橘の部屋

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「薄桜鬼」#6-2【鬼の命脈】薬で変化した人外じゃないのか…。

2010-05-09 21:29:57 | 薄桜鬼
※注意:こちらは6話のBパート感想になります。
    最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
    TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
    強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
   そのままでどうぞ。


Aパート感想記事はこちら。
「薄桜鬼」#6-1【鬼の命脈】六つの眼が笑える。

はい、Bパートです。

慶応元年閏五月。

屯所が移転してまもなく、江戸から平助が帰ってきた。
お帰り~平助。会いたかったよ。
平助との巡察、千鶴も久しぶりです。
「俺の留守中、新八っつぁんとか左之さんに
苛められたりしなかったか?」
くふふ。苛めるどころか、皆、千鶴に優しいわよ?
でも、そんな風に心配する平助は、良いヤツだな。
「父様の手がかりはまだ見つからないけど…」
という千鶴の背中をバンッと叩き、

「まっ元気だせって」
って言う平助。
皆、優しいけど、優しさがそれぞれ違う。
平助は平助の優しさだよな。

「そのうちひょっこり会えるかもしれないし」
そう励ました平助ですが、周囲を見回す視線には
これまでとは違った雰囲気がある。
「平助くん?どうしたの?」
察する千鶴、なかなか彼を分かってる?

しばらく見ないうちに、街も人も変わった気がすると
応える平助。
何か思うところがあるようですね。
と、前方の路地から沖田達が姿を現した。
「総司ー」
手を上げて名を呼ぶ平助が可愛い。

「そっちはどうだった?」
「あぁ…普段通りだよ」
でも将軍上洛の時には、忙しくなるんじゃないかと沖田。
近藤も張り切ってるらしい。
「あぁ…近藤さんはそうだろうな」
平助の言い方が意味深だね。
そういやぁ、平助って、袂を分かつんでしたよね…。
史実では脱走、切腹している山南を、薄桜鬼ではああいう形にしたので、
平助も別の形で生かしてくれるよね…。頼みます。
薄桜鬼の平助、好きなんだ。
出来ればずっと、新八や左之とじゃれてて欲しいの。

いきなり咳き込む沖田。あぁこっちも心配。
でも咳き込みながらも、

因縁つけられてる女性に眼が行く貴方って…。

女性に絡んでるのは浪士2人。
沖田が向かい、平助、千鶴も続く。
「やれやれ、攘夷って言葉も君達に使われるんじゃ可哀想だよ」
なに?と振り返った浪士達、新選組だと分かると
さっさと逃げていきました。
覚えてろって捨て台詞を吐いていきましたが、
おいおい、覚えられてたら困るのアンタじゃないのか?

助けられた女性は急いで髪を整え、
きちんと頭を下げて礼を言い、南雲薫と名乗りました。
ほんっと、千鶴にそっくり。
沖田はマジマジと顔を見て、千鶴を横に並べる。
不思議がる千鶴に、
「いいから」
って言う沖田にニヤニヤ。(なんでそれだけでニヤニヤ?)

「やっぱり…良く似ているね」
やっぱり?
沖田、アンタひょっとして、あの咳き込みながら
チラッと見た時既に、そう感じてた?
似てるから気になって助けた?
深読みしすぎかしら。
でも沖田ならやりそう。

「そうかぁ?俺は全然似てないと思うけどなぁ」
「いやぁ、似てるよ」
平助は女性関係まだ疎そうだしなぁ。
「きっとこの子が女装したら、そっくりだと思うなぁ」
沖田、見る目は確かのようですね。

実は薫の正体は、これまたうっかりwikiで
ネタバレ見ちゃったんですけど、
知ってて見るとこの図は笑えますよね。
それにしても薫ってば色っぽい。
化粧してるから云々じゃなくてしぐさとかもさ。
これはちょ~っと問題だぞ千鶴。

「もっときちんとお礼をしたいのですけど、
今は所用がありまして、ご無礼ご容赦くださいね」
そして歩きかけた薫が振り向いて、
「このご恩はまたいずれ…新選組の沖田総司さん」
ほんと、色っぽいや。おんなじ顔なのに。

