天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

憲法記念日

2009年05月03日 | Weblog
 今、阿修羅像が人気のようだ。阿修羅は正義を司る神、帝釈天は力を司る神といわれる。阿修羅は、帝釈天と戦っては負け、戦っては負ける。光明皇后は、阿修羅像の表情にその想いを重ね合わせた。

 阿修羅は、本来、太陽神、自然。
「人間は、自然の一員であり、自然、理性に従って生きなければならない。
人間の共同体を一つに結び付けている正しさは一つであり、それを定めたのが、一つ一つの法である。
一つの法がどんな書き方をしていようが、書いていようがいまいが、自然法に従わなければならない。
自然法に反する実定法に効力は無く、実定法に欠けている領域は、自然法が補完する」

 十七条憲法を制定した聖徳太子。明治維新には、近代法治国家を目指した江藤新平。今はオバマと「力」との戦いは続く。仏教で「阿修羅」とは「天に非ず」人間らしく絶えることのない戦いを憂う正面の顔、その横顔は自信に満ち溢れているようにみえる。

「神すら従わざるを得ない普遍的真理がある」

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