アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

北国の新緑

2016年05月21日 | アーバンライフ

ここ北国(札幌近郊)にも遅い新緑の季節がやって来た。

昨日、税金の払い込みのため郵便局へ行ったのだが、その帰り道、エリフィン道路(サイクリングロード)を通ると、新緑に彩られていた。

長い冬の間のモノクロの世界と何と異なる風景だろう。

日差しもあって、汗だくになりながら帰宅したが、それでも気温は23℃でしかない。帯広や北見では30℃を越えたとラジオが伝えていたから、この先、どこまで暑くなるのか気にかかる。

道路沿いのお宅にめずらしい桜が咲いていた。
たぶん、「千島桜」だと思うが、個体差もあってよくわからない。

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野党共闘広がる

2016年05月20日 | ドラミング

沖縄でまた、不幸な事件が起こってしまった。
外国に居住する場合、その国と国民に対する尊敬の念が自然と生まれるものだが、軍人・軍属の場合は、そうはならないらしい。

やはり基地をなくさないかぎり、このような不幸な事件を根絶することはできまい。

夏の参院選挙。
一人区での野党共闘が広がり、全32選挙区での共闘が見えてきた。

昨日、残っていた4つの選挙区の内、和歌山での共闘が成ったとのうれしい便りが届いた。

残るは、三重、香川、佐賀だが、三重は、民進党岡田党首の地元でもあり、また、市民運動の皆さんもがんばっているようだ。

蛇足:今回の沖縄の事件、今朝の新聞(朝日)は、閣僚の一人が「時期がまずい」と語ったと伝えているが、オバマが広島入りする直前でなかったらいいというのか、と反問したくなる。いい加減にしてくれ!

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ご臨終

2016年05月19日 | アーバンライフ

遂にと言うべきか、さもありなんと言うべきか、パソコンが死んでしまった。

ちょうど1週間前、スリープから目覚めず、すったもんだの末奇跡的に目覚めていたのだが、結局、HDDがダメになったらしく、今度は永遠の眠りについてしまった。

結果、件のPCは修理に出すことになった。
幸いなことに、先週目覚めた際に、データのバックアップや、再セットアップに使用するイメージを作成・保存したので、修理が完了すれば手早く元の環境に復帰できるのではと思っている。

いずれにせよ、小生らが使うパソコンは、この程度の信頼性なのだと言うことを日頃から自覚しておく必要があろう。

という訳で、しばらくは、家内のPCに間借りすることになりそうである。

 

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第17回口頭弁論~泊原発廃炉訴訟

2016年05月18日 | ドラミング

昨日午後、札幌地裁805号法廷で第17回口頭弁論が行われた。

傍聴希望者80余人と多く抽選となったが、今回は運よく当たり籤を引き、傍聴することができた。

初めに、原告弁護団から基準地震動についての質問が出され、被告弁護団との間でやりとりがあったが、声が小さくほとんど聞き取れず、何が問題なのかよくわからなかった。

100人から収容できる大きな法廷なのだから、この点も考慮して審理して欲しいと思った。

次いで、原告弁護団が選任した川原Sさんによる意見陳述が行われた。要旨は、別項の通り。

この後、次回の日程調整があり閉廷となったが、この程度の審理をいつまで続けていても事態の進展にはつながらないのではとの思いを強くした。

陳述要旨

1.なぜ廃炉訴訟の原告となったのか

原告の一人であります川原(かわはら)と申します。
昨年まで北海道の高校の教員をしていましたが、現在は大学の教員です。1980年に高校の教員として最初に赴任した道北の下川町で、高レベル放射性廃棄物問題が起き、その反対運動に関わったことから、以後原発や核エネルギー問題に関心を持ってきました。

2011年3月11日に起きた東日本大震災とそれにともなって発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故は、私の人生に大きな衝撃を与えました。1986年4月にチェルノブイリ原発事故が起きた後、高木仁三郎先生や広瀬隆氏の著作を読み、いつかこのような深刻な原発事故が日本でも起きるのではないか?と思っていました。

しかし、3・11の福島原発の事故によって、私は痛烈な後悔と反省の念を抱かざるを得ませんでした。それは、このような深刻な原発事故が起きるのではないかということを知っていながら、結局3・11まで、私は何もしてこなかったということでした。原発を作らせない運動にも動かさない運動にも参加することなく、せいぜい署名活動に協力するくらいでした。