「おいおい、ありゃ総司に気でもあるんじゃねーのー?」
「今のがそう見えるんじゃあ、
平助は一生、左之さんとかには勝てないね」
…確かに。
どーいう意味だと膨れる平助。ふふふ。可愛い♪
千鶴は薫の事が気になるようで。
しゃがんで水溜りに映る自分の顔を見る。
「千鶴ー、帰るぞー」
ほらほら、みんな待ってるよ。
ここ、なんだか微笑ましかったわ。

14代将軍、徳川家茂公が上洛する事になった。
家茂?あ、松田翔太君だね。
大河も「篤姫」はそこそこ見てたから、
この辺りちょっとは覚えたよ。
将軍上洛に伴い二条城に入られるまで
新選組が警護の任に当たるよう要請を受けたという
近藤の言葉に、隊士達は誇らしげにざわめく。
「池田屋や禁門の変の件を見て、さすがのお偉方も俺らの働きを
認めざるを得なかったんだろうよ」
と土方。

「警護中は、僕らの刀に国の行く末が掛かってる、なんてね」
と沖田。同意する新八に微笑む斎藤。
そんな皆の様子に、一人、伊東が眉を寄せる。
「上洛の警護とはまた…、もしも山南さんが生きていれば…。
本当に惜しい人を亡くしましたねぇ」
これは本当に憂いている様子。
山南…死んでないけどね。
近藤も、けほんこほん。

これから忙しくなるので、まずは隊士の編成を、
と近藤が言い出した。
自分と土方、沖田…と名を上げていく近藤に
ストップをかけた土方が、
沖田を外してくれるよう頼む。
「風邪気味みてぇだからな」
風邪なんて生易しいもんじゃないでしょーっ。
そうなのか?って、近藤も呑気だなぁ。

「自分では別に問題ないと思うんですけどね、
土方さんは大袈裟だから」
そっぽ向いたりして可愛いな。
「問題ないじゃねーよ。さっきも咳、してただろうが」
「やれやれ、土方さんは過保護すぎるんですよ」
そんなやりとりを見ていた平助が、先生ーと手を上げる。
あ、いや先生とは言ってませんが、そんな雰囲気。
「あー、近藤さん、実は俺もちょっと調子が…」
「なんだ、平助も風邪か?せっかくの晴れ舞台、
全員揃って将軍様を迎えたかったのに」
近藤はとても残念そうだけど、体調は大事ってことで、
平助の不参加も承諾。
そんな平助を、沖田が見ている。
理由は、体調じゃないよね多分。

「で、お前はどうするんだ」
わざわざ千鶴の前まで歩いて来て訊いてるよ、この人。
「はい?」
「呆けてんじゃねーよ。お前は警護に参加するのかって訊いてんだ」
そりゃ呆けますよ。何かあればすぐ殺すとか言われてるのに、
そんな大事な任務、自分が参加なんて思ってもないでしょ?
近藤にも良かったら是非参加してくれって言われちゃった。
「ま、身の心配は無いよ。将軍を狙う不届きな輩は、そうは居ないから」
沖田が安心させ、
「行ってみるのもいいんじゃねーの?」
平助が背中を押す。
幸せ者だなぁぁ~千鶴。
「お役に立てる事があるなら、お手伝いさせてください」

千鶴が役に立つ事、この警護の中であるのか?と疑問だったんだ。
バトル時なら怪我人の手当てとか、やる事あるけどね。
でもそうか、伝令ね。交代の時間の報告とか。
と、鼻緒が切れて転びかける…。
それを食い止めようとして、足をつったのね。はは。

今頃近藤達は恐らく偉い連中に挨拶をしている。
自分も頑張らなきゃと、切れた鼻緒を縛って(?)立ち上がった千鶴ですが、
ドクンと大きく血が騒いだ。

-この感覚は…。

薬で変化した山南と似ていると感じた千鶴。
でも城壁の上に立っていたのは、風間、天霧、匡の3人でした。
え?なんで匡だけ名前なのかって?
だって匡は、不知火って言うより匡って感じだもの。(なんじゃそら)

