トキの島 森林の楽校２０１３夏

８月２４日（土）～２６日（月）に
新潟県佐渡市で行われた
「トキの島　森林の楽校」の報告です。

１３名（内地元５名）の参加がありました。


参加者の声


私が「トキの島　森林の楽校２０１３夏」に参加したのは
「トキに会いたい！！」という単純な理由からでした。
トキが大好きで毎日ようにネットでトキの情報や放鳥状況を
チェックしているのですが「こんなにトキのことばかり考えて
いるのだから、これはもう佐渡島に行って本物のトキを見るべき
じゃない？！」と思い始めていました。そんな時に「トキの島　
森林の楽校」を知り、土日を含めた二泊三日という参加しやすい
日程だったことも後押しして即座に参加を決意しました。


今までボランティア活動などに参加したことがなかったので
ドキドキワクワクしつつ憧れの佐渡島に到着。
宿舎についてまずやったと事は…、鉈研ぎ…？！
翌日の里山作業で使用する鉈を自分で研ぐのです。
砥石と格闘しつつ、なんとか鉈をピカピカにしました！


次にトキや佐渡、里山保全についての講習を受けました。
この講習では日本に多数生息していたトキがなぜ絶滅したのか、
それに関連した人間の生活環境の変化について、トキ野生復帰への
取り組みなどを教えていただきました。


そして翌日は実際に里山に行き、前日に研いだ鉈を使って下草を
刈り取ったり、チェーンソーを使って樹木を伐採したり、などの作業を
行いました。ここでは別の講習で参加されていた地元の農家の方とお話し
する機会もありました。


そしてその日の夕方、遂に大空に舞うトキに出会うことができたのです！！
講習や農家の方のお話を聞き、自然の中にトキが飛ぶということがたくさんの
方々の取り組みや努力の上に成り立っていると知った上で出会えたトキは、
ただ単に「好きだから」というだけで出会うより何倍もの感動を与えてくれました。


今回の旅では、野生のトキが増えるということは環境保全全体の一つの指標で
あることを学び、益々トキの情報チェックが楽しくなりました♪