http://howtocarveroastunicorn.blogspot.jp/2011/10/sherlock-game-is-on.html
FBF1にたくさんのレスポンスをいただき、ありがとうございます!
やっぱり、いくらなんでもおおざっぱ過ぎたので、1にすこしだけ補足を(アップした時刻がごらんのとおり午前3時半、半分寝ぼけてもいまして・・・)。
格闘のあともみだしなみは大切♪
「ボクのカードを使えよ」
シャーロックが自分の財布をジョンに自由にさわらせる・・・ここは個人的にかなりの萌えポイントであります。おサイフって、プライベートなものですよね。親兄弟にもあんまり中を見てほしくないのに。この時点で、ふたりのあいだでは、おサイフはほぼ共有エリアとなっていたわけですね。
(ちなみにクレジットカードはカード名義人以外が使ってはいけません)
共有エリアを拡大してみました
(見づらいですが)
「シャーロック」をずっと見てて感じるのは、ジョンとシャーロックの関係って、要するに「個人情報が存在しない関係」なんですね。たがいに秘密が一切ない。プライバシーも一切なし(パソコンやメールのパスワードさえも(笑))。それでも別に不満を感じない者同士だけが、真のバディになれるわけですね。
「シャーロック」にはすべてのものごとに意味がある。この銀行名には、なにかかくされた意味があるんでしょうか??
「ともだち」
「どうりょう」
シンプルにわからない。なぜジョンはわざわざ「同僚」と訂正を??
シャーロックが旧友に見栄をはるダシに使われたくなかった?
それとも、仕事だから公私混同したくない?
「ピンク色の研究」ではシャーロックはドノヴァン巡査にジョンを「同僚」と紹介するけど・・・
ところでちょっと話がもどりますが、セバスチャンはここで「前に会ってから8年だっけ」と言ってます。大学卒業から8年だとすると、シャーロックがまだ30才前になってしまいますね?大学院にでも行ってたんでしょうか?それともイギリスの有名大学には、日本とは異なる制度が?
ちなみに、正典のホームズについても、ケンブリッジとオックスフォードのどちらの大学へ行ったのかが長年議論されているそうです。
セバスチャン。
うーむ・・・なぜ彼の名はセバスチャンなのか?
深読みにすぎるといわれればそれまでなんだけども、モファティスがシリーズ3でモラン大佐は登場しないと宣言しましたよね。それってもしかして、「死を呼ぶ暗号」でモラン大佐のファーストネームであるセバスチャンを使っちゃったのも、理由のひとつなのでは・・・
(セバスチャン・モラン大佐は原作でモリアーティの右腕の極悪人として描かれている。狙撃の名手。ライヘンバッハの滝をよじのぼろうとするホームズを銃撃して、ホームズの肝を冷やさせた。「空き家の事件」でホームズに捕まる。ガイ・リッチーの映画版にも登場しました)
まあ、印象に残る名前ですから、このイヤミな銀行家のキャラクターがより際立ったのは、良かったとは思います。
このショットが非常に好き。
はじめはセバスチャンとシャーロックを映し、
ゆっくりとしたトラベリングショットで・・・
キャメラが動くとともに、ジョンが見えてくる。
かつての友人(?)から、真の親友へ。
シャーロックの人生の変化を、映像によってあらわしているんですね。
小切手をうけとって、ジョンの安堵のためいき。
ものすごくほそおおおく息を吐くんですよね(笑)うまい!
ぴょこん
彼は、欧米のファンダムが "Random Sexy Extra" と呼ぶエキストラの人。他のエピソードにもちらっと出てるんだったっけ?ちょっと忘れましたが、とにかく「エキストラにしとくにはもったいないほどカッコいい」と言われている(笑)
こっちのエキストラ君のことも誰かなんか言ってあげて!
シャーロックをさがせ♪
ジョンとシャーロック、あらたな冒険のはじまりです。
次回は、これだあっ!
Sherlock - A Study in Cinematography
(高画質フルスクリーン推奨)
FBF1にたくさんのレスポンスをいただき、ありがとうございます!
やっぱり、いくらなんでもおおざっぱ過ぎたので、1にすこしだけ補足を(アップした時刻がごらんのとおり午前3時半、半分寝ぼけてもいまして・・・)。
格闘のあともみだしなみは大切♪
「ボクのカードを使えよ」
シャーロックが自分の財布をジョンに自由にさわらせる・・・ここは個人的にかなりの萌えポイントであります。おサイフって、プライベートなものですよね。親兄弟にもあんまり中を見てほしくないのに。この時点で、ふたりのあいだでは、おサイフはほぼ共有エリアとなっていたわけですね。
(ちなみにクレジットカードはカード名義人以外が使ってはいけません)
共有エリアを拡大してみました
(見づらいですが)
「シャーロック」をずっと見てて感じるのは、ジョンとシャーロックの関係って、要するに「個人情報が存在しない関係」なんですね。たがいに秘密が一切ない。プライバシーも一切なし(パソコンやメールのパスワードさえも(笑))。それでも別に不満を感じない者同士だけが、真のバディになれるわけですね。
「シャーロック」にはすべてのものごとに意味がある。この銀行名には、なにかかくされた意味があるんでしょうか??
