三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

三光教会(日本聖公会)

2013年04月12日 | 聖公会の教会
日本聖公会 三光教会
(住所:東京都品川区旗の台6-22-24)

4月7日(日)、三光教会(日本聖公会)で復活節第2主日の聖餐式に参列した。東急池上線の旗の台駅で下車、中原街道に沿って歩く。1912年、三光教会は旧芝区白金三光町(現・港区)で複数の教会が合同して創立。その源流の一つである喜望教会(1889年創立)は、慶應義塾大学の三田キャンパス内が発祥地という。聖公会宣教師と福澤諭吉。これは私にとって「衝撃の事実」なので、後に別記事で触れたいと思う。1940年、三光教会は現在の旗の台に移転した。

三光教会に着いた。隣接する香蘭女学校(中・高等科)は聖公会系のミッション・スクールだ。午前10時30分、振り香炉と行列用十字架を先頭に、司祭団が厳かに入堂。驚いたことに、三光教会では唱詠聖餐式(歌ミサ)が毎主日行われているという。福音朗読はカトリックの復活節第2主日と同じ箇所(ヨハネ20・19-31)。中川英樹司祭は、「復活されたイエスの傷は私たちを救うための贖いのしるしであり、私たちの苦しみを共にしてくださる祝福でもあります」と話された。

陪餐となる。三光教会では祭壇の正面に「聖体拝領台」のようなものが置かれ、その前で信徒は横一列に並んで跪く。未受洗者もそこに加わって、祝福の祈りを受けることができる。私は信徒の方々と共に跪きながら、その瞬間を待っていた。列の端から司祭が聖別されたパンを順番に授けてゆく。お隣りの方が陪餐されたので、私は急いで両手を胸の前で交差させた(注)。イエスに跪いて願う病者(マルコ1・40)のような心境であった。「主よ、私の心を清くしてください」。


礼拝堂内観(2010年竣工)

(注):聖公会の聖餐式で未受洗者が祝福の祈りを受ける時の所作。フラ・アンジェリコの名画「受胎告知」の聖母マリアのようなポーズ(謙遜と従順を表すという)に似ている。

◆聖餐式で歌われた聖歌:
ミサ曲(キリエ、大栄光の歌、サンクトゥス、アニュス・デイ)、入堂聖歌:176(1)「あまつ神の子ら」、昇階聖歌:438「主よ 命のことばを」、奉献聖歌:178「望み絶え果てた」、陪餐アンセム:「アレルヤ、すべての国よ神をたたえ」(聖歌隊奉唱)、退堂聖歌:184「あまつ神の子ら」。(番号は「日本聖公会聖歌集」による)

◆主な参考文献など:
・「福沢諭吉と宣教師たち」 白井堯子著(未來社・1999年)
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