ともに生きるということ

12月2日放送の「した」では、「とんねるずにもう一度逢いたい」にノリさんの恩師である古沼先生が登場！
ベルトコンベアーに先生のすがたが見えた瞬間、ノリさん腰くだけ（笑）

「おかげです」のコントで、帝京野球部の前田監督のモノマネはしょっちゅう見たおぼえがありますが、サッカー部監督の古沼先生のモノマネはやってましたっけ？

（ワンフーの間では）かの有名な「ノリさんタバコでレギュラー外され事件」が再現VTRで流れました。その合間には、当時の公式試合をつたえる実際の映像も。

このコーナーでは、高校時代のとんねるずをとらえた激レア映像が流れるのも楽しみなんですよね。とんねるず自身「よくこんな映像残ってたなあ～」とおどろくほど。帝京時代のノリさん、くせ毛ふわふわで・・・どうみても木梨猛なんだよなあ（笑）

さらに、帝京高校サッカー部創立50周年記念行事にマーガレットとして参加したときの映像も。こりゃ盛り上がっただろうなあ～

しかし、今回の古沼先生登場には、ある目的があったのだった。ただ旧交を温めるためだけではなかった！恩師のふか～い愛情ゆえ、あえて愛弟子に強めにつたえたいことがあったのであーる。

それは・・・「木梨、禁煙しろ！！！」

いやーすごいっすね。
このアイディア、いったい誰が考えついたんでしょう。すばらしすぎです。

ワンフーはみなさんそうだと思うけど、わたしもノリさんの喫煙は、よけいなお世話と思いつつ、ずーーーーっと気になっていました。タカさんはやめたんだし、ノリさんにもできればやめてほしい・・・と。

なので、禁煙命令を出してくださって、テレビの前で思わず「古沼先生ブラボー！！」とさけんでしまった（笑）

たしかに、古沼先生以外のいったいだれが、ノリさんの喫煙をとがめることができるであろうか！？

おそらく、まわりのスタッフや家族もなんとかしてノリさんに禁煙させようと、長いあいだ画策していたのではないでしょうか。それで、30年前のあの事件を思い出しただれかが「古沼先生でいこう！」と言い出したのでは。いいなあ。愛を感じるぜ。

そうなんです。タカさんにもノリさんにも元気でいてもらわなくっちゃあ困るんです。
わたしたちワンフーは、これからもずうっととんねるずと共に生きていきたいのだから。

「とんねるずにもう一度逢いたい」のようなコーナーを見ていると、つくづく感じるんです。
長年のファンであれ、日の浅いファンであれ、とんねるずのワンフーになるということはこれすなわち、とんねるずと人生を共有することを意味するのだと。

古沼先生や久松先生の話を聞けば、ワンフーもとんねるずと同じように「ああ、あの時のことね」と・・・まるでそれが自分自身の青春の１ページででもあるかのように、郷愁にひたることができる。

野球部とサッカー部が共有していたせまいグラウンドや部室、帝京の理事長やおつきの人、みどりやのおばちゃんさえも「思い出す」ことができる。それは、「彼ら」の青春であると同時に「われら」の青春でもあるのです。

これって、なんか、すごい。

自分たちの人生を、青春そのものを、ファンのまえにさらけだし、共有させつづけてくれるとんねるず。その深い愛と勇気に、わたしはほとんど畏敬の念すら抱いてしまう。

モジモジくんにしても、そうです。黒タイツ姿で黄色のボードの前に立ち「モジ男！」「モジ三！」とさけぶとんねるずのすがたは、20数年前とほとんど変わっていない。同じコーナーを、同じノリで20年以上やり続けた芸人って、日本のバラエティ番組史上、ほかにいないんじゃないでしょうか。

「持続は力」とむかしからタカさんはよく言っていました。デビュー後30年が過ぎようとするいま、彼らにとっての「持続」とはなんなのか。

ただ数字をとりつづけることだけではない、それをさらに超越した何かを守りつづけようとするそのストイックなまでの頑固さ。けっしてマイナー路線に逃げることなく、常に「レギュラー」の座をまもりつづけてきた彼らの人知れぬ努力・・・

なあ～んて、おおげさに語ったりなんかしたら、逆にとんねるずに叱られそうだけど。
「重くなることはかんたん。軽くありつづけることこそ、むずかしい」という青島幸男氏のことばを思い出します。

さあ、はたしてノリさんは禁煙に成功するのか！？
ふたたび古沼先生にめっかって、怒られることのありませんように！
そして、修徳の鈴木はいつ登場するのだろうか！？
ていうより、修徳の鈴木ってだれ！？