「貴方達は!?」
「気付いたか、さほど鈍いというわけでもなさそうだ」
千鶴が面識あるのは、風間と天霧の2人なので、
彼らの方を見上げる。
「なんでここに?どうやって」
鬼の一族には人が作る障害は無意味なのだそうで。
鬼…鬼なのか貴方達って…。
いやタイトルに鬼、付いてますけどね。
あの薬飲んで人ならざるものに変化するから、
それで鬼かなと思ってました。
元からの鬼も居るわけですか。

「鬼?か、からかってるんですか?」
「フン。鬼を知らない?本気でそんな事を言っているのか?
我が同胞ともあろうものが。雪村千鶴」
並みの人間とは思えないぐらい怪我の治りが早くはないかと
天霧に訊かれる。
先週のアレ、やっぱり一瞬にして傷口ふさがりましたって事だったようで。
「なんなら、今、ここで証明した方が早ぇか?」
匡が千鶴に銃口を向ける。
それをよせと止めたのは風間。
否定しようが肯定しようが、どの道自分達の行動は変わらないと言う。
鬼を示す姓と、東の鬼の小太刀、それだけで証拠としては十分らしい。

-姓?雪村の姓がなんだって言うの?
  この小太刀も…?


「いっておくが、お前を連れて行くのに同意など必要としていない」
うわー飛んだ~っペーチャみたい~。確かに人では無いわな、これは。

「女鬼は貴重だ。共に来い」
おやまぁ…。子作り目的ですかダンナ。
なんかちょっと動物的で笑った。

ってとこで続くですかーっ。
まぁ誰か助けに入るだろうけどね。

それにしてもさ…
千鶴の腕の傷があっという間に治ったってんで、
千鶴も薬を飲んでいた?
綱道の実験台になってた?
とも考えられていたと思うんだけど、
薬で変化したわけじゃなくて、生粋の鬼だったわけですよね。
それどころか、ひょっとして綱道は、
千鶴の血から、あの薬を開発してたりしてね…。
ゲームやってないし、元の話し知らないんだから、
いい加減な事言ってもイカンけど。
でも有得そうな話じゃない?
ともかく、千鶴は綱道の実の娘では無いってことだよね。
もしくは鬼と綱道の間に出来た子とか…。だとするとハーフだね。

う~ん、それを知ったら、彼らはどうするかしら。
先の展開が気になるなぁ。
一週間待ち遠しいよ。

ちょっと余談。

ゲームでは恋愛対象となる、土方、斎藤、沖田、平助、左之は、
それぞれの良さがあり魅力的で、アニメで見ていても、
目移りして、浮気しっぱなし。
作画もアップはほんと綺麗だし、声優陣の演技もアレなので、
どきどきさせられてますが、
恋愛対象ではないキャラ達も、味があるし見ごたえありますよね。

山南の飛田さんは、ほんと良い。
上手いなと毎回思うし、あの画にとてもとても合ってるんだよなぁ。
それから伊東。カマキャラで、キモイという声もしばしば聴きますし、
実際キモイと思う事もあるけど、声優さん…千々和竜策さん、
私は良く知らない方なんですけど、上手いなぁと思います。
これまた、まさにこの顔、この表情から出てくる
声、及び台詞だなと思える演技で。
キャラ自体を好きか嫌いかと言われたら、あんまり好きじゃないけど、
そういう意味では、面白いんだよ薄桜鬼のこの伊東。

というわけで、かなり楽しんで見ています。
ほんとゲームやらずにいられなくなりましたわ。
今、ほんとやってる時間ないので、もう少ししてから考えようかな。
って、2ヶ月経ったらBASARAが始まっちゃうよね…。
英雄外伝買っておきながら、まだほとんどやってなくて放置だから…
さて、どちらの愛が強くなるかしら。


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