河川敷運動公園に植栽されているトウネズミモチの実。
つい一ケ月前には枝もたわわに黒い実が重い程に付いていた。
今朝、散歩がてらに覗いてみると、ヒヨドリが一斉に飛び立ち・・・・黒い実は殆どスッカラカン。
それでも一房二房、鳥の喰い残しがあった。
撮影2014.2.10
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モクセイ科イボタノキ属 (中国原産常緑高木)
花期は6~7月頃で、黄白色の花を多数咲かせる。 果実は紫黒色に熟する。
ネズミモチとの区別トウネズミモチの場合、葉裏を光に透かしてみると葉脈の主脈も側脈も透けて見えるが、ネズミモチの方は、主脈が見えるものの側脈は見えないので判別できる。また、果実はともに楕円形であるが、トウネズミモチの方が球形に近く、ネズミモチはやや細長い。
また、総じてネズミモチの方が樹高が低い。
中国中南部原産。日本では明治時代に確認された帰化植物。
近年、鳥に依る糞の被害も拡大し、問題視されている。急速に日本各地に広がりだしているため、侵略的外来樹木としても注意が必要である(要注意外来生物)。