「ともだち」
「どうりょう」
シンプルにわからない。なぜジョンはわざわざ「同僚」と訂正を??
シャーロックが旧友に見栄をはるダシに使われたくなかった?
それとも、仕事だから公私混同したくない?
「ピンク色の研究」ではシャーロックはドノヴァン巡査にジョンを「同僚」と紹介するけど・・・
ところでちょっと話がもどりますが、セバスチャンはここで「前に会ってから8年だっけ」と言ってます。大学卒業から8年だとすると、シャーロックがまだ30才前になってしまいますね?大学院にでも行ってたんでしょうか?それともイギリスの有名大学には、日本とは異なる制度が?
ちなみに、正典のホームズについても、ケンブリッジとオックスフォードのどちらの大学へ行ったのかが長年議論されているそうです。
セバスチャン。
うーむ・・・なぜ彼の名はセバスチャンなのか?
深読みにすぎるといわれればそれまでなんだけども、モファティスがシリーズ3でモラン大佐は登場しないと宣言しましたよね。それってもしかして、「死を呼ぶ暗号」でモラン大佐のファーストネームであるセバスチャンを使っちゃったのも、理由のひとつなのでは・・・
(セバスチャン・モラン大佐は原作でモリアーティの右腕の極悪人として描かれている。狙撃の名手。ライヘンバッハの滝をよじのぼろうとするホームズを銃撃して、ホームズの肝を冷やさせた。「空き家の事件」でホームズに捕まる。ガイ・リッチーの映画版にも登場しました)
まあ、印象に残る名前ですから、このイヤミな銀行家のキャラクターがより際立ったのは、良かったとは思います。
このショットが非常に好き。
はじめはセバスチャンとシャーロックを映し、
ゆっくりとしたトラベリングショットで・・・
キャメラが動くとともに、ジョンが見えてくる。
かつての友人(?)から、真の親友へ。
シャーロックの人生の変化を、映像によってあらわしているんですね。
小切手をうけとって、ジョンの安堵のためいき。
ものすごくほそおおおく息を吐くんですよね(笑)うまい!
ぴょこん
彼は、欧米のファンダムが "Random Sexy Extra" と呼ぶエキストラの人。他のエピソードにもちらっと出てるんだったっけ?ちょっと忘れましたが、とにかく「エキストラにしとくにはもったいないほどカッコいい」と言われている(笑)
こっちのエキストラ君のことも誰かなんか言ってあげて!
シャーロックをさがせ♪
ジョンとシャーロック、あらたな冒険のはじまりです。
次回は、これだあっ!
Sherlock - A Study in Cinematography
(高画質フルスクリーン推奨)
まず、シャーロックが"Take my card."と言った時に、ジョンは"You could always go yourself. You've been sitting there all morning."と皮肉っぽく言っています。なぜ自分だけが食料調達係なのだ、といらついているのだと思います。そして、重い買い物袋を下げて帰ってきたら、何とシャーロックがジョンのコンピューターでメールを読んでいる。自分のコンピューターは寝室に置いてあるから、とか言って。パスワードを入れないと見られないようになっているにも関わらず、シャーロックはそのパスワードを1分以内で解読したよ、としゃあしゃあと言っていのけるので、ジョンのシャーロックに対するいらつきは頂点に達したと思います。この流れから、セバスチャンに「友人」と紹介された時に、まだいらつきが収まらないジョンは、少し意地悪く「同僚」と訂正したのではないでしょうか。
私は、ジョンに「同僚」と訂正された後のシャーロックの悲しそうな顔と、セバスチャンに"We hated him."と言われた時の悲しそうな顔に胸を締め付けられるのです。イギリスの心理学専攻の学生さんが、この悲しそうな顔を指摘して、シャーロックはこれらの場面で気持ちが傷ついているのは明らかだから、アスペルガーでもsosiopathでもない、と力説しているサイトがありました。(以前リンクしたサイトです。)
次回のインターカム・シャーロックも好きな場面ですので楽しみです!
そうかあ、どうも思考回路がブロマンス化してるので、以前「ともだち」「どうりょう」やりとりについて考えを書かせていただきましたが、PCのことで単にジョンがイラついてたってほうが自然ですね(*^_^*)
プライバシーが存在しない関係とは!
出会う前は、それぞれプライベートゾーンが人よりも広かったはずの二人にとっては、奇跡ですよね。
だから、それゆえ、周りにも誤解されやすいのでしょうけど。
私このあとの、レストランのシーンが好きです。ジョンがもぐもぐしてるところです(*^_^*)
なので暗号回は結構うちでは人気です(*^_^*)
私も「死を呼ぶ暗号」のリピート率はかなり低めですが、こうやって細かいところを指摘して注目させてくれるとやっぱり楽しいですね。
第1話からぐっと二人が近づいた感じで始まったのにジョンの「同僚」発言。
「一人で持てるも~ん」と少し嫌味を言いながらお買い物から帰ってきたら自分のPCを使われていたのでいらついていた。
なるほどと私も思いました!
