古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

時代の音 シリーズ最終回

2010-02-13 08:14:21 | ルネッサンス・バロック音楽
昨日も雪が残り、寒い日だった。
東北学院大泉キャンパス礼拝堂での鈴木秀美氏のレクチャー・
コンサートの三回目、ついに最終回になってしまった。

昨年6月バッハのチェロ組曲からから始まり、ニ回目は一気に
ベートーベン&シューベルトへ、今回もベートーベン&シューベルト
だが演奏曲は七重奏曲、八重奏曲という大規模室内楽。

毎度面白いレクチャーを今回も期待したが、なにしろ50分、60分と
いう大曲ゆえ、お話は管楽器紹介程度にとどまった。木のクラリネット
の試聴?する。音によって出やすい、出にくいの差が甚だしい。これを
欠点と思えば音の均一性を追求した結果のモダン楽器に走ることになる
のだが、この特徴を生かそうとすれば、曲が生まれた時代に即した
ニュアンスのある音楽を作ることができる。

ベートーベンは所々聴いたことがあるような個所があったが当時はかなり
ヒットした曲らしい。確かに印象的な覚えやすいメロデイも多かった。
3つ目のメヌエットにはピアノソナタに同じ旋律があった。
シューベルトはベートーベンの七重奏曲をモデルにしたものだそうだ。
いずれもクラリネットの音が奥ゆかしく滋味深く、選んで聴いてしまった。
室内楽の親密性と音量的にもモダン楽器に劣ることのない豊かな響きの
両方を楽しめた。会場が演奏前は大き過ぎるのではと思ったが、残響も
程よく快適だった。

コントラバスの弓の持ち方がチェロと同じで気になって後で調べたら
昨日の奏者は数少ないフレンチボウという持ち方の主だそうだ。

同じメンバー、プロで15日大阪倶楽部でもコンサートがある。
お近くの方は是非いらして見てください。
http://www.kojimacm.com/digest/100215/100215.html
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