夢の羅列<駐車場にて・part3・知り合い> 20180922 採取
夢の中の駐車場で小用を足そうとするも、工事関係者たちが現れ、
彼らの仕事上がりの開放感に後押しされたハンター気分を予測した私は
慌てて半ケツ姿のまま自分の車に乗り込んだ。
車内からウインドー越しに息を詰めて見ていると、危ない展開にはならず、
男たちは何事もなかったようにそれぞれの車に乗り込み、発進させた。
と同時に、なぜか私の車がバックし始め、いやこれは地面が動いたのか、
夢の中のことだから物理的な説明は出来ないが、
とにかく動き、だから驚き「うわーっ」と声が出て、そして急に止まった。
なんだったのか、今のは。
中から回りを見ると、私の車は駐車場の一番奥に止まったようだ。
あの工事の男たちはもうすっかり出払っていなくなっていた。
その時、「コンコン」と音がした。
私は後席の左に座っていたのだが、窓を叩かれたのだった。見ると、
窓越しに男がニヤニヤと笑っていた。背後に女もいた。
中年というより長髪の初老といった感じ。
ミュージシャン崩れ。色白。チョビ髭。メガネ。筋肉ゼロ。そんなイメージ。
夢の中では「私の知り合い」という設定であるらしかった。
現実にはまったく知らないが、夢の中ではよくあることである。
コンコン。「いやー久しぶり。珍しいネ。こんなとこで。なにしてんの?」
私はまだ半ケツだったから、なるべく前屈みになり、それを感づかれないよう窓を少し開けた。
「どうも。人を待ってるんだけど、なかなか来なくてさ」
つづく。
夢の中の駐車場で小用を足そうとするも、工事関係者たちが現れ、
彼らの仕事上がりの開放感に後押しされたハンター気分を予測した私は
慌てて半ケツ姿のまま自分の車に乗り込んだ。
車内からウインドー越しに息を詰めて見ていると、危ない展開にはならず、
男たちは何事もなかったようにそれぞれの車に乗り込み、発進させた。
と同時に、なぜか私の車がバックし始め、いやこれは地面が動いたのか、
夢の中のことだから物理的な説明は出来ないが、
とにかく動き、だから驚き「うわーっ」と声が出て、そして急に止まった。
なんだったのか、今のは。
中から回りを見ると、私の車は駐車場の一番奥に止まったようだ。
あの工事の男たちはもうすっかり出払っていなくなっていた。
その時、「コンコン」と音がした。
私は後席の左に座っていたのだが、窓を叩かれたのだった。見ると、
窓越しに男がニヤニヤと笑っていた。背後に女もいた。
中年というより長髪の初老といった感じ。
ミュージシャン崩れ。色白。チョビ髭。メガネ。筋肉ゼロ。そんなイメージ。
夢の中では「私の知り合い」という設定であるらしかった。
現実にはまったく知らないが、夢の中ではよくあることである。
コンコン。「いやー久しぶり。珍しいネ。こんなとこで。なにしてんの?」
私はまだ半ケツだったから、なるべく前屈みになり、それを感づかれないよう窓を少し開けた。
「どうも。人を待ってるんだけど、なかなか来なくてさ」
つづく。