天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

「改める」ためのポイント

2013年02月01日 | 橋下徹
 橋下氏が「改める」ためのポイントをつぶやいてくれています。そして何と言っても橋下氏の決断、実行のスピードは、サプライズを呼び、他の事件にも良い波及効果を与えているものと思われます。それまでの殻を打ち破り、成長させる愛のムチとは、こういうことだとも示してくれているように思います。
 教育委員会、JOCなどの遅く、間違った対応との違いも際立ち、やみくもな橋下批判も減ってきたように思われます。空気が変わるかも。以下、橋下氏のツイッターより抜粋。

2013年01月30日(水)
オリンピック女子代表チームにも暴力指導。桜宮高校の問題は、もう日本のスポーツ指導の在り方全体まで遡って考えなければならない問題となった。すなわち体育系の大学や、教育大学の授業、クラブの在り方まで遡って考えなければならない。暴力指導は連鎖する。
posted at 09:53:18
スポーツ指導において暴力指導を受けた者で、それを指導の一環と受け取ったり、愛情だと感じた生徒は、自分が指導者になった場合に同じ指導をする。自分が受けた指導を正しい、その指導のおかげで自分は成長した、ありがたいと思っているのだから当然だ。
posted at 10:01:20
日本のスポーツは、学校のクラブ活動と一体となっている。クラブ活動の指導者は、最終的に体育大学か教育大学で養成されるはずだ。日本の体育大学や教育大学はどのような指導方法を教えているのか。ここが問題の根源になるだろう。暴力指導は連鎖する。教員も生徒も保護者もそれを良いものと思っている
posted at 11:49:44
桜宮の体育科は、体育大学、教育大学の一歩前の体育の専門家を養成する場所。ここでの指導方法は重要だ。ここで間違った指導方法を教えると、間違った指導方法が連鎖する。体育科所属の教員の多くが間違った指導方法をやっていた以上、体育科をいったん閉めるのは当たり前。
posted at 11:51:47
そう感じていたけど、それが間違い。ラグビー部の体験が今の僕を作っているが、暴力指導方法がなくても今がある。催眠から覚めました RT @narupy0117: あなたはどうだった?あなたが今あるのは、あの時の指導があったからと思ってませんか?
posted at 11:53:50
結局日本のスポーツ指導論は進化していなかったのですね。旧態依然とした指導方法を継続していたのが桜宮高校体育科であり、日本の体育大学や教育大学なのでしょう。 RT @yukunpapa: 日本のスポーツ指導現場は、スポーツマネジメントという視点で進化すべき時に来たのでは。
posted at 13:30:52
それでも僕は生活指導の現場においてはどうなのか?まだ疑問があります。文科省や教育委員会の建前論と現場での声がかい離しているのではないか?ここは全市調査をします。
posted at 13:33:48
スポーツ指導の現場でそのような指導方法は不要です 。生活指導の現場と混乱しないようにRT @sphorse: そうは言っても言葉で理論的な説明をして判る生徒には良い事でしょうが、愛のムチで体でないと覚えられないような生徒は結局見捨てられて行く事になる。一律でルールを決める事は両刃
posted at 15:32:50
教育委員会が、桜宮高校の新しいカリキュラムを決定した。暴力指導が横行していた桜宮のスポーツ指導方法は一から見直さなければならないので実技科目は一端休止。まずは座学中心で生徒に考えてもらう。これはもはや体育科ではない。入試方法は受験生に配慮して体育科と同じ方法。
posted at 15:36:09
体育科と同じ入試方法を採用することを捉えて、体育科の入試中止は玉虫色だとか、看板の掛け替えだとか批判されたが、カリキュラム内容を見れば分かる。これは体育科ではない。ゆえに、受験生に誤解を与えないためにも、体育科の入試は中止すべき。
posted at 15:37:46
改革は最初の方向性を確定させることが重要。方向性が決まれば専門家が中身を詰めることができる。方向性を決めるのは最後は政治家しかいない。体育科の入試を継続していたら、ここまでのカリキュラムの変更はできないだろう。体育科として入学してきたのに、実技科目をなくすなんてことはできない。
posted at 15:39:29
そうなると結局これまでの継続性を維持。お茶を濁した改革しかできない。桜宮のスポーツ指導を立て直すには、これまでのやり方を一から見直さなければならない。まずは新入生を普通科でお迎えする。座学中心で、最新のスポーツ指導理論等を勉強してもらう。
posted at 15:41:36
クラブ活動の強豪高校では暴力指導を容認する風潮がある。これは小学校、中学校を通じて、そのような指導が行われ、全国大会を目指す生徒も保護者もそれを正しいと思っているからだ。暴力指導を正しいと思っているスポーツ指導者が日本には数え切れないくらいいるだろう。
posted at 15:44:26
桜宮高校での在校生や保護者、そして受験生にも多くいるだろう。ここをまず変えなければならない。在校生やその保護者からクラブ活動の再開を求める声が起き始めている。順番が違う。まずは学校で起きた自殺事件を考えること。そして学校の過ちに気付くこと。そこからスタートだ。
posted at 15:46:17

2013年01月31日(木)
オリンピック女子柔道代表チームにおける暴力指導の問題につて関係団体の対応が全て後手後手に回っている。団体の対応もグダグダだ。これは問題が生じ、対応しなければならなかった一番初めの段階で、安易に継続に走ったからだ。混乱が生じないことを一番重視し、本気で変える意思が弱かった。
posted at 09:11:52
変えるのは大変なエネルギーが必要。混乱があっても最初に道筋をきっちりと示すことが最重要であり、これがトップ・責任者の役割。女子柔道の関係団体はここを誤った。だから監督もそのまま継続。会見も後手後手。初動が重要。悪いことは悪いと確定的に評価。問題の本質を絶つ。安易な継続は厳禁。
posted at 09:17:06
桜宮高校の一件も、メディア、在校生、受験生、その保護者の意見の通り、体育科入試を継続していたらどうなっていたか。当該顧問だけの交替で、他のクラブは普通に活動を続ける流れになっていただろう。在校生や保護者も、クラブ活動や試合にこれまでと同じように全力を注ぐようになっていただろう。
posted at 09:22:12
教育委員会も自らの問題点を徹底的に深堀りする動きにはならなかったであろう。とにかく最初が重要だ。悪いことは悪いと確定的に示す。そして本質的な負の連鎖を断つ。ここから方針は定まる。学校を変えるのは、教員だけでなく在校生や保護者。桜宮はあまりにもクラブ活動に偏り過ぎている。
posted at 09:24:48
公立であるにもかかわらず、あれだけの施設。クラブが全てとなっても仕方がない。そしてそのような意識の生徒・保護者が集まる。しかし、間違ってはいけない。高校はクラブで勝つことだけが目的の場ではない。長い人生、クラブで勝つことも重要だが、それ以外に学ぶべきこともある。
posted at 09:30:00
特に体育科は新しいスポーツ指導も学ぶ場だ。桜宮においてはクラブでの勝利に偏り過ぎていたと言うのが教育委員会の判断。在校生や、特に保護者にはその意識はないだろう。これは仕方がない。クラブ目的で入学したのだから。しかし第三者的に教育的視点で見るとやはり偏り過ぎていたと言う評価。
posted at 09:32:22
ゆえに桜宮では新しく、ヒューマンマインド、スポーツマインド、コーチングマインド(仮称)などの科目を設置すると教育委員会は決定した。これまでの桜宮の教育には欠けていたものがあったのだ。これを在校生や保護者に認識してもらうのは大変な労力が必要。皆問題ないと思っているから。ここが勝負だ
posted at 09:35:16

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