橘の部屋

2010.7.1ブログ移転いたしました。
http://tachibanaroom.blog109.fc2.com/

「薄桜鬼」#4-2【闇より来る者】千鶴に何があるんだろう…。※4/26千鶴の件、追記。

2010-04-25 23:38:53 | 薄桜鬼
※注意:こちらは4話のBパート感想になります。
    最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
    TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
    強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
   そのままでどうぞ。


Aパート感想記事はこちら。
「薄桜鬼」#4-1【闇より来る者】左之にも惚れちゃったよ…。


戻ってこちらは斎藤ルート(ルート言うのやめい)
天霧が斎藤に、池田屋では御迷惑をかけましたな、なんて言い出します。
「彼の額の傷は大丈夫でしたか?」
隊士達がうっと反応するが、斎藤は冷静。
「加減が出来ずにすまなかったとお伝えください」
「藤堂を倒したのはアンタか。なるほど、それなら合点が行く」
平助の腕を信用してるのね。
でもこの男の強さは分かるから、ようやく納得って所か。
「大方、薩摩藩の密偵として、あの夜も長州勢の動きを探っていたのだろう」
わわわっさすが居合いの達人。刀抜くのメッチャ早いっ。
かっ…カッコ良い~っ。
…って今回そればっかだな私…。

でも首に切っ先向けられても全く動じない天霧も凄い…。
「アンタは新選組にアダをなした。俺から見れば藤堂の仇という事になる」
「しかし、今の私には君達新選組と戦う理由がありません」
睨みあう天霧と斎藤。
斎藤とて騒ぎを起すつもりは無い。
「アンタらと目的は同じくしている筈だ。
だが、侮辱に侮辱を重ねるのであれば、
我ら新選組も、会津藩も動かざるを得まい」
薩摩藩が浅はかな言動をした事を認めた天霧は
薩摩藩を代表して謝罪する。
それでやっと斎藤も刀を鞘に納めた。
「私としても戦いは避けたかった。そちらが引いてくれた事に感謝を」
そう言ってきちんと頭を下げる天霧。

それなりに見合った相手になってるね。
左之と匡は色気あって遊び人風な二人。
こっちの二人は冷静で堅実。
名前もちゃんと名乗った天霧。
次に会った時は協力関係である事を祈ると言う。

「天霧九寿。居合いで脅せば容易に引くかと思ったが」
まーさかー。そんなタマには見えないでしょ?
「何者でしょうか」
なにげに山崎が前に出てますな。
薩摩にもやっかいな輩がいると悟った斎藤。
「話しの通じる点は救いかもしれんが」
ほんとだよ。常識人だし礼儀正しいし。
こういう人も中には居ないとね。

ほらほら、こっちでは卑怯と言われても尚、
銃ぶっ放してる人居るし。
すげぇな左之。弾丸を槍で弾いてる~っ。
んで匡に骨がありそうと褒められちゃってるよ。
「にしても、突っ込んで来るか?普通」
「小手先で誤魔化すなんざ、戦士としても男としても二流だろ」
きゃあ~左之~っ。男前ぇぇ。
そんな左之に口笛をヒューと鳴らし、匡は自ら名乗る。

ちょっとぉ~っ匡!!
左之の名乗りを聞いてやるとか言いつつ、
名乗ってる最中に会津兵撃つなよ。
あ…違うか、会津の方が先に構えたから撃ったんだな。
そろそろ頃合、今日の所はこのへんで、と匡が死体から刀を抜く。
その刀を壁に突き刺すから何するのかと思いきや、
それをバネ代わりにして宙に飛ぶとは…。ははは。

俺様の顔をしっかり覚えとけと匡。
次は殺すそうですよー。
「忘れるかよ、不知火匡」
左之も彼の槍を避けられたのは初めてのようで、
相手として不足なしって感じの笑みを浮かべてます。

はいお次は土方VS千景。

隊士斬った千景のこの嬉しそうな顔ー。
斬られた隊士の手当てをしつつ、
千鶴が池田屋で見た顔だと土方に告げる。
あら…橋の上に立ってる彼を見た時(Aパートラスト)、
既に気付いてると思ったのに。
あのハッとした顔、気付いたわけじゃなかったわけ?

