おばあのひとり言

日々の出来事を石垣からお知らせします。

F1

2009年05月29日 17時28分23秒 | 自然

F1グランプリなら聞いたことがありましたが、種のF1があるとは・・・

実は、農業をしていて作物を育てていても、結構高くつくのが種代です。我が家では、できるだけ出費を抑えるために取れる種は取ろうということで、本を読んだりして種の取り方などを、主人が勉強していました。
先日もつるなしインゲンの昨年の種をまいたのです。どんどん茂って葉っぱも元気、これは沢山収穫できるだろうな・・・と楽しみにしていたのですが、茂るのは葉っぱだけ、花は少ないし、実ができない。そうなんです。これがF1なのです。

種やさんの陰謀です。確かにできた作物から、種を取って次々育てていくと、種を買わなくてもすみます。種が売れなくなります。そういう事情は分かるのですが、わざわざ、次に発芽しないというか結実しないための処理をしなくてもいいのに・・・なんて思ってしまうのです。
昔は、食べた果物を埋めたら芽が出て実がなるなんてことは、自然だったのですが、複雑な世の中になりました。
耕して、肥料をやって育てた苗を、全部引っこ抜きました。無駄な労力でした。(インゲンは、ご近所さんが上手に育てておられたので、それをいただきました)

さて本日の写真は、F1ゴーヤです。実の数も少ないし、小振りのゴーヤです。まあ、実るだけよかったかな?