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20210516 映画「どうしようもない恋の唄」感想。

2021-05-16 19:08:59 | 映画
この画像を見ていて自分の間違いに気がついた。
立石はタツイシではなくてタテイシだった。
ずっとタツイシと読んでいた。
タツイシバーガーとかね。
食ったことないけど、前を通ったことはある。
あ、立石バーガーだっ、と声が出た。
ちなみに中野坂上にも坂上バーガーがあるが、
それも食べたことはない。食べる勇気が出ない。
ローカルな話でした。

20210516

Amazon Prime Videoで
「どうしようもない恋の唄」という映画を観たので少し感想。

40歳の男は事業に失敗し、家族にも捨てられ、借金の取り立ては厳しく、
死のうと思い見知らぬ駅に降り、しばらく歩き、踏切に立つが決心はつかず、
ふと目についた風俗店に入る。

男についた若いソープ嬢ヒナは自分は頭も器量も悪く
何も出来ないからここで働いていると思い込んでいる。

男はヒナとの情事の最中、さまざまな事に感極まって泣き出してしまう。

男は店を出て、近くの韓国料理屋で酒を飲む。
すると仕事が終わったヒナが店の常連らしく偶然そこに顔を出す。

相席しかなく、しかしヒナは嬉しそうに男の向かいに座る。
深酒になり、男は酔いにまかせ自分の差し迫った状況を打ち明ける。

店の営業も終わり、男はヒナを近所のアパートへ送る。
部屋に上がるつもりはなかったが、酔ったヒナに引きずり込まれてしまう。

どうせ行くところがなかった男はヒナの言葉通りに居候することになる。

ヒナは自分の心の隙間を埋める存在として、また母性の発露から
目の前の弱っている男を守り支えることを無意識に選択するのだが、
それは今まで何度も繰り返した同じ失敗に懲りていない証でもあった。

一方ヒナの安アパートの隣の部屋にも
風俗嬢レイコとやはりそのヒモの大倉くんの二人が住んでいて、
男と大倉くんはそれぞれの女が出勤の間に洗濯物を干している時、
窓と窓であいさつを交わし、男は銭湯に誘われ、
その湯舟で大倉くんは、ボクはこのままでは終わらない、
と熱く語るのだった。

ここまでで起承転結の起。

以下感想。
導入がありきたりで、展開もとくに目新しさはないが、
役者と演出にリアリティがあり、
なかなか悪くないと思いながら観ていたが、
途中からベタな感じの話になり、結末も普通。

同じような、
妻に逃げられた男がオツムの足りないソープ嬢に惚れ惚れられ、
彼女と義弟を代表とする周囲との関わりの中で自己を再生していく
「皆月」という花村萬月の小説があるが、各キャラクターの立ち方も、
物語の深さも広がりも、そして到達点も「皆月」が上である気がした。

とはいえ、「皆月」も映画化されていて、
映画の方はまるでダメ。
なんだこれ?レベルの出来だった記憶がある。
何が悪かったか今では憶えていないが、
私は小説を先に読んだからかもしれない。

映画の「皆月」と今回の「どうしようもない」を比べたら、
私の中では「どうしようもない」の勝ち。

「どうしようもない」の冒頭で、
行き詰まった男が死に場所として選んだ「場末の駅」として
描かれているのが京成立石駅で、
それじゃあ立石の人に悪いだろうと思ったが、
立石出身のまだ生きているらしいつげ義春は何を思うだろうか。
おわり。

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