古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

バルビエxラブル―ル展

2012-04-22 15:20:30 | 絵画
以前、区役所広報でみつけた講演会、大分前に申し込んであったのが
運よく抽選に当たった。ここしばらく自分の楽しみのための外出を
控えていたのだが、そろそろいいか、という気になってきた。
講演会は練馬区立美術館で開催中の「バルビエ+ラブラ―ル展」に付随して
企画されたもの。演題「狂乱の時代 1920年代のフランス美術」
講師は高階秀爾氏。

あらかじめ展覧会をみておきたかったのだがいろいろ忙しく講演会が
始まる前の1時間でざっとみることになった。フランス文学者鹿島茂氏
のコレクションによるアールデコ時代のイラストレーター、バルビエと
ラブル―ルの挿絵、ファッションプレート、ポスターなどの展示。
バルビエもラブルールもきいたことのない名前だったが、展示品をみる
うちに少し前の時代のアールヌーボー時代のイギリスのビアズリーや
クレインの挿絵に似ているものがあるなと思った。それにしても膨大な
コレクションだった。

著書「子供より古書が大事と思いたい」があり、古書で埋まっている書斎
を雑誌か何かで見たことがある。著書は多いし、エッセイもいたるところで
みかける。きっと恐ろしく高いのであろうコレクションの資金源を筆一本で
稼ぎだせるのはたいしたことだ。
最近の著作「蕩尽王、パリを行くー薩摩治郎八伝 」はまだ読んでいないが、
鹿島氏の「蕩尽」の結果、われわれは労を少なくして稀少なコレクションを
見られるのだから、有りがたいことだ。

コレクションのなかでは「ビリティスの歌」の挿絵が目を引いた。作者の
ピエール・ルイスと友人のドビュッシーの「ビリティスの3つの歌」は
これと関連があるようだ。ファッションプレートもその当時のファッション
に興味の有る人だったらまさに垂涎ものだろう。

講演会は第一次大戦の経験、印刷術の発達、フォビズム、キュービズム
いりみだれた時代に登場する画家も絵もあまりにも多くて頭の方が「狂乱」
しそうになった。

今館長をしておられる大原美術館の絵の紹介もあり、大原コレクションの
第一号になったアマン・ジャンが実は1920年代の代表的な画家であった
ことなどはじめ充実したコレクションに40年ぶりに!是非訪ねてみたく
なった。今は無理でもいつか実現させたいものだ。

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