皐月賞
タケミカヅチ キャプテントゥーレ
社台クラブ馬 徹底解剖!!!
タケミカヅチ
「日本神話に登場する神」の意。建御雷。
父)カズミハルコマの05 | 牡・鹿毛 2005年4月9日生 |
全40口 ●1口50万円(総額2,000万円)
頭のつくりが軽く、上体を支える四肢は太く、全体のバランスが良いのは父に似た特徴です。真っすぐに踏み出しブレのない力強い歩様は、本馬の持つ潜在的な運動能力の高さの証明で、柔軟な筋肉に恵まれボディコントロールの上手な馬です。こういったタイプは疲労が蓄積せず、数多くのレースへの出走が叶いそうな点は大きなメリットといえるでしょう。ベテランの母の産駒は派手さこそないものの、勝ち上がりが優秀で馬主孝行なタイプばかりです。父に似て垢抜けた本馬も父と同様に幅広いジャンルでの活躍が期待できます。
タケミカヅチについて大江原哲調教師
「弥生賞はもう少し、の競馬でしたね。騎手が巧く乗ってくれて、前に行っても上手に抑えてくれて、本番につながるレースが出来たと思います。本番はジョッキーが変わるのですが、情報はうまく伝わっていると思いますよ。
レース後は短期放牧の後、徐々に時計を出して、先週と先々週はポリトラックで強めにやりました。きょうは坂路でさらっと、のつもりでしたが速くなりましたね。ジョッキーが先週の調教で重めに感じたらしいので、決して無理に速い時計を出したわけではありませんよ。動きはスムーズ、手応えも良さそうでしたしね。
今回は混戦なので、道中で燃えすぎなければチャンスはあると思います。前回がそういう内容でしたから。今回も期待しています。ゲートの中でモタれたりすることもありますから、その悪い癖を出さなければいいですね。勝てるように調整したつもりですよ」
キャプテントゥーレ
近親の活躍馬+母名より。国内重賞戦線から海外に勇躍した両馬の名前をいただき、本馬の未来は国内G1はもちろん、海外G1まで、果てしなく広がっている。
父)エアトゥーレの05 | 牡・芦毛 2005年4月5日生 |
全40口 ●1口125万円(総額5,000万円)
両親譲りのすばらしい筋肉に恵まれましたが、現状では厚みが目につきます。今後体高が伸びてくれば、アカ抜けした好馬体に変わってくるでしょう。母姉とも同様の成長過程をたどってきましたので、これからどこまで良くなってくるか楽しみにしています。全身を使った収縮の良いフォームで放牧地を駆け回っており、後肢の力強い踏み込みがその原動力になっています。心身ともにまだ荒削りですが、その分成長の伸びしろを存分に感じさせ、将来は持ち前のパワーを全開にした走りで芝・ダート不問の活躍を期待しています。
↓あの馬?
㊦クリック。