以前記事にした 「語彙推定テスト」の2回分をプリントアウトして、塾の中高生にやってもらいました。
もともと「知っている」の定義が曖昧な上に自己申告ですから、どれくらい正確性があるものかは疑問です。その上、何せデータ数が少ないもので、あくまでも参考程度ということで...。
結果はほぼ予想通り。
中学生で2回分とも「中学生レベル」(2万語以上)と判定されたのが2割、
高校生で同様に「高校生レベル」(4万語以上)以上だったのが4割でした。
(もちろん、残りはそれ以下です。)
実際の学年より上回ったのは、2回とも「大学生レベル」となっと高2と、
1回が「大学生レベル」になった高3の2名のみ。
一方で、中2や中3で2回とも「小学生レベル」となったり(しかも7,000語とか)、高3で「中学生レベル」と「小学生レベル」が1回ずつという例も...。
学校の成績(テストの点数)との相関関係は、「大まかに認められる」程度ですかね...。
やはり読書量に比例しています。上記の高2も偏差値的には低い高校ですが、読書好き。
それより感じたのは、語彙が少ない生徒は総じて、普段から「学習したことの定着が悪い」ということです。
つい最近学習したことなのに忘れている...ということが多いのです。
たまたまヤマが当たったり暗記に頼ることで、テストではそこそこの点を取ったりしているんですが...。
これも先に触れたことですが、テキストの説明に使われている言葉が理解できていない、教師や講師の説明も本当はよくわかっていない...ということでしょう。
だから、わからない問題を、例えば塾でアドバイスを受けながら、その時はできるようになっても、「自分の言葉で自分なりに納得できる」までに至っていないのだと思います。
極力そうならないよう、「わかった」問題の解法に至る手順を、もう一度自分の口で説明させたりしているんですが...。
テストの前日に塾でやったのとほとんど同じ問題が出たのに、全然できなかった...という例に出会うと無力感に襲われます。やはり「ことば」という根本から何とかしないと砂上の楼閣です。
もっとも、当の本人はそれほどショックでもなさそうで、それがまた悩みの種なんですが...。
<おまけ>中学生のほとんどが「ブルマー」「百葉箱」を知らないのには驚きました...。
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もともと「知っている」の定義が曖昧な上に自己申告ですから、どれくらい正確性があるものかは疑問です。その上、何せデータ数が少ないもので、あくまでも参考程度ということで...。
結果はほぼ予想通り。
中学生で2回分とも「中学生レベル」(2万語以上)と判定されたのが2割、
高校生で同様に「高校生レベル」(4万語以上)以上だったのが4割でした。
(もちろん、残りはそれ以下です。)
実際の学年より上回ったのは、2回とも「大学生レベル」となっと高2と、
1回が「大学生レベル」になった高3の2名のみ。
一方で、中2や中3で2回とも「小学生レベル」となったり(しかも7,000語とか)、高3で「中学生レベル」と「小学生レベル」が1回ずつという例も...。
学校の成績(テストの点数)との相関関係は、「大まかに認められる」程度ですかね...。
やはり読書量に比例しています。上記の高2も偏差値的には低い高校ですが、読書好き。
それより感じたのは、語彙が少ない生徒は総じて、普段から「学習したことの定着が悪い」ということです。
つい最近学習したことなのに忘れている...ということが多いのです。
たまたまヤマが当たったり暗記に頼ることで、テストではそこそこの点を取ったりしているんですが...。
これも先に触れたことですが、テキストの説明に使われている言葉が理解できていない、教師や講師の説明も本当はよくわかっていない...ということでしょう。
だから、わからない問題を、例えば塾でアドバイスを受けながら、その時はできるようになっても、「自分の言葉で自分なりに納得できる」までに至っていないのだと思います。
極力そうならないよう、「わかった」問題の解法に至る手順を、もう一度自分の口で説明させたりしているんですが...。
テストの前日に塾でやったのとほとんど同じ問題が出たのに、全然できなかった...という例に出会うと無力感に襲われます。やはり「ことば」という根本から何とかしないと砂上の楼閣です。
もっとも、当の本人はそれほどショックでもなさそうで、それがまた悩みの種なんですが...。
<おまけ>中学生のほとんどが「ブルマー」「百葉箱」を知らないのには驚きました...。
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