2月22日、上京した際、サントリーホールで「ウィーン放送交響楽団演奏会」を聴いた。
まだ36歳という若いドイツ出身の指揮者のもとで、ベートーヴェンやブラームスの大曲を溌剌と演奏するアーティストたちに共感を覚えた。
プログラムは、
・ベートーヴェン 「レオノーレ」序曲
・ベートーヴェン 交響曲 第7番
・ブラームス 交響曲 第2番
の3曲。
特大の交響曲2曲を含むテンコ盛りで少々疲れた。
特に、ベートーヴェンの7番は、6日に札幌Kitaraで聴いたばかりだった。
ただ、ブラームスの第2番が良かった。
彼が作曲した4曲の交響曲で、日頃耳にするのは、1番と4番。馴染みの少ない2番だったが、冒頭の管楽器によるユニゾンを聴いただけでブラームスのそれとわかる豊麗な音の重なりを楽しんだ。
会場は8割ほどの入りで、遠来の演奏者たちには少し寂しかったかも知れないが、彼(彼女)らの熱い演奏には盛大な拍手で応えていた。