なによりも、高校の教師でありながら、自分が教えている生徒たちに、自分が知っていたことをしっかりと伝えてこなかったのでした。3・11以後、私は、まず目の前の生徒たちに自分が知っていることをしっかりと伝えようと思いました。そして、さらに日本の全ての原発を止め、廃炉にするための具体的なアクションに積極的に参加しようと決意しました。そのような思いから、この裁判の原告にも名前を連ねさせて頂いています。


2.福島の避難区域を訪れて見てきた原発事故後の実態

2011年の5月から、自分が教えている生徒たちだけではなく、広く一般の市民に向けての「原発出前授業」というものを始めました。これは、原発のしくみや福島原発事故の経過、放射能や核エネルギーの様々な問題について、市民に向けてわかりやすく面白く伝えるという講演会ですが、今年の5月ですでに350回を超えました。当初は原発や放射能についての授業が中心でしたが、2013年からは毎年福島県を訪れて、私自身が直接自分の目で見た被災地や避難区域の実態や、地元の住民の方々から直接お話を伺って聞いてきたことなどを、私の「原発出前授業」の中で紹介させて頂いています。

最初に福島県を訪れたのは原発事故から2年経った2013年の3月でしたが、広範囲にわたって避難区域が指定され16万人もの住民が避難を余儀なくされていました。沿岸地域にはまだあちこちに破壊された家屋や流された車、がれきなどが散乱していました。

なぜ2年経っても片付けられないのかと聞くと、これらすべてが放射能に汚染されている放射性廃棄物なので簡単に処理することが出来ないからということでした。もうひとつ驚いたのは、福島県内のどこの道を走っていても、道路沿いのあちこちに除染によって放射性廃棄物が詰められた黒い袋(フレコンバッグ)が積み上げられた異様な光景でした。それは、人が住んでいない避難区域だけでなく、多くの人が住み続けている市街地の中のあちこちにも積まれていたのでした。このようなフレコンバッグは、いずれ各自治体の「仮置き場」か、最終的には「中間貯蔵施設」に持っていかれる予定だとされています。それまでの間の「仮仮置き場」としてそこに置かれているというのですが、5年経ったいまでも、いまだ福島県内のあちこちの「仮仮置き場jに大量に積まれたままになっています。

昨年、福島第一原発からわずか数キロの浪江町に入ってみました。巨大津波に襲われた請戸地区にはまだ津波の傷跡があちこちに残っていました。一方、駅前の市街地の方は津波の被害を免れたものの、いまだに避難指示が解除されず全くの無人の街(ゴーストタウン)となり、地震で崩れた商店街の建物はそのままになっていました。


3.原発事故は「人格権」の侵害であり、憲法違反です

福島第一原発の事故から5年の月日が経っているのに、いまだに9万人以上もの避難者が、そこで生まれ育ち、そこで働き生活をしていた「ふるさと」に戻ることが出来ないでいるのです。原発事故は、大量の放射性物質によって環境を汚染し破壊するだけでなく、そこに住んでいる人々の土地・家・仕事・生活・人生をも根こそぎ奪ってしまうのです。仮設住宅にはいまだ2万人ちかくの人々が暮らしていますが、劣悪な住環境の下、長期化する避難生活で体調を崩したり、ストレスで心を病む人も増えているそうです。

このような人たちに、憲法第25条の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」は保障されているのでしょうか。「ふるさと」を奪われ、いまだ戻ることもできない避難区域の住民にとっては、憲法第22条に書かれている「居住・移転の自由」も、第29条の「財産権」も、まったく保障されていないのではないでしょうか。

浪江町の馬場有町長は、「憲法第13条に謳われている、幸せになる権利は、私どもにはないのか」と述べられていますが、およそ日本国民であれば憲法上、最大限尊重されるべき個人の生命、自由及び幸福追求に対する権利が、福島県の放射能汚染地域から避難を余儀無くされている人々にはまったく保障されていないのではないでしょうか。これは、あきらかな「人格権」の侵害であるといえるでしょう。このような「人格権」を侵害する具体的な危険を生じさせる原発事故は、万が一にも、この国で再び生じさせてはならないと思います。そのためには、現在日本にある全ての原発は再稼働させるべきではなく、泊原発をはじめとする全ての原発はすみやかに廃炉にむけての措置をとるべきであると考えます。

