クルマニアックス車楽の果てし無き独断暴走

マイペースで書いでぐんし。筋トレメインで書いでぐんしども、クルマ/バイクの試乗だばガッツリ秋田弁で書いでぐんし。

バイクメーカーの名前の由来①[KTM]

2024-09-20 18:41:00 | 車楽の好きなもの·拘り
1934年、オーストリア·ザルツブルク州·"Mattinghofen"にて、エンジニア"Hanz Trunkenpolz"により創業。当時は自動車修理工場で、後に"DKW"製オートバイ/オペル製自動車"の販売にも進出。第2次世界大戦中は、ディーゼルエンジンの修理で繁盛。
戦争が終わり仕事が減ると、1951年"ROTAX(現:BRP)"エンジンを搭載した初の自社製オートバイ(プロトタイプ)を製造、1953年に発売する。"R100"は1953年のオーストリア125㏄選手権/1956年ISDTを制覇する等オフロードで活躍するが、ラインナップはオンロードモデルやスクーター等が主力だった。また初期は"MV AGUSTA"のエンジンも使用していたが、後に自社開発エンジンに切り替えられた。

1953年迄は"KTM"としての制作は行われておらず、金属加工会社"Kraftfahrzeug Trunkenpolz Mattinghofen(クラフトファールツォイク·トゥルンケンポルツ·マッティングホーフェン/Kraft=オーストリア語で[製造]/Fahrzeug=オーストリア語で[乗り物])"として、従業員20名で一日3台のペースでオートバイを作っていた。
1954年にその頭文字を取った"KTM"ブランドとしてオートバイ製造を開始。
1955年、実業家"Ernst Kronreif"が同社の主要株主となり、"Kronreif & Trunkenpolz Mattinghofen"に改名された。

今、KTMの花形モデルは"DUKE"シリーズと呼ばれるネイキッドモデルである。元々、数多くのオフロードバイクモデルを輩出してきたメーカーだけに、特にDUKEシリーズには最低地上高やシート高の高さが見受けられる。


Kronreif: Ernst Kronreif
(エルンスト·クローノライフ/資産家·実業家)

Trunkenpolz: Hanz Trunkenpolz
(ハンス·トゥルンケンポルツ/創業者)

Mattinghofen:
(オーストリア·ザルツブルク州·マッティングホーフェン/創業·本拠地)



KTM: 1290 SUPERDUKE R
このモデルに搭載されている"LC8"型は、水冷V型2気筒1,301㏄DOHCユニットで、[132㎾(180㎰)/9,500rpm]のパワーと[140N·m(14.3㎏f·m)/8,000rpm]のトルクを発揮、[189㎏(191㎏/EVO)]そこそこの車重を引っ張っていく。アクセルON時の加速力は軽量·軽快で、正に"野獣"と称される程の動力性能だった印象。今回、初めて堪能する公道試乗が如何なるモノなのか、今から楽しみで致し方無い。


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