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夢の羅列<駐車場にて・part3・知り合い> 20180922 採取

2018-11-19 19:42:22 | Dreams
夢の羅列<駐車場にて・part3・知り合い> 20180922 採取

夢の中の駐車場で小用を足そうとするも、工事関係者たちが現れ、
彼らの仕事上がりの開放感に後押しされたハンター気分を予測した私は
慌てて半ケツ姿のまま自分の車に乗り込んだ。

車内からウインドー越しに息を詰めて見ていると、危ない展開にはならず、
男たちは何事もなかったようにそれぞれの車に乗り込み、発進させた。

と同時に、なぜか私の車がバックし始め、いやこれは地面が動いたのか、
夢の中のことだから物理的な説明は出来ないが、
とにかく動き、だから驚き「うわーっ」と声が出て、そして急に止まった。

なんだったのか、今のは。

中から回りを見ると、私の車は駐車場の一番奥に止まったようだ。
あの工事の男たちはもうすっかり出払っていなくなっていた。

その時、「コンコン」と音がした。
私は後席の左に座っていたのだが、窓を叩かれたのだった。見ると、
窓越しに男がニヤニヤと笑っていた。背後に女もいた。
中年というより長髪の初老といった感じ。
ミュージシャン崩れ。色白。チョビ髭。メガネ。筋肉ゼロ。そんなイメージ。
夢の中では「私の知り合い」という設定であるらしかった。
現実にはまったく知らないが、夢の中ではよくあることである。

コンコン。「いやー久しぶり。珍しいネ。こんなとこで。なにしてんの?」

私はまだ半ケツだったから、なるべく前屈みになり、それを感づかれないよう窓を少し開けた。

「どうも。人を待ってるんだけど、なかなか来なくてさ」

つづく。
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