イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

些細なことではありますが

2009-01-18 16:40:25 | 日記
仕事などでいろいろな人と話をしていていつも気になる言葉遣いを3つ。

1. 「きぞん」
「既存」を「きぞん」と読む人のなんと多いことか。
これ、正しい読みは「きそん」であります。
お客さんや、うちの会社のパートナーがミーティングなどで
「きぞん」と読んだ後に私が話すとなると大変やりづらい。
相手は気にしていないのだろうけど、私としては気になるので
なるべくこの単語は使わないように話すことに。
あまりににごって読む人が多いせいか、
試みにパソコンで「きぞん」を変換してみると「既存」が出てきました。

2. 「鑑みる」
正しい語義は、「~に照らし合わせて考えてみると」であるから、
正しい使い方は「~に鑑みると」。
「~を鑑みる」と使う人が圧倒的で、こちらも正しく使っている人には
ほとんどお目にかかったことがない。
挙句の果てに、私の書いた文章まで直されてしまうとは・・・

3. 「すべからく」
このブログでも前に書いたかもしれないけれど、
「すべからく」は「全て」ではありませんので。
「すべからく」は「べし」と対になって使われる言葉。
例えば、
「部下を持つ人はすべからく部下の個性を把握し、意思疎通に気をつけるべきだ」
という具合。

お気をつけあそばせ。

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