橘の部屋

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「裏切りは僕の名前を知っている」#3【ワルプルギスの夜】今頃ですが…。

2010-05-05 22:30:42 | アニメ感想
先週書きかけてそのまま放置になってた3話の感想を、
GW中に続き書いて4話と一緒にUPしようと思ってたのに、
GWも雑事が多く、作業進まなくて今日になってしまった。
しかも3話の都筑書いてたら時間切れだよもぉ。
超簡易でいくつもりだったのに、
見ながら書いてたらけっこう拾っちゃって…あかんな…。

そんなわけでとりあえず3話だけUPします。
4話は、明日書けたらUPしますが…。
明日から仕事です。
うう…行きたくないよぉ。

まぁほんとはね、裏僕の感想は、もともと、
書けたら書く程度…のつもりだったんだよね。
でもなんかさぁ、4話とか九十九が美味しいんだよね…。
ゼスも美味しいしねぇ。
ははは。


あらすじは公式HPより。

あらすじ 第3話「ワルプルギスの夜」
特殊な能力を持つ「祗王一族」の総帥・天白や叢雨十瑚・九十九との出会いに、
夕月は一人戸惑っていた。自分の本当の居場所は、天白の許なのか、それとも
養護施設の子供達の許なのか…戸惑う夕月を優しく見守るゼス。しかし魔の手
は次第に夕月に近づきつつあった―――。


能力の事もあるから、自分達の元へ来るのが最良と
天白に言われ、揺れる夕月。
考えさせてくれと答えた夕月を天白は受け入れる。
力の事はどうするのかと九十九に訊かれ、
今までもなんとかやってこれたのだから
なんとかするって言ってますけど、甘いよ~。

それより夕月が気になってるのは、
九十九と十湖が親戚かどうかって事みたい。
九十九君、十瑚さんと呼んで、
「なんでアタシだけ他人行儀なの?」
十瑚に拗ねられてます。はは。
「差別よ!贔屓よ!いじめよぉ!うっう~っ」
「じゃあ…十瑚ちゃん?」
「んっ?…なぁに?夕月ちゃん」
ここ可愛いなぁ十瑚。
てか、井上麻里奈さん良いな。

私、女性声優さんって、聞き分け出来る人も好きな人も
極端に少ないんだけどさ。
(ちなみに大好きな斎賀さんは、私の中で男性声優扱い)
井上麻里奈さんは、けっこう聞き分け出来る時もあるし、好きかも。
ここの台詞も微妙なんだよね。
甘々なタイプの方にここの演技やられてたら、十瑚嫌いになってたかも。

名字は違うが同じ一族だから親戚は親戚。
十瑚が九十九に目で確認取って、彼がこっくり頷くのがまた良いわね。
それを聴いて夕月は、良かったと嬉しそう。
天涯孤独だと思ってたんだもんね。
夕月がそんな事言うもんだから、十瑚が姉さんっぷり発揮しちゃうじゃん。
ヒシッとハグして、

「夕月ちゃん。これからはアタシ達が付いてるからねぇ。
もぉ、なんっっにも心配要らないよ。よしよーし」
ふふふっ九十九と同じ扱いだ。

バトルで道路に開いた穴の事を心配す夕月。
「ん?…あぁあれなら」
と言いかけた天白の声を遮って、ゼスが、
「天白が権力に物を言わせて握りつぶす」
って言うのがイイ。
九十九と十瑚がクスクス笑う。
「傷つくな、そんな言われ方」
ちょい拗ねモードな天白も可愛い。

穴の事を気にするのは天白の言うように大物だからか、
九十九の見解、パニくってるだけなのか。
十瑚同様、私も九十九に一票だ。

「思惑が外れたな。夕月はお前の思い通りにはならない」
というゼスに、期待通りだと天白は返す。
甘い言葉に誘われて、やすやすと付いてくるようじゃ使えないってさ。
必要なのは他人の為に我が身を捨てる事が出来る優しさ。
そしてその痛みに耐えられる強さ。
夕月は必ず自分の元に来ると天白は確信してるようです。

「このままそっとしておいてやれないのか」
ゼスは夕月の気持ちを一番に考えてるんだよねぇ。
でも夕月が居なければ、十瑚たちツヴァイルトは戦えない。
彼らが戦えなければこの世は終焉を迎える。
それを夕月が望むはずは無い。

チッと舌打ちして去ろうとするゼスですが…
ちょっと神田がよぎっちゃいましたよ櫻井さん。
久しく会ってないけどねぇ神田。

天白はゼスにしばらく夕月と接触するