モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

モンテッソーリ全国大会(in福井)報告

2019年08月12日 | モンテッソーリ学会(全国大会)
先日、モンテッソーリ全国大会(学会)に参加してきました。
今年は福井。
 
基調講演では、日本聾話学校の元校長先生が出会った、
生まれつき耳の聞こえないお子さんとお母さんの話。
先生が一生忘れないとおっしゃった出会い。
 
耳が聞こえない子の目を見て、
「どうしたの?」と話しかけ続け、待ち続けたお母さん。
大人は、子どもを操ることを放棄し、信じて待つこと。
子どもは「扱われた」ように他者を「扱う」ということ。
完璧な子育てが子どもを育てるのではなく、
心をかけること、待つことが子どもを育てる。
「待つ」とは。
自分の心を問われる内容でした。
 
歴史ある大きなモンテッソーリ園のお話では、
地域で広めていった過程をお聞きすることができて、興味深かったです。
 
子どもの家アイアイは、
園のように毎日の活動ではありませんが、
モンテッソーリの普遍的な考えを
少しずつでも広めていきたいと思いました!
 
最終日の講演も、とてもよかったです。
絵本作家の かこさとしさんは、福井出身。
お元気であれば、対談を予定されていたそうです。
息子も大好きだった、かこさとしさん。
その他多数。
アイアイの子どもたちも必ず借りていく大好きな絵本です。
 
最後に、和太鼓の演奏。
車屋正昭さんとしろきこども園職員の共演。
プロの車屋さんの演奏はもちろんですが、
先生方の演奏がすばらしかった!
和太鼓の練習をいつされているんだろうと感心してしまいました。
 
そして、子どもたちに和太鼓を指導していたときの話が印象に残りました。
子どものパッとしない表情を見て、もっといけるんじゃないか?と、
どんどんやっていったら、子どもたちが生き生きしたそうです。
 
「●歳だから、これくらいだろう」と思わないこと。
もちろん、次々に与えていくということではないですが、
子どもたちの力を見くびってはいけないということですね。
 
そして、
海外に和太鼓を広めた車屋さんの
夢を語ると必ず叶うという話。
 
今回は、名古屋の研修で一緒に勉強している友人と行ったのですが、
「有言実行だね」と夢を語り合いながら帰ってきました
 
恐竜博物館も行ってきましたよー。
福井でしか見られない恐竜もたくさん。
ぜひ子どもたちと行ってみてくださいね。
 
1年に1度お会いする先生とお話したり、
また全国のモンテッソーリ園の先生方ともお話させていただき、
とても貴重な3日間となりました。
ありがとうございました!
    

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