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最後まで愉しもう

さあ、いよいよ万博もあと11日。

もうこれで終わると思うと、いろいろやり残したことなど、
ああすればよかった、いまからこうすればいいかなどと考えてしまい、
反省やら、後悔やら、焦りやら、頭と心が右往左往してしまう。

でも、半年間の市民パビリオンで学んだ大切なことの一つは
「人は、正しいことではなく、愉しいことに参加する」ということ。
最後まで愉しむことが大切だ。

ワンガリ・マータイさんの飛び入り等からはじまった、対話劇場でのメッセージ。
最終日9・25のメッセンジャーは、
あのマハトマ・ガンジーのひ孫さんの登場だ。

戦いあい、殺し合いう世界に
「無抵抗」という地球の愛しかたを示したマハトマ・ガンジー。
その遺志を引き継ぐ人が、愛・地球博の最終日に来る。
これには何か深い意味がありそう。

万博の最後を飾る25日。
ただ話を聞くだけではなく、
ガンジーさんとともに最後の一日を愉しみたいと思う。
どのように愉しむか。
最高のアイディアを持っているひと、ぜひぜひ教えてください。

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楽しくオリジナルに、足元から健康に

海上広場において5月1日~31日まで開催して大好評だった「みんなで手作り布ぞうり」が9月に入って再登場。今回も午前中でワークショップの予約が一杯になってしまうほど好評で、自分のオリジナル布ぞうりを作った来場者に笑顔が溢れた。プロジェクトを主催する「さわやかネットワーク」は、安城・豊田・岡崎・高浜などの地域の人々が集まって、子ども達や老人に布ぞうり作りを伝える活動を行っている団体。物の大切さを未来に伝え、人間の役目を改めて感じてもらうため、今回愛・地球博に参加した。これからの時代を生きる人々に、日本の伝統的文化が健康にやさしいことや、資源の大切さを伝えていきたいとメンバーは語る。
布ぞうりの一番の効用は、足のつぼ刺激。外反母趾の予防にもなり、健康効果が期待できる。また、指で挟んで履くことで、足の発達に繋がるなど、子どもの足の健康な成長に大変効果があるという。今回来場されたお客様は「1時間30分近くかかって、汗だくになったが、楽しかった」また「万博会場でオリジナルの物が作れて本当に嬉しい」など、自分の作った布ぞうりを見ながら、満面の笑みを浮かべる来場者が多く見られた。
「みんなで手作り布ぞうり」のワークショップはで9月14日から16日、9月24日・25日に行われる予定。
(※参加には要実費、材料がなくなり次第終了。混雑時や雨天時は受付を中止する場合があります)

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土の楽器が奏でる「森の声」

プロジェクト「オカリナ・ヒューマン・コンサート」が、オカリナワークショップとコンサートを開催した。
前半のワークショップでは、プロジェクトリーダーであり、プロのオカリナ奏者でもある鈴木夏織さんの指導のもと、市民参加プロデューサー・小川巧記さんや特別ゲストのモリゾー&キッコロと共に、来場者も参加してオカリナ演奏を楽しんだ。演奏したのは森をイメージしたフレーズ。優しく、不思議なこのフレーズは、鈴木さんとプロジェクトメンバーが昨年11月に実際に森を歩き、「音を探すワークショップ」を行った際に、それぞれが見つけた「森の音」をまとめて生み出したもの。このフレーズを元に、作曲家の河合和貴さんが全六章から成る楽曲「Forestone 」を創り上げ、後半のコンサートで「音のインスタレーション(創り上げる芸術作品)」として披露された。
森の木々から落ちる水の雫や、雫が集まり流れていく川。木々の間を渡る風の音。傷つけられた森や、新しく芽生えた命……これらのものが、シンセサイザーやハープなどの音と共に、およそ170個のオカリナによって奏でられ、対話劇場が音の森に包み込まれた。

