昔は祝日になると日の丸を掲げる家が多かったが、最近では本当に少なくなりました。
「旗日」という言葉も「絶滅危惧種」ですかね.....。
国旗を掲げるどころか、今日が何の日で休みなのかということも知らずに遊び回っている若者よ。
今日は昔で言えば新嘗祭。農作物の恵みに感謝する日でした。
今の法律では「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日ということになっています。
働けること、それによって物や金を手にできることに感謝し、子どもであれば働いてくれる大人に感謝する日なんですよ。
フリーターとかニートとか気取っている人、今日ばかりは「働く」ということをもう一度じっくり考えてみてはどうでしょう?
「働く」という語は平安時代以降に生まれたようですね。
で、もともとは単に「体を動かす、動く」という意味だったものが、後に「精を出して仕事をする」「努力して作業をする」という精神的な意味も加わったとのこと。
この過程で「人」と「動」を合体させた「働」という国字ができたようです。
おもしろいのはその語源。
「ハタ」から派生したようです。
「ハタ」というのは物の動く様子を表す言葉で、バタバタとかパタパタという擬態語、擬音語もここから生まれているそうです。
「ハタとひらめく」というときの「ハタ」も同じでしょうか?
「バッタバッタとなぎ倒す」の「バッタ」もそう?
それが「はたらく」という動詞になったということは、やはり「働く」とは「バタバタする」ことなんですね。
バタバタ働いて、心を亡くして「忙しく」なる。
うまく辻褄が合いますね。
因みに、関西でよく言われているという「ハタが楽やからハタラクや」というのは完全な俗説のようです。
でも、これはこれで哲学的だと思いますが.....。
外国の言葉に目を向けると、アメリカで勤労感謝の日にあたるのがLabor Day。
laborはwork、task、jobなどと比較して「つらい」「苦しい」というニュアンスが含まれるようで、laborだけで「産みの苦しみ、陣痛」という意味もあります。
また、よく知られているように、フランス語で「働く」を表すtravail(トラバーユ)がえいごではtravel(トラベル)。
昔は旅も命がけの労苦だったことは想像に難くありません。
ドイツ語で「働く」はArbeitだそうで、これが日本ではちょっとした仕事を表す「アルバイト」として使われています。
彼らの労働は日本人には「ちょっとした仕事」にしか見えなかったということでしょうか.....。
なんだか、西洋の「労働」に対する考え方がかいま見えますね。
彼らには日本人の「ワーカホリック」など絶対に理解できないでしょう。
苦痛なら少しでも減らしたいのはあたりまえ。
チェコ語で「強制労働」を意味するrobotaからrobotという造語が生まれたのも納得がいきます。
「ロボット」に代わりに働いてもらい、人間は苦痛から解放されたい。
そんな思いが伝わってきますね。
※応援してくださる方はクリック(↓)をお願いします!
「旗日」という言葉も「絶滅危惧種」ですかね.....。
国旗を掲げるどころか、今日が何の日で休みなのかということも知らずに遊び回っている若者よ。
今日は昔で言えば新嘗祭。農作物の恵みに感謝する日でした。
今の法律では「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日ということになっています。
働けること、それによって物や金を手にできることに感謝し、子どもであれば働いてくれる大人に感謝する日なんですよ。
フリーターとかニートとか気取っている人、今日ばかりは「働く」ということをもう一度じっくり考えてみてはどうでしょう?
「働く」という語は平安時代以降に生まれたようですね。
で、もともとは単に「体を動かす、動く」という意味だったものが、後に「精を出して仕事をする」「努力して作業をする」という精神的な意味も加わったとのこと。
この過程で「人」と「動」を合体させた「働」という国字ができたようです。
おもしろいのはその語源。
「ハタ」から派生したようです。
「ハタ」というのは物の動く様子を表す言葉で、バタバタとかパタパタという擬態語、擬音語もここから生まれているそうです。
「ハタとひらめく」というときの「ハタ」も同じでしょうか?
「バッタバッタとなぎ倒す」の「バッタ」もそう?
それが「はたらく」という動詞になったということは、やはり「働く」とは「バタバタする」ことなんですね。
バタバタ働いて、心を亡くして「忙しく」なる。
うまく辻褄が合いますね。
因みに、関西でよく言われているという「ハタが楽やからハタラクや」というのは完全な俗説のようです。
でも、これはこれで哲学的だと思いますが.....。
外国の言葉に目を向けると、アメリカで勤労感謝の日にあたるのがLabor Day。
laborはwork、task、jobなどと比較して「つらい」「苦しい」というニュアンスが含まれるようで、laborだけで「産みの苦しみ、陣痛」という意味もあります。
また、よく知られているように、フランス語で「働く」を表すtravail(トラバーユ)がえいごではtravel(トラベル)。
昔は旅も命がけの労苦だったことは想像に難くありません。
ドイツ語で「働く」はArbeitだそうで、これが日本ではちょっとした仕事を表す「アルバイト」として使われています。
彼らの労働は日本人には「ちょっとした仕事」にしか見えなかったということでしょうか.....。
なんだか、西洋の「労働」に対する考え方がかいま見えますね。
彼らには日本人の「ワーカホリック」など絶対に理解できないでしょう。
苦痛なら少しでも減らしたいのはあたりまえ。
チェコ語で「強制労働」を意味するrobotaからrobotという造語が生まれたのも納得がいきます。
「ロボット」に代わりに働いてもらい、人間は苦痛から解放されたい。
そんな思いが伝わってきますね。
※応援してくださる方はクリック(↓)をお願いします!
さすがに「新嘗祭」、今でも天皇家の行事の一つですからね。
ハッピー・マンデーにはできませんよね。
アホの親戚ガキが「なんかわからんけど、休みはラッキー」といって、近くのスーパーであったのでどやしてやりました。たばこは吸っていないのですが...。
桐先生の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものです。
そうですね。天皇家の行事に絡む祝日は移動できませんね。
私は未だにハッピー・マンデーには腹が立って仕方ありません。何らかの理由があってその日に決めたはずなのに....。経済効果のためなら、その検証もきちんとしてほしいです。
ま、結婚記念日が必ずしも祝日でなくなったという個人的な恨みもあるんですが.....。
ハハ、間の悪いガキですね。でも今の世の中、テツさんのようにどやしつける大人がもっと必要ですね。
いっそのこと「祝日」とか「祭日」という呼び名をやめて、「感謝日」にしましょうか?でも、天皇誕生日だけは誰に(or何に)感謝するのかわからない.....。
すごい方を発見しました。
一度読んでください。
よろしくお願いいたします。
http://willseeds.txt-nifty.com/books/2005/11/post_446d.html
(たぶん「行楽にはよいお天気です」というのは言ってると思いますが)
それを考えると、ハッピーだなんて言って喜べない人だっているはずだけど。
そういえば昨日恵比寿講の花火大会を見てきました。花火に背を向けて警備してるおまわりさん、仕事とはいえご苦労さんです。
なかなか興味深いブログを紹介していただき感謝です。時間がなくてまだじっくり読んでいませんが楽しみです。またよろしくお願いします。
ハッピーマンデー何とかしてほしいです。月曜日の子の休みが多くなってしまうので、結局塾を開いています。国民の意見もろくに聞かず勝手に決めるのは横暴ですよね。