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20210331 魔人コール

2021-03-31 19:24:28 | 社会


20210331

CSで「マージンコール」という映画を観た次の日に今回のアメリカ野村証券の巨額損失が発覚し、少し驚いた。その事件がまさにマージンコールゆえにだったから。

「マージンコール」とは何か?というと、要するに投資の信用取引における担保金(証拠金)が足りない状態のこと。

ひどく大雑把に説明すると、100円の担保金で1000円分を信用(信用で借りて)で買って、3割300円下がったら担保金の100円が吹き飛んで、ほかに損失分の200円が必要になる。この状態がマージンコールで、200円が追証(追加証拠金)。

詳細な説明は省いた。もちろん広義の意味では他を指す場合もあるだろう。

今回はこの損失の単位が200円ではなくて2千億円もしくはそれ以上だったから事件になった。

「マージンコール」という映画は、2008年のリーマンショックで破綻したリーマンブラザースという投資会社をモデルにしているが脚本は創作で、普段は客にマージンコール「担保が足りませんよ」をしている自分たちが極度のマージンコールに陥ったが、悩んだ挙句に人間の皮を脱ぎ捨てたという話である。

それで今回の野村やクレディ・スイスなどが被った事件だが、規模は映画ほどではないにしろ巨額は変わらず構図は映画に似ていて、

韓国系アメリカ人のインサイダー取引前科がある男がファミリーオフィスという形の投資会社を運営し、レバレッジ(てこ、つまり信用、つまり借金)をおそらく何重にも効かせて巨大な資産を構築していたが、ある銘柄の下降をきっかけに破綻し、男に信用枠を与えていた各社が追証請求つまりマージンコールをしたのに払わず逃げた、という話でだいたい合っていると思う。

この構図の話はいくらでもあるが、額が大きいから事件になったということ。
今後の展開ではもっと酷い話にもなりえる。

最後に、映画「マージンコール」はけっこう面白い。派手な作品ではないが、ビジネスの最先端で稼ぐ人の貌がよく描かれている。カメラとキャストがとても良い。

上の画像は東陽町。いわゆる洲崎。

おつかれさまでした。
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