を大きく歪める戦争という所業。
今年も本の読み手は夫ですが、いつもどおり涙のためきっと最後まで読み聞かせ出来ないことでしょう。
空しくて切なくてやるせなくて・・・。

一昨日、昨日と、市の教育委員会そしてPTA連合会と会合や意見交換会を持ちましたが、常日頃から行う本当の意味での平和教育の大切さを改めて確認する良い機会になりました。

かつて図らずも時代に翻弄され、無念のうち命を捧げた方々、人生を不本意に捻じ曲げられてしまった方々に心から哀悼を捧げたいと思います。
何よりも尊いものは命。
そして、自分の思いのままに人生を選択し生きられること。
絶対に守り通さなくてはいけないことを心に期して・・・。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp