EVOLUCIO WORKS INFO

EVOLUCIO WORKS INFORMATION

6/9 Rooney

2019-06-09 18:58:40 | 映画



6/9

昨日、CSで映画を2本観たのだが、
ディカプリオ出演作品はやはり私には合わないことがよくわかった。

「華麗なるギャッツビー」
好きな女優のキャリー・マリガンが出ているからと観たのだが、観なくてもよかった。
予算がかかっていることだけは理解できたが、どこを評価していいのか、まったくわからず。

もちろん、ディカプリオのせいではまったくなく、むしろ、
ギャッツビー役にはたしかに彼がうってつけであるとは思った。ただ、
フィッジェラルドの「グレイトギャッツビー」という原作自体を私は以前から理解できないのだ。

以前のブログにも書いたことがあるが、訳者3人分のを読んで、面白さがまったくわからず、
映画もロバート・レッドフォード主演の作品を観たが、よくわからず、
今回、新しい版のを観ても、くしゃみが途中で止まってしまったような気分で終わってしまったし、
いや、絶対的なカタルシスを求めているわけではないのだが、なんか、とにかくよくわからず。

しかしキャリー・マリガンは、どこに出てもいつも同じ感じで、そこが凄い。
あの含み笑いのような顔でそこにいるだけで、もう十分です。ギャラ払ってください。という気持ち。

逆に、早い時間に観た「ドランゴンタトゥーの女」のルーニー・マーラという女優。
この人を私は昨日初めて認知したのだが、役がすごくよかったから、観た後に少し検索したら、
え、「キャロル」のあの女優なのか? としばらくは信じられないくらい役によって違うのだった。

方やパンク調の眉毛なし、ピアスあり、スタンガン持ち、という役柄で、
方や、地方出の素朴な、なんか英国風のお菓子でも作ってくれそうな優しい感じ、で、
これが同じ女優だと知識では理解しても、私の感覚がそれを同じだとはまだ受け入れ難く。

そうはいってもパンク調の彼女はとてもよくて、
最初は無機質で、口から酒とクスリの匂いが漂ってきそうな雰囲気だったのだが、
途中、ダニエル・クレイグと打ち解けてからはすっかり有機的に見えてきて、
しかも細身ながら頼れる感じがあり、頭も天才で、悪者に対しては躊躇しないし、よかった。
最後はちょっとかわいそうだったが、よく出来た映画だった。もう一度しっかりと観たい。

ダニエル・クレイグも、この映画ではまったく強くなくて、とくに、
突然の裸のルーニーを前にした時のモゴモゴ感はすごくよかった。
「オレには規範があるから」と言っておきながら、即座に撤回したところが、よかった。

話を最初に戻して、「華麗なるギャッツビー」だが、簡単に感想を書くと、
つまり、神様は見ているだけで、何もしてくれないよ、ということなのか。
それがフィッツジェラルドのメッセージなのかもしれない。

もうひとつ。
フィッツジェラルドの良さや価値というのは、結局、文体なのだろう。
文体は、その言語と文化と歴史をよく理解していないと感じ得ない感覚なので、
物語がとか、設定がとか、会話がとか、いうことではなく、日本人作家で例えるなら、
谷崎潤一郎を訳で読んでも、どこまであの流麗な文体を理解できるか疑問であるように、
逆に私にはギャッツビーを理解できないのだろう。理解したいが。

本日も、おつかれさまでした。

                      E   V   O   L   U   C   I   O







この記事についてブログを書く
« 6/8 Diary | トップ | 6/10 Cinderella »
最近の画像もっと見る