JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

会津高原 森林の楽校2011

2011-11-01 | 会津高原 森林の楽校
9月17日(土)に行われた
「会津高原 森林の楽校」(福島県南会津町)の報告です。
参加者は、24名(内地元8名)でした。

全国13ヶ所で開催している「森林の楽校(もりのがっこう)」。
南会津町での来年からの本格始動に向けて「会津高原 森林の楽校」の
お試しツアーを日帰りの会員限定で開催しました。

当日は、間伐作業の前に樹恩割り箸工場「あたご共同作業所」を訪れ、
製造体験や利用者との交流なども行いました。



作業をした森をバックに記念撮影。


 
樹恩割り箸の製造見学だけでなく、
実際に割り箸の製造体験をさせていただきました。


 
間伐作業と畑のお手伝いの様子。



参加者の声

私はこの度初めて森林の楽校に参加しました。
JUONの方とは以前から親交はありましたし、
その活動にも興味がありましたが、
いざ参加するとなるとなかなか難しいものがあったのです。
しかしながら、今回の体験は私にとって大きなものとなりました。

まず何と言っても、木を伐ることが
ここまで大変なことであるとは思いませんでした。
木が倒れる方向を定め、ノコで地面から10cmぐらいを
しゃがみながら伐る作業。
切断面が斜めにならないように、
できるだけまっすぐ、短い時間で伐れるように。
木が倒れたあとには2m幅で伐る。
それを一通りおこなっただけで、
手に力が入らなくなりました。

木というと意外と身近にあるイメージで、
私は木の製品などを好んで使っていますが、
そこにあったのは私の知っている木ではありませんでした。
生きている木、とでもいったら良いのでしょうか。
伐ったばかりの切り株は、冷たくてすこし濡れていました。
もろくて、ぼろぼろ崩れました。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
それを感じる機会は、今までまったくありませんでした。
私は、生命を感じました。

また今回はあたご共同作業所様の割り箸工場見学と
農作業体験もさせていただきましたが、
その中で非常に暖かさを感じ、
久方ぶりに「人間」を感じられた気がします。
人と人とのつながりが薄くなっているこの社会の中で、
より人間らしい人たちに会うことができたと感じています。

このような体験をさせて頂いた
JUON NETWORKの皆様と
あたご共同作業所の皆様、
南会津町の担当者の皆様に深く御礼をいたします。
ありがとうございました。

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