また手柄探しかと千景。
「田舎侍にはまだ餌が足りんとみえる。
いや…貴様らは侍ですら無かったな」
酷い言い様だと思ったのだけど、土方は随分と安い挑発だと評価。
腕だけは確かな浪人集団と聞いていたが、
この有様ではそれも作り話しのようだと、
千景はあくまでも見下します。
「沖田と言ったか。あれも剣客と呼ぶには非力な男だった」
そういわれて新八が立ち上がったので、庇うかと思いきや、
「総司の悪口なら好きなだけ言えよ」
き、嫌いだったの?沖田のこと。
(ってそういう事じゃないとわかってますけどね)
「でもなぁ、その前にコイツを斬った理由を言え。
その理由が納得行かねぇもんだったら、今すぐ俺がお前をぶった斬る!」

武士の誇りも知らず手柄を得る事しか頭に無い、
幕府の犬だからだと千景は応え、後ろの山を仰ぎ見る。
敗北を知り戦場を去った連中を何のために追い立てようというのか。
腹を切る時と場所を求め、天王山を目指した長州侍の誇りを、
なぜ理解しないのだ、と。
「じゃあ、誰かの誇りの為に、他の命を奪っても良いんですか?」
反論する千鶴の言葉に反応し、千景は耳を傾ける。
「誰かに形だけ守ってもらうなんて、
それこそ誇りがズタズタになると思います」

-この女…。

えっ何なに?ひょっとして千景って、
立ち居地アクラム(遙か)的なのかな。
ラスボスだけど、主人公との、らぶ可?

ならば新選組が手柄をを立てる為であれば、
他人の誇りを侵しても良いと言うのかと
逆に突っ込まれる千鶴。
応えに困る彼女に代わって口を挟んだのは土方。
「偉そうに話し出すから、何かと思えば…。戦を舐めんじゃねぇぞ!」
「なに?」
「身勝手な理由で喧嘩をふっかけておいて、討ち死にする覚悟もなく
尻尾を巻いた連中が、武士らしく綺麗に死ねるわけねぇだろうが!」

怒る顔が美しいってのは、良いねぇ。
そそられますなぁ…。

罪人は斬首刑で十分。
自ら腹を切る名誉なんて御所に弓引いた逆賊には不要なもの。
ふむ…確かにそれは一理ある。
死ぬ覚悟もなしに戦を始めたんなら、それこそ武士の風上にも置けない。
「奴等に武士の誇りがあるんなら、
俺らも手を抜かねぇのが最後のはなむけだろ」

土方が刀を向けると隊士達は千景の後ろに回りこむ。
そんな彼らを、バカヤロウと叱る土方。
「てめぇら、自分の仕事も忘れてんのか」
視線を交わす土方と新八。
新八は今だけこの部隊の指揮権を借りると言って、
隊士達を連れて先へ進む。
その前に振り向いて、
「千鶴!そいつを頼んだ!」
と叫ぶのがまた、キュンと来ますねぇ。

うわ…ちょっと文字数やばくなってきたので、巻きで行きます(おい)
(↑と、努力したけど、やっぱダメだった、と)

土方VS千景は、ドキドキハラハラですね。
このやりとり、なかなかの見ごたえでしたよ。
で、土方が千景の刀を弾き、それが斬られた隊士に付き添う
千鶴の方へと飛んでいく。
千景がニヤリとしてるとこみるとわざと手を離したってところかな。

隊士を庇って千鶴に刺さったように一瞬見えて慌てたよ~っ。
土方もそう思ったようで、ギクリとします。
実際は右腕を少し斬った…だけで刀は橋の欄干に刺さってます。
千景が千鶴の様子を見て、
「ふぅん」
と色っぽく呟くのが謎。

