アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

日本の戦後史~九条の会

2016年03月08日 | ドラミング

6日午後、九条の会が主催する学習会があり参加した。
「戦後日本の歴史を考える!」というテーマで、後藤さんとおっしゃる専門学校の教師の方が講師をつとめた。

この講座は、昨年好評だった戦前編に続き、戦後編の内の第1回で、終戦(敗戦)から1953年の朝鮮戦争の終結までの時期について、ポツダム宣言と戦後民主主義、憲法制定、冷戦の激化と朝鮮戦争等、主たる歴史事実の確認と検証を行おうというものである。

聴衆は、30名ほど。
シニア世代が大半であったが、中年の男性も何人かおられた。

特に印象に残ったのは、朝鮮戦争における人的被害のすさまじさである。太平洋戦争における日本人の戦死者は300万人とされているが、朝鮮戦争の死者は、北朝鮮250万人、韓国150万人、中国100万人、米国5万人であったというから驚く。加えて、離散家族は1,000万人を数える。

こうした事実をきちんと押さえておかなければ、現在の朝鮮半島情勢を正しく理解できるはずがないと思った。

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