「デュラララ!!」#13-2【急転直下】杏里が苦手…。

※注意1:こちらは13話のBパート感想になります。
　　　 最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
　　　 TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
　　　 強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
　　　そのままでどうぞ。

※注意2:杏里が苦手なので、杏里に関しては
　　　　　　少々冷たい記事になってます…多分。
　　　 　　 杏里好きな方は、進まない方をオススメします。


Aパート感想記事はこちら。
「デュラララ!!」#13-1【急転直下】セルティ、いちいち可愛すぎる～っ。


注意:当ブログでは、セルティの不思議SFとんでも物質=モクモクと呼んでいます。

はい、Bパートです。

そういえば、Aパートのラスト、
これが大人の力なのだと森厳が偉そうに笑うシーンのBGM、
♪デュララ～デュララ～デュララララ～
って唄が笑えたぁ。これ、森厳のテーマ?

さて波江姉さんですが、臨也に雇用されてるとはね、驚きです。
タイムカード!?懐かしい～。
以前勤めてた会社では、勤怠管理もあったので、
毎月チェックしてましたよコレ。
派遣になってからはコレとも縁遠くなり、
そうでなくともその後の会社は、だいたいオンライン管理でしたので、
すっかり見なくなりましたねぇ。
…と話それてすみません。

たった一人の雇用にわざわざタイムカード作るってのが臨也の奇妙な所。
カードに書かれたくせのある文字が気になったよ。

氏名:矢霧波江　所属:秘書
これは臨也の字っぽいなと感じました。
数字の22と10も(22年10月)男性の書く数字っぽいです。
営業事務で営業マンの伝票を処理する事多かったから、
字体で本人を判別したりしてたんで、
こういうのはつい反応しちゃいますな。

それにしても細かいっ。
昼休憩で外出した時間まで打たせてるのか。
残業も無い9時-17時って…ひょっとしてパートだったりするの?
退社時刻17:01って、定時過ぎたら即行サヨナラな所が笑えます。
ちなみに私も最近、まさにそんな感じですが。

ところでとっても気になるのがさ…キャラ達の服、いつも全く同じなのね。
制服や白衣やライダースーツは良いとしても、
波江や狩沢、ゆまっち達も着たきりスズメだよね?なんで?

臨也はお出掛けのようで、窓際の彼の大きな革張り椅子は空。
そして波江はふとソレに眼を止めて胸中でぼやく。

－だから一体どういうルールよ。

盤上にはチェスとオセロと将棋の王将がひとつずつ、中央でにらみ合ってる。
これは何を表しているのか、チェスもオセロも将棋もわかんないし
臨也の頭ん中も分かんないから、私はお手上げですが、
何か意味があるんだろうね。

所変わってこちらはサイモンが客引きしてる池袋。
おおっブック●フが、BOOK・ONになってる。くふふ。
そこに臨也が通りがかる。
「オー!イッザーヤ!!」
面白いアクセントだな。いっざーや、ね。
「よぉ、相変わらず良く働くな」
あれ…臨也がまともな事言ってる。
最近よく池袋に寄るね、せっかくだから店に寄れとサイモン。
「今朝、カンヅメ開ケタバッカ～リ。ネタは新鮮よ!」
缶詰かよーっ!!缶詰って時点で新鮮じゃないだろがーっ。

「悪いね、これでも色々忙しくって。そのうちまた寄らしてもらうよ」
あらほんとにまともだわ。
そして足を進めた臨也に、サイモンが真顔で「Hey…」と呼び止める。
「Шила в мешке не утаишь.(錐は袋に隠せないぞ)」
これを受けた臨也は、
「В доме повешенного не говорят о веревке.
(首吊り自殺した人の家ではロープの話をするな)だっけ?」
と返す。
いきなりのロシア語会話に、おお～っと拍手しました～。
ロシア語はさっぱりですが、黒田さん凄く雰囲気出てますよね。
上手いですよね。
神谷さんも頑張ってるなー。

ところで"錐は袋に隠せないぞ"というのは、
ロシアの諺で"隠し事はいつか表沙汰になる"という意味らしい。
(Wikiquoteロシアの諺)
首吊りの方は、そのまんまですかね。対訳書いてなかったんで…。

こんな台詞を吐くなんて…。
サイモンも、ただの傍観者では無いってことか。
まぁそうだろうけど。

去っていく臨也をいつまでも見つめてるサイモンの表情がまた…これですし。
ふぅん、ますます気になるな、サイモン。

下校中の帝人たち。いつものように杏里を間に挟んで３人で歩いてます。
OPにも出てくる歩道橋ね。
帝人と紀田、どっちが杏里を理解しているか、
杏里の良いところを言いっこしようと紀田が言い出しました。
「まず俺、エロイとこっ!」
アンタそればっかだな。ま、分かるけど。(分かるのかっ)
「いきなりそこ?エロから離れようよ、エロから」
「エロを笑うものはエロに泣くのだぞ」
「いや意味分かんないし…」