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「織り」と「染め」の饗宴

昨日の対話劇場は「染め物一色」。午前中は開幕以来、海上広場を盛り上げてきたプロジェクト「あなたと共に『紡ぎのコミュニケーション』」が対話劇場でさをり織りや草木染作品によるショー「さをりファッションライブ」を実施した。
ステージショーに続いて、ゲストとして御年92歳である「さをり織り」の創設者・城みさをさんがステージ上からスペシャルコメントを発信。城さんは一見、コミカルな語り口で「自分というものを見つけられたか、これを一番問題にしたい。自分の本当にやりたいものを見つけられれば死ぬことは怖くない。そのように生きられたら極楽です」と「さをり織り」に込めた自身の思いを来場者に伝えた。続いて、染めの専門家である名古屋造形芸術大学の横井敏秀教授は城さんとの出会いについて「自分は教える立場にあるが、城先生の“ダメはない。全てOK”という言葉に教育の枠を超え、ものづくりの本質を見て、衝撃を受けました」と語った。最後に今年4月に亡くなられた故岡本敏子さんの、生前「地球を愛する100人」として収録されたメッセージビデオが会場に放映された。プロジェクトリーダーの須藤弘子さんは「さをりの創設者である城みさを先生と、さをり織りを理解し、愛してくれた岡本敏子さんの対談を実現したかったけれど残念ながらかないませんでした。改めて岡本さんのご冥福をお祈りしたいと思います」と思いを語った。
午後からは昨日から対話ギャラリー・スポット企画スペースにて展開しているプロジェクト「自然と人との歳時記・秋まつり」が湖南師範大学客員教授・柴田玲甫さんを招いてのトークショーや琴・三味線の演奏などを華やかに展開。ステージイベントとしてのフィナーレを迎えた。ステージ上には「十二支の色」を使った染物が置かれ、柴田さんは十二支にあてられている漢字の意味や、染める際に用いる植物や色について紹介。十二支全ての説明が終わった後に「我々の生活は自然と共にある」と柴田さん。「先祖達は今まで『自然の叡智』を繰り返し利用してきた。我々も次世代の人々に『自然の叡智』を伝えていかなければならない」と訴えた。
プロジェクト「あなたと共に『紡ぎのコミュニケーション』」は海上広場にて9月25日まで行われ、染め体験も9月16日から体験できる。プロジェクト「自然と人との歳時記・秋まつり」は対話ギャラリーにて、9月18日まで展示を行う。

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一本の木には一万羽の鳥が住む

「アジアの静なるエコロジー」と題して、ミャンマーで仏教的環境思想を実践するウ・オン氏が森の維持・保全・改善法について、文化人類学者で環境運動家の辻信一さんと共にトークイベントを行った。オン氏は、1927年ミャンマー(旧ビルマ)中部、サガイン近郊に生まれた78歳。マンダレー大学を卒業後、教職を経て4年間ウェールズ大学へ留学。林学を学び、帰国後は森林官となり、以後30余年林野行政に関わった。そして82年から86年にかけて、ポッパ山自然公園の環境再生事業を陣頭指揮し、国際的に高い評価を受け大きな成果をあげ、今もなお世界各地で植林作業を行っている。森林再生の鍵は「その地に住む人が理解し、協力して行うこと」と語ったオン氏。ポッパ山の再生活動の結果、山の泉が生き返った時も、「コミュニティーをあげて、一人一人が少しずつ力を合わせたから」と、持続的な活動と多くの人々の熱い思いで繋がる自然の掟について語った。「私が思う仏教思想は、平和の思想。人々と協力しながら持続可能な世界を広げていきたい。森の再生もその一環」と語った。また「一本の木に一万の鳥が住む」ということわざをあげ、「木を植えることは森を育てること。そして、無数の命を育むのは森。だから、森を守り、森を作っていこう」と呼びかけた。最後にオン氏は「一人一人にできることから始めてほしい。そして自分を信じて一緒に頑張りましょう」と、来場者に語りかけた。

