三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

復活節第4主日の聖餐式

2013年04月24日 | 聖公会の礼拝
1918年竣工の立教大学図書館旧館
(住所:東京都豊島区西池袋3-34-1)

4月21日(日)、立教大学チャペル(日本聖公会)で復活節第4主日の聖餐式に参列した。この4月からチャペルは新しいパイプオルガンの設置工事のため一時閉鎖し、図書館旧館2階を「仮チャペル」として使用することになった(下写真)。大斎節第1主日の記事でも触れたが、この図書館旧館は私にとって思い出深い場所である。大正期の雰囲気が漂う2階の閲覧室。学生時代の私は窓際の席で本を読むのが好きだったが、「仮チャペル」として再会するとは思わなかった。

午前10時、振り香炉と行列用十字架を先頭に、司祭団が厳かに入堂。この日は唱詠聖餐式(歌ミサ)だった。仮チャペルへの戸惑いも消え、昔ながらの礼拝堂のような雰囲気になった。福音朗読は、羊飼いと羊のたとえ話(ヨハネ10・22-30)。八木正言司祭(立教大学チャプレン)は、「良き羊飼いに導かれるために、まず私たちが羊飼いの声を聞き分ける羊になる必要があります。私も山羊(八木)から羊になりたいと思います」と話された。八木司祭のユーモアに会衆哄笑。

それにしても、この日の聖餐式は万感胸に迫るものとなった。私の10代最後の思いが彷徨っているような(?)図書館旧館の中で、今は香炉の煙が四方に漂い、「天使ミサ」のキリエの歌声が流れ、ハンドベルの美しい音色が鳴り響いている。ただ、窓越しに見えるモリス館や中庭のヒマラヤ杉などの風景は変わっていない。夕陽が差し込むまで読書に耽ったあの頃が懐かしい。私の「指定席」は、たいてい西側の窓辺付近だった。次回の聖餐式はその辺りに着席しようと思う。


図書館旧館2階の「仮チャペル」
(仮チャペルの使用期間は、2013年4月から7月まで)

◆聖餐式で歌われた聖歌:
ミサ曲譜1(キリエ、大栄光の歌、サンクトゥス、アニュス・デイ)、入堂聖歌:327「ちよろずの使い」、続唱聖歌:333「すべてのみ民よ」、奉献聖歌:242「お招きください 主よ」、陪餐アンセム:185「あかつきの光」(聖歌隊奉唱)、派遣聖歌:462「飼い主わが主よ」。(番号は「日本聖公会聖歌集」による)
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