橘の部屋

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月と茉莉花ドラマCD~真殿さん

2006-06-28 21:57:17 | 声優さん/ドラマCD
真殿さん(真殿光昭さん)といえば、今はすっかり「コン」ですよねぇ。
と思うのは私ばかりでは無いでしょう?きっと。
私が最初に聞いた(意識して聞いた)真殿さんの声は、ゲットバッカーズの
笑師でして、おちゃらけ系な印象がしっかり頭に焼き付いているのですが、
「サヴァイヴ」では、寡黙で男前なカオル役だったんですよね。
あれには驚きましたよ。
同じ声優さんとは思えなくて。
また、カオルがカッコ良かったですからねぇー。
(私も相方も、すっかりカオルファンでした)
真殿さんへの印象が、あれで変わったわけです。
だから、「コン」してても、男前な声も出せると解ってはいましたが…
「月と茉莉花」の「月心」役に真殿さんの名を見た時は、「はい?」と
思い切りややこしい表情を浮かべてしまった私です。

「月と茉莉花」。
佐倉朱里先生作、雪舟薫先生の挿絵がばーっちりハマってて
物語も絵も美しい、橘お気に入りの小説(BL)です。
ドラマCD化されたと知って、聞いてみたいと思っていたのですが
原作に入れ込んでると、どーしてもキャストにうるさくなるもので、
「月と…」も聞くのに勇気がいりました。

小杉十郎太さんの大牙はアリだなと思ってたので、そこはすんなり。
「月心」は、そうだな…たとえば保志さんとかがやりそうな顔してる
んですよ。
外見は女性とみまごう美しさ。
つややかな長い髪を垂らしていて、
気質は大人しく、立ち振る舞いも上品で、
琴など奏で…。
ほら、保志さんじゃん。笛じゃないけど。
(「遙か」の見すぎ?:笑)
永泉みたいに、うじうじしてないし、敦盛より潔いから
ちょっと違うっちゃ違うが…。

と1人ぶつぶつ言いながら聞きました。ドラマCD。

聞いてみて…
「月心は、こういう人かもしれない」って
思いました。
私の想像する声よりも「男の声」な月心なんだけど、
ほんとはこういう声かもしれない、と。
月心の気高さ。
強さと弱さ。
真殿さんがかもし出すそれは、確かに月心のものでした。

新たな真殿さん発見で、嬉しかったです。

それにしても小杉さん、すごい嬉しそうな顔で写真に収まって
いるんですが…。(^∇^;)
キャストコメントでも前日からリキ入っていたとかおっしゃってるし(笑)
でも、なんかいいよね、そういうの。
役者さんが役を楽しんで演じてたり、なりきっていたりするの。
やっぱり役とのシンクロ率高い方が、聞いてるこっちもクルものが違うもの。

第二弾の方も、聞いてみたいなー。




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