「風間、そこまでです」
あ、歩く常識が来てくれた。
「ん?」
あ、千景ったらつまんなさそう。
薩摩藩に組する自分達が、新選組と戦う理由が無い事ぐらい
百も承知の筈だと天霧が千景に小言。
それには鼻を鳴らして答えただけで、千景の興味は千鶴に向けられてる。
「まさかとは思ったが…やはり…」
やはり…なんなのよ…。
土方にペコっと頭下げていく天霧が良いね。

大丈夫かと千鶴の横にしゃがむ土方に、
自分で出来ると返す千鶴。
ここでふっと瞳伏せる土方が色っぽい。(おい)
髪も揺れて良い感じ。
手拭いを出して、これを使えと土方が言う。
受け取ろうと伸ばした千鶴の手が、土方の手に触れて…。
赤くなったぁぁ。
ほんとに土方ルートなんだな。

天王山に登り始めた土方と千鶴と…斬られた隊士。
斬られた隊士は置いてっても良かったんじゃ…。
あぁ新八に託されたしなぁ千鶴。
これ、置いてったら好感度下がる?
(コラコラまたゲーム的に見てる~)

と、その新八達が早くも下山してきた。
もう長州勢は切腹して果てていたようです。
「自決か…敵ながら見事な死に様だな」
いいんですかと訊く千鶴に、新選組としては良くないと返す土方。
務めを果たさせてしまったのだからね。
だけど、潔さを潔しと肯定するのに、敵も味方もない。
「分かるか?」
「あ…はい…。分かるような分からないような…です」
そんな千鶴に土方はふっと笑う。

「街が、燃えてるぞ!」
隊士の声に一同は街の方角を見る。
火はすでに町全体を覆ってるように見えます。

-御所に討ち入った長州の過激派浪士の指導者達は、
 戦死、または息絶えたが、逃げ延びた者が京の都に
 火を放ち、市中の民家27,511戸、土蔵1,207棟、
 寺社253が消失。あの祇園会の山鉾も23基中、22基が失われた。
 こののち、長州藩は朝廷に歯向かう逆賊として扱われていくことになる。
 この事件は後に禁門の変と呼ばれた。


次週は伊東が出てくるみたいね。
山南はいよいよ薬に手を出すのかな。
次週こそはコンパクトにまとめて早くUP出来るようにしたいわ…。
ん~でも、あっちにもこっちにも惚れちゃったから、
感想ますます長くなりそうな気配。むむむ。

【2010.4.26 PM10:50追記】

昨夜自分の記事をUPした後、お友達、お知り合いブロガー様のとこ
ちょびっと巡ったら、千鶴が実は人外説、が出ていてビックリ。
理由は腕の傷が消えたということで…。
すいません、あれ消えたんですか。
私は別の捉え方してました。

これが

こうなった↓と。


刃物で皮膚を切った時って、切ったすぐは切り口分かるけど、
出血が増えてくると切り口が血が隠れるじゃないですか。
血って透き通ってないんで。
私もなかなかドン臭いから、レモン切ってて手が滑り、
左の指を包丁で切ってしまった事とかあるんですが、
そんな感じだったんですよ。
それで千鶴のこれも、出血が増えて傷が隠れたんだと
思い込んだんですよね…。

でも千景の刀が弾かれたのは、あれ、わざとっぽかったから、
千鶴を試したという見方は正しいでしょうな。
そして、
「まさかと思ったが…やはり…」
という千景の台詞と千鶴に興味を抱いた目。
それから千鶴が傷口を手で隠し、
土方に見せないようにして、
自分でやると言った事など合わせても、
やっぱり傷口がふさがっちゃったってことなのかな。

でも主人公って…プレイヤーですよね。
乙女ゲームで、プレイヤーが実は人外…ですか?
ちょっと珍しい気が。
でもこのままだと死んでいまいそうな方達との恋愛ですから、
互いに人外にでもならないと、恋愛成就無理かもしれんしな…。

ま…まぁとにかく、そんな可能性も頭の片隅に置きつつ、
先を見て行きましょう。






最新の画像もっと見る