“クラシック有力候補”の評価が定着してきたのは、目下の充実度が著しいからだろう。2週連続で、武豊騎手騎乗の併せ馬を敢行。馬なりで流した2週前追い切りと異なり、1週前は、軽く仕掛けて反応を確かめた。栗東DWコースで6ハロン82秒6、ラスト3ハロン38秒6―12秒1というタイムもさることながら、追ってから沈み込むフットワークになってきたことにも注目したい。デビュー時には感じられなかった迫力を身につけてきた。
全姉のシェルズレイよりも、半兄のダブルティンパニー(ともにオープン馬)に似た雰囲気。ガチッとした逞しい馬体で、上腕、臀部の筋肉の張りが上々。いかにも瞬発力がありそうだが、手足が長い分、均整もとれている。完成度が高い。
松田国英調教師のコメント
「クロフネの子ですが、体も含め、キングカメハメハのような競馬で前走を勝ってくれました。期待の1頭ですし、ここまで順調に来ていますし、何とかクラシックに乗せたいですね。
坂路で追い切るので、時計は出ませんけど、以前と比べると、随分と動きが良くなってきました。クロフネ譲りの筋肉もついてきて、最後までしっかり我慢して走れるようになり、今朝の調教は良かったと思います。
2000mと1800mでは、コース形態も違います。思う存分にフットワークの大きな点を活かして、勝って欲しいと思います。
ただ、相手も強くなってきていますから、そう簡単には勝てる状況にはないかもしれません。順調に来ていますし、良い状態で臨んで、どれくらい通用するかというところでしょう」
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