このお話で好きな場面といって思い浮かぶ数少ない(!)ひとつまさかまさかぴょこんの後のエキストラさんを切り取ってくれるとは。。
何ともいえない表情がいいんですねぇ。
海外のファンダムさんも注目してるんですね。そんな情報も嬉しいです(笑)ありがとうございます!
そしていよいよあれですね(笑)
楽しみにしています\(^o^)/
きっと何処かですでに言われていることとは思いますが、シリーズ1は少年期の奢り高いシャーロック(恋/友情も恐怖も挫折も知らない、)シリーズ2は大人になる過程のシャーロック(恐怖を味わい、友人を助けるために自分の死を演出→悪魔の身方というよりは天使側につく決断をする。)そして制作者め、シリーズごとに起承転結の「転」までしか描かないんですよね。おかげでファンは次のシリーズの結が見たくて仕方がない。
シリーズ1のテーマはワトソンとの関係の構築とモリアーティの紹介だと思うのですが、「死の暗号」はそのどちらでも「承」の役目を担っているんですよね。だからさりげなく、2人の信頼関係がどんどん深くなる。さらにモリアーティが陰の人物としてちょこっと言及される。だから第3話の「転」がすごく納得して理解できる。
そしてシリーズ2では、2人の関係とモリアーティの恐怖をもとにして、ホームズが大人になる過程をまたもや「起承転」で描く。
ということはシリーズ3は大人のちょっと渋いホームズなのでしょうか。。。シャーロックの成長劇になっているところが憎いです。
それにしても、米国ではスタートレックのオープニングがせまりました。今回のボストン事件が解決しなければせっかくのオープニングに影が差すところでした。そういう超私的感情でも今回の事件の目鼻が1週間でついてほっとしています。
>プライバシーも一切なし(パソコンやメールのパスワードさえも(笑))。それでも別に不満を感じない者同士だけが、真のバディになれるわけですね。
書かれてあるのに、同感!もありますが、もしかすると ジョンは知られたくないこともあるけど、どうせバレテしまうので、諦めている、その状況を受け入れている、様にも見えます。Sherlockは、知られたくないことは、質問されても答えない。ジョンは、そんなシャーロックを受け入れている・・・ジョンは、本当にいい人です。
>シンプルにわからない。なぜジョンはわざわざ「同僚」と訂正を??
シャーロックは旧友のセバスチャンに、ジョンを友人と思っているので、そのとうりに伝える。ジョンは、セバスチャンがどう思うか分からない(Boyfriend またはGay だと思われたくない )ので、同僚、と伝える。と、思うのですが・・・
オット、仕事に戻ります。また、近いうちにお邪魔します・・・
あのグレアム・ノートン・ショウに、ベネさんとクリス・パインがそろって出るそうです!また下ネタでイジられないか心配ですが(笑)マーティンみたく、ひらりとかわすことができるかばっちん!
「友人・同僚」の場面は、セリフは最小限ですが、その背後にある情報量の密度が高いと思います。以下の括弧内は、私のinterpretationです。
Sher: This is my friend, John Watson.
Seb: Friend?(お前に友人なんかいたっけ?)
John: Colleague.
Seb: Right. (そうだろう。お前に友人なんかいるわけないよな。)(この時セバスチャンは左手で首を掻きながら、小馬鹿にしたようにシャーロックを一瞥してジョンと握手。シャーロックは一瞬傷ついた表情を見せるものの、セバスチャンの腕時計を既に観察している。)Right.
John: (無言。Collegueと訂正した事を後悔しているような表情。)
三人共、表情の演技が実に上手いんですよね。ちなみに、嫌みなセバスチャンを演じたBertie Carvelという俳優さんは、”Hawking”ではBC演じるスティーヴン・ホーキングの大学時代の良い友人役でした。
ジョンのいらだちがずっと続いていたというのは、わたしもなるほどと思いました。
人のメールまで勝手に見といて「友だち」もないもんだ、って感じでしょうか(笑)
おっしゃるように、このシーンの3人の演技はすばらしいですね。
シャーロックの寂しい表情も、胸に沁みます。
ただ、他人にどう思われようとシャーロックは我関せずのはずでは・・・
という気も、しないでもないのですけれどね。
ジョンが「同僚」と訂正するのは、やっぱりわたしには意図が釈然としないですね。
もうちょびっとだけわかりやすく描いていただきたかったです。
(自分の理解力不足を棚に上げて(笑))
>嫌みなセバスチャンを演じたBertie Carvelという俳優さんは、
”Hawking”ではBC演じるスティーヴン・ホーキングの大学時代の良い友人役でした
ええっほんとですか!
Hawking見直さなきゃ~!!!
教えていただいてありがとうございます。
セバスチャンは、シャーロックの良い友人だったとは言えませんね。
話しぶりから察するに、単なる顔見知りというだけではなかったようですけれど。