イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

読んだもの

2006-01-08 14:57:11 | 
秋月昭彦, 瓜生聖著「SEのトホホな舞台裏」を読む。amazonの該当ページ
ありがちな体験談が語られる。
つまりSEと依頼者の間のコミュニケーション不足に端を発する問題が
多いということですな。
もしくは、依頼者の中の人の間のコミュニケーション不足とか。

鹿島茂著「モモレンジャー@秋葉原」。amazonの該当ページ
以前読んだ本が面白かったので借りてみました。
正直、残念な本です。
週刊誌の連載をまとめたものらしい。
タイトルは、「今話題の秋葉原に女性編集者
(小さいころは男の子に混じって遊んでいた"モモレンジャー")を連れて
行って見た」という話に由来する。
本を買うための資金か、買った結果の借金の返済のためか
著者は連載を10本ほど持っているそうな。
するとネタに詰まるのは当然だろう。
悪貨は良貨を駆逐する。

しかし、後半の19世紀フランスを中心にした歴史考察は面白い。
特に、犬の糞の都パリでは現在では毎日10トンずつ排出され、
年間数百人が滑って怪我をしているというが(エイトク調べ)、
19世紀の古書でそれに言及しているのは皆無だという。
この本ではその理由が明かされるのである。
と、宣伝めいたところで私の感想は終わり。
知りたい人は読んでください。

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