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一足早い「実りの秋」―ライスブランケット

「おばあちゃん、稲刈りやったことがあるの?」鎌で稲を刈る祖母の手際の良さに、孫が目を輝かせる。5月に種蒔きをした稲の刈り取りが始まった、海上広場「ライスブランケット」のコーナーでそんな光景が見られた。「ライスブランケット」とは、洋服を作る際の端材を「反毛」という技術で綿に戻し、それを材料に作ったフェルト生地で種籾を挟んだものを水田に敷いて稲を育てるという、新しい稲作技術による製品。農薬を使うことなく雑草の生育を抑えるので、無農薬化と草取りなどの省力化が図れる上、布製なので曲げても破れることがなく、過疎地域に多い棚田など形が不揃いな田でも利用できる。プロジェクトリーダーの溝口達雄さん(左写真)は「ライスブランケットはまだ商品化に向けて開発の段階だが、今回初めてプランターでの栽培に挑戦して成功した。これを生かして将来的にはベランダで稲を育てることができるセットを売り出し、各家庭で稲を育ててもらうことができたら」と語る。身近に「ミニ田んぼ」を置き、日々成長する稲の姿や、そこに集う小さな生き物たちに触れ、最後には自分たちで育てたお米を家族でいただくことは、子どもの成長にも良い影響を与えるのではと、すっかり日に焼けた顔で語る溝口さん。稲は成熟を待って順次刈り取り、9月24日(土)・25日(日)には収穫を祝う「収穫祭」を開催する予定。
まだまだ残暑が厳しい海上広場。しかし、愛・地球博もラストスパートを迎えるこの時期、重そうに黄金色の頭を垂れた稲穂を揺らす風が、少しずつ秋の気配を運んでいる。
http://www.expo-people.jp/daily_news/news/index.php?pno=178

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ぐんぐん伸びる、広がる「紡ぎのコミュニケーション」

海上広場を訪れた人の目に飛び込んでくる、鮮やかな布の帯。「目指せ!2005m」を合言葉に始まったプロジェクト「あなたとともに『紡ぎのコミュニケーション』」は、愛・地球博スタート開始当初から、海上広場での人気プロジェクトの一つとなっている。このプロジェクトでは「織り」と「染め」のワークショップを開催し、「織り」では、材料・織り方・長さなど全て自由に織ることができ、老若男女、障害の有無を問わず楽しめる「さをり織り」を来場者に体験していただいている。さをり織り体験枠には、会場を訪れた人が少しずつ織っていき、全長2005mの布の織り上げを目指すものと、好きなように織って完成したものを持ち帰ることができるものの2種類がある。プロジェクトリーダーの須藤弘子さんは「万博期間中だけで2005m織ってもらうのは不可能だろうと思ったので、昨年の9月からプロジェクトを始めたが、予想より多くの人が参加してくれたので会期半ばの6月には2005mを達成してしまった。今では『どれだけ長く織ることができるか』挑戦している」と語る。9月9日現在さをり織りの長さは2822m、参加者の合計は25495人である。「染め」では会場周辺に生育する植物や、愛・地球博公式参加国で使用されている染料などを使って来場者に染め物体験をしてもらっている。こちらは9月16日~25日まで行う。須藤さんは「さをり織りに参加してもらうことで様々な方々と交流することができたのが一番の収穫」と語る。中には家族ぐるみでこのプロジェクトのボランティアを行っている人もいるとか。プロジェクト「あなたとともに『紡ぎのコミュニケーション』」は9月25日の万博終了日まで行うが、荒天時や参加を希望される方が多い場合は、受付を見合わせることもあるのでご注意を。「みなさんも海上広場に気晴らしに、おしゃべりをしに来ませんか?」と須藤さんは笑顔で語った。
9月12日(月)には、さをり織りや草木染の作品によるファッションショー「みんなで紡ぐファッションライブ」が、対話劇場で開催される。

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市民パビリオン 入場者100万人達成!