紀田と帝人のやりとりは、面白い。
宮野クンと豊永さん、ほんと息ピッタリで
キャッチボールがとっても自然。
ほんとこの２人なんだと思えるんだよね。
なんか私、何度も同じこと言っちゃってますが。
すいません実感するたび、叫んどきたくなる性分で。

－男子と仲良くなるのは、初めての経験だった。
　いや正確には、誰とも仲が良かった事など無かったのかもしれない。
　かつて彼女は張間美香という少女の引きたて役でしかなかった。
　でもそれで良かった。そこが彼女の居場所だった。
　しかし…その場所を失った今、彼女は自分の立ち位置を見つけられずに居た。

はぁ…それはなんとなく分かりますね。
あ、いや彼女の気持ちが分かるというんじゃなく、
そういう心理があるということは、理解しているということです。

このナレーションの後ろの、紀田と帝人のやりとりがまた笑える。
「じゃあ次、帝人!杏里のイイトコ!」とか
「杏里の良いトコなんかねぇーよーっぷっぷっーってか?」とか
「じゃあ言え、すぐ言え、さっさと言え」とか
「3,2,1、ぶっぶー」とか、
宮野くんほんと、まんま紀田だぁ…。

で、杏里のエロ可愛さを証明する為に、これから３人でナンパに行こうと
紀田が言い出す。
帝人じゃないけど、ほんと意味分かんないし…。
「なにその理屈」
ほんとにねぇ。
杏里がいるのは女の子達を油断させる為の罠だそうで。
そもそも杏里が居るのにナンパする必要あんのかよ。
「よし行くぞ。者どもついてこい、れっつら～ドン!!
あはははは、いくっぞぉ～」
うっわー、なにこのテンションの高さ。
ついてけないよ、紀田～。

で、帝人と杏里は付いて行かず２人で歩いてる。
帝人、顔が嬉しそうだぞオイ。
良かったのかなと気にする杏里に、
どうせ紀田は一人でもナンパするんだし…と帝人。
「まったく…」
帝人は呆れ顔でこぼし、杏里がクスクス笑う。
彼女の笑った横顔見て頬染める帝人が可愛いわね。

「世話が焼ける～。奥手クンにはこれくらいのハンデあげないと、ね」
気を利かせてわざとやったのか。
紀田～、アンタほんと良いヤツだな。
「俺ってニクイ男だぜぃ」
自分で言うな自分で

と、すれ違った男たちの身につけてるものに反応した紀田が振り向く。
最近良く眼にするようになった黄色。
紀田が改めて周囲を見回して、本当に増えてると実感し、
表情を引き締める。
そんな紀田に「あの…」と遠慮がちに声を掛ける男が居た…。

－２人の少年が自分に好意を抱いている事には気付いていた。
　しかし…

２人になると帝人は会話に困るのね…。
やっと搾り出した言葉が、夕焼け綺麗だね、ですか。
でも暗雲も控えていて、後に天気が悪くなりそう。
これはちょっと暗示でもあったかな。
で、以前と同じ場所で、また明日、と言われちゃった。
トホホだねぇ帝人。
「夕焼けは無いよなぁ、夕焼けは」
そうかな、私は別に悪くないと思うんだが。

－多分、今どちらかに告白されても、何も答えられない。
　彼女は今でも、張間美香の事が好きだった。
　同じくらい２人のことも。
　彼女はまだ友愛と恋愛の違いが分かっていない。
　彼女にとって張間美香は、竜ヶ峰帝人は、紀田正臣は…

あぁ…なるほどね。
なんか百合?と一瞬疑問符飛んだけど、そうじゃないんだね。
学生時代の女友達って、ちょっと独特なものがあるじゃないですか。
自分も一応女子高生やってた時期あるんで経験者です。
トイレ一緒に行ったり、手を繋いで歩いたり、
男子からはレズか?と疑われ、彼らには理解出来ないみたいだったけど、
別にそうじゃないんだよね。好きな男の子はちゃんと居て、
でも仲良しの女友達は確保してて、ちょっと独占欲も存在してたりする。
あれはあの時代独特な気がするなぁ。
杏里の場合はそこにまた依存が加わるから重いんだけど。

こちらは紀田。
「どうしてもダメですか」
「俺たちやっぱりアンタが居ないと…」
「だから言ってるだろ。俺はもう関係ねぇ。
ここは俺の居場所じゃねぇんだよ」
これで紀田が黄巾賊の頭だったと正式にバラしましたね。
まぁ皆さん想像ついてたと思うけど。
「戻る気はねぇんだよ…こっち側にはな」
いつもの紀田とはうって変わったカッコ良さ。
皆をまとめていた頃の紀田も、ちょっと見てみたい気がしますね。

杏里に振られてガックリ帰宅途中の帝人は、
コンビニで外に向けてディスプレイしてある週刊誌の表紙に反応する。
"切り裂き魔の正体は?"
ネットのニュースでも、豊島区で通り魔事件続発で今月8件とか
被害者に共通点はないので通り魔の可能性が高いとか、
煮ちゃんねる（笑）でも知り合いが切り裂き魔にやられたとの書き込みが。
切り裂き魔は殺しはしない、ただ斬るだけって話なんだけど、
斬りどころが悪かったら(そんな言い方も変だが)
死ぬ可能性もあるよね。
切り裂き魔は、あんま考えて斬ってないと思うし、
たまたま斬った場所に動脈あって、倒れて発見遅くて失血死とか、
無くもないような気が。