賢明なる裁判官におかれましては、このような福島第一原発事故がもたらした未曾有な環境破壊と地域住民に対する人権侵害の実態をしっかりと認識された上で、日本国憲法と法令に基づき、法の番人としての厳格かつ公正な判断を下されることをお願いして私の意見陳述を終わらせて頂きます。 

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五輪招致疑惑

2016年05月17日 | ドラミング

昨日の衆院予算員会でも議論になったが、当時の五輪招致委員会がコンサル料として支払った2億円を越える金が、実はIOC理事らの買収費用だったのではないか、という疑惑が持ち上がっている。

これは、それをスクープした英国紙が描いた関係図だが、エンブレムにしたらという「つぶやき」まで現れた。

 

この問題は、フランスの検察当局が捜査に入っているようで、今後の展開がどうなるかに注目が集まっている。

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ブニアティシヴィリさん登場

2016年05月16日 | 音楽三昧

昨夜のNHKクラシック音楽館。
うわさの美人ピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリさんが登場しました。

2月17日、サントリーホールで行われた第1831回N響定期演奏会で、シューマンのピアノ協奏曲を弾きました。指揮は、N響の常任指揮者、パーボ・ヤルビ氏。

ブニアティシヴィリさんは、グルジアのトビリシ出身の23歳。
幼少の頃からその優れた才能が注目され、著名なアルゲリッチさんやクレーメル氏などと共演する一方、ホロヴィッツ国際ピアノコンクールに優勝するなど、実力の持ち主です。

また、コンサートでは、その個性的な容姿で観客を魅了しています。昨晩の放映でも、大胆なデザインの衣装を纏っての登場でした。

他に、R.シュトラウスの交響詩「変容」と「ツァラトゥストラはこう語った」が合わせ演奏されました。

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電通はどこへ?

2016年05月15日 | ドラミング

13日の金曜日。
舛添東京都知事のえげつない公私混同ぶりに注目が集まったが、「つぶやき」業界での関心はむしろこちら。

英国紙が伝えたスクープ記事のイラスト(関係図)から、いつの間にか「電通」が削除されたものがメディアでは使われているのだという。

この「つぶやき」に、26,000を超えるリツィートがあったのは、この問題の深刻さを物語っている。

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白熱討論~樋口陽一・小林節著「”憲法改正”の真実」

2016年05月14日 | ドラミング

護憲・改憲派の両重鎮が徹底的に明らかにした自民党「改憲案」の中身とは?

 

「2015年9月19日をもって、日本の社会は異常な状態に突入した。この日可決したとされる平和安全法制整備法と国際平和支援法、いわゆる「戦争法」は、明らかに憲法に違反する。憲法が否定され、権力者による憲法破壊が行われた状態を許しておくわけにはいかない」というのが、この両重鎮の問題意識である。

かって自民党のブレーンでもあった改憲派の小林節氏。
「粗にして卑なる」現政権による「改憲」などナンセンスと反旗を翻し、夏の参院選では、新たに「国民怒りの声」を起こして安倍政権の打倒に向かう。

中には、専門的な領域もあり読了に苦しんだが、自民改憲案の何と低俗で危険性に満ちたものかがよくわかった。(お勧め度:★★)

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ご苦労さま~池田真紀さん

2016年05月13日 | ドラミング

先の衆院北海道5区補選で善戦した野党統一候補の「池田真紀」さんが共産党を表敬訪問。志位委員長はじめ、幹部の人たちから歓迎を受けた。

記事は、本日付けしんぶん赤旗から。

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ベランダー

2016年05月13日 | アーバンライフ

この春から「ベランダー」になろうと準備している。

つまり、ベランダで細々ながら野菜作りにトライしようというわけである。

ただ、車を手放してしまったこともあり、資材、特に重量のある腐葉土や肥料などを手に入れるのに苦心している。

春先に、農協がこれらの資材を販売した際に購入し配達してもらったのだが、実際に作業をしてみると、かなり足りないことがわかった。

そこで追加で購入したいのだが、数量がまとまらないと配達不可とのことでどうするか困っている。

ちょっとしたことだが、ベランダーへの道は容易ではないと思い知らされた。

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