迷ったところで・・・地球の上



ひと晩中眠れないほど寒かった。ひたすら朝日が昇るのを待ち望んだ。

午前6:00に東の空が明るくなり始める。雲も少ない!晴れだ!食料も燃料も残り僅かだ。アテにならない地図とGPSによれば、あと100km位で村に着けるはず。今日一日で頑張れば、何かが補給できるはずだ。今日は・・・・走るぜ!と気合を入れる。

地面は霜で白い。自転車はテントの前室に押し込む。

 

いや、これ、結構マジで気合いを入れましたよ。だって、現実問題として食べ物が尽きそうなのです。おまけに燃料のガソリンも。前にも書いたとおり一日の消費カロリーは(多分)9,000Kcalくらい。これは運動量だけで算出した結果。これに加えて寒さで消費されるカロリーもある。川の水に浸かっているので相当な体力を消耗しているはず。日本と違って、軽くてハイカロリーのドライフーズなどは中国では買えないので、ひたすらインスタントラーメンに保存肉そして甘いもの。・・・のみ。満腹感を得るべく、インスタントラーメンは1/3位はそのまま食べて、残りをお湯でラーメンにして過ごしています。 それでも食料が尽きそうになっている上に、次の村までの距離もハッキリしないのですからね・・・。本当に不安です。 なので今日はくじけずに真剣に走らないと!と本気で思った訳です。

ところが・・・笑。気持ちばかり進むつもりでも体が言う事を聞いてくれない。加えて砂利道は今まで以上にひどくなり、ガレキ道となってしまった。いくつかの峠ではついに標高4800mにまで高くなり、運動量と酸素量が全然合わない。それに・・・・栄養のあるものも食べていないしね。

前に進まないガレキ道

標高4784mの峠

空に舞っているのは、安全祈願の守り札・・・あ、元気そうに見えます?^^

気持ちは前に行きたいのに・・・それを阻む冷たい川

 

それでも今日は運良く(?)遊牧民の家にも遭遇せず、お茶で足を止める事もなく、ひた進む。終盤に近付いているからか、峠も多く苦しいものの、代わりに最高の景色を満喫する。

とある峠の一こま。下の道・・・見えますか?

 

それにしても・・・次の村の気配がない。 ひょっとして道を間違えているのではないか?と不安も過る。日が傾いても今日は走ると決めているので必死に走る。

もう20:00を過ぎています。

 

結局、21:00に諦めてテント設営。ここは・・・・どこだ?

残り少ない食糧を侘しくテントの中で食べる(注!テントの中でコンロの使用はNGですよ)

 

ちょっぴりではなく、本気でやばい・・・と感じ始めた。

明日・・・・着けるのか?というか、この道、合っているのか?

 

いつもの寒さに加えて、別の寒さも加わって・・・・心底寒い。

 



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