昨日午前中、市民パビリオンの来場者数が100万人を突破し、対話ギャラリーにて記念セレモニーが行われた。
100万人目の入場者となったのは、愛知県一宮市からいらっしゃった小出睦さん(写真左)。この日は友人の池口さん(写真右)と市民パビリオンを訪れたところ、100万人目となった。「突然のことで驚いた」と小出さん。セレモニーでは小出さんと池口さんの手によってくす玉が割られ、色鮮やかなリボンと共に「祝 市民パビリオンご入場100万人」のメッセージが現れると、その場に居合わせた多くの来場者や、パビリオンスタッフから大きな拍手が送られた。その後小出さんには記念品が贈呈された。
小出さんは既に愛・地球博を7回訪れている。「あと3週間程で万博が終わってしまうのは少し寂しい。万博を訪れて良い思い出ができればと思っていたが、今日は良い記念になった」と笑顔を見せた。
愛・地球博もラストスパート。市民パビリオン&海上広場は、会期終了の9月25日まで、「時代のエンジン」となる輝く市民の力を、来場者のみなさんにご覧いただきます。

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【祝】市民パビリオン来場者100万

我らの運営する市民パビリオンが来場者100万人を迎えました。
そんなに来たんですねー。

100万人目の来場者をスタッフやメディア関係者がまだかまだかとエントランスで待ち構え、来場者にとっては
「何事???」
と思ったかもしれないが、そのときはやってきた。

なにもわからず、入ったお客さん。

スタッフが目配せ、サインを送り、

「こちらにどうぞー」

といって囲みつつ、簡素な式典セット中央へ。

MC登場。

「おめでとうございます!!!ただいまより市民パビリオンご入場100万人目のお客様をはじめさせていただきます。」

多少(???)強引ながらも100万人目の方を取り囲み、式典スタート。

MC「100万人目の方はご夫婦ですか?」
お客さん「いえ、違います。」
MC「カップルのお二人です。おめでとうございます。」

ナイスなMCとともに式典が進み、記念品贈呈、くす球などで盛り上がりました。

おめでとうございます。



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9月7日(水)人と共に暮してきた馬とのふれあいを取り戻そう

プロジェクト「人と馬とのやさしい関係」が、「馬と文化」をテーマに馬が歴史や文化などに及ぼす影響などを紹介。馬の有用性や優秀性について、作家であり RDA Japan副理事長である吉永みち子氏が「ニッポン人と馬」と題しトークを行った。日本人と馬の関係は、農業と共に始まり、日本の神話の中で農民と共に命の基本である食を支える存在として描かれているという。日本の馬と西欧の馬は役割が異なり、西洋の馬が軍人と共に戦う「戦いの象徴」であったのに対し、日本では畑を耕し、堆肥をつくり、木の切り出しを助け、人間の移動にも役立つ、生活に密着した存在であったことが分かる。日本は生活の様々な場面で人と馬が密接な関係を築いてきたはずなのに、戦後は世界でも類をみないほど馬を激減させた国であるといわれてる。なぜそのようになったかと言えば、人と共に生活してきた馬が明治以降、「軍馬」として徴用され「兵器」として扱われるようになった。「生きた農業作業用具」から「生きた軍事作業用具」へと使用目的が変化したからである。また、自動車が開発されて馬の役目から運搬や輸送が喪失し、馬の主な活躍の場は娯楽産業が主となった。現在は、競争馬の割合が突出しているが、実際に馬に触れた事のある人は少なく、動物としての馬の存在が現実味の無いものになっているという奇妙な現象がおきている。人間の将来に危機感を感じている吉永さんは最後に「これから生きる子ども達にとって動物に触れないという状況は良くない。ふれあいから始まる教育もあり、そこから素敵な大人となれるので、これからの教育にどんどん馬を役立ててほしい」また「高齢者の乗馬など、福祉の場でも馬を活用した活動もできるはず。積極的に多くの方が馬と触れ合って欲しい」と、これからの馬の可能性について語り、トークは終了。
「人と馬とのやさしい関係」は、9日まで対話劇場で講演会やトークイベントを行う。

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