怖いのはさ、煮ちゃんねるの書き込みの、
『殺さないの?つまんない』っての。

切り裂き魔の正体はダラーズだと書き込むヤツも居る。
首なしライダーだと言うものも。
理由は、でっかい鎌持ってるから。
でもあれで斬っても斬れないってこと、
あの場に居た連中なら見てるよね。
『首なしライダーが人を襲ってるの、見た!』
やっぱりあの時の画像は、印象悪いよなぁ。

チャットはもう本人声になりましたね。
帝人は早速最近増えてきた黄色い人たちの話題を振る。
ダラーズより目立ってると返す甘楽、臨也。
セットン、セルティは黄巾賊の名を出す。
他のチームとの抗争がきっかけで姿を消したんだと
臨也が付け加えてます。
2つのカラーギャングの抗争については、帝人も紀田から話を聞いてますよね。
『復活したってことですか』
『池袋も物騒になってきましたね』
『ほんとに。警察も怖いですし…いや、本気で。警察をなめないで下さい』
あははは。セルティ、それ物凄く個人的だから。

切り裂き魔の正体がダラーズや首なしライダーって噂もあるそうだと
臨也が話を振る。
『え!?誰がそんなことを!』
と慌てるセルティが可愛い。
『それは無いと思いますよ』
帝人がそう返すと、別ウィンドウが開きました。
『冗談はさておき…』
色が反転してるこちらは、帝人と臨也の裏チャット部屋って所かな。
黄巾賊には本気で気をつけた方が良いと臨也が忠告する。
自分達が居ない間に勢力のばしたダラーズのことを
快く思っていない連中もいるから。

さて、杏里の後ろをあの３人娘がつけてまして、いじめが始まってます。
チャットと同時進行してたんですが、先にチャットの方を固めて進めました。

杏里が"ぎょう虫"ねぇ。寄生してるからか…なるほど。
張間美香の次は帝人と紀田に媚を売って那須島まで…、
「何人に体売れば気が済むんだよ」
誤解も含まれてるし、足でぐりぐりとか、３人で寄ってたかって
ってのは良くないし、イヤそもそもいじめ自体ダメだけど、
彼女達が言いたくなる気持ちも、ちょっと分からないでもないんですよね。

－少女は思っていた。
　彼女達の言ってることは、本当だと。
　自分は張間美香に依存していた。
　そして、多分今も…
　今も、２人の少年に依存しているのかもしれない。
　彼らの中に自分の居場所を見つけようと…。

３人娘が口汚く杏里を攻撃するのは、見ててヘドが出ますが、
自分でも認めてるように、杏里にも問題があると思う。

－こうやって彼女は自分の身を、心を守り続けて来た。　
　何も起きない。何も変わらない。
　それが彼女の日常。
　
家はこの近くなんだろう?あがらせな。案内しな。
そんな彼女たちの声が遠くなる。
モノクロの世界、目の前でありながら現実味のない光景。
やがて彼女達の声が途絶えた。
せわしく口だけが動いている。
音楽がまた物悲しくて…３人娘の後ろに近づく影がぁぁぁ。
うわぁぁキターッ!!

チャットルームにも罪歌が乱入しました。
甘楽、臨也の
『キタ-------（ °∀ °）-------!!!!』
神谷さんの言い方がまた笑える。
『斬た』『斬るた』
という罪歌に、
『斬りたいのはこっちですよ、もー!』
ってなんだか可愛いな、臨也。
リモートホスト単位でアク禁にしても、別のホストから入ってくるそうで。
いつも最後は母母母…なんだよな。
罪歌が求めてるのは母。母…ねぇ。

杏里のモノクロの視界の中では、
スローモーションで逃げ惑う３人娘が次々と斬られていました。
飛び散る鮮血の赤だけが、世界に色をつけている…。


－何も起きない。何も変わらない。
　それが彼女の…


ひょっとして…何も起きない、変わらないと地味に生きてないと
まずい事が起きちゃう…とか?
切り裂き魔が３人娘を襲ったのは、たまたま偶然なのか、
それとも…。

ラストは音楽も演出もサスペンス映画みたいで怖かった～。

杏里が苦手なので、杏里中心の部分は筆が進まなくて困ったよ。
おまけに今日は鼻炎の方も絶不調で、休み休み書いてたから
また遅くなっちゃった。ぐすん。


予告。
ひぃ～波江が背中に銃つきつけられてますぅ～。
でもそれより気になるのは、こちら。

うっはっはっは!
モクモク網で新羅の頭がスイカのようだ～。
楽しいなぁ。
それでも平然としている新羅は、変態でもやっぱり好きだ。

あ～っOP&ED語ろうと思ったけど…あと2,000文字切ってるよー。
ちょっと厳しいかな。
別記事にします～っ。

【2010.4.10 PM8:39】
OP&ED感想UPしました♪
「デュラララ!!」#13-3　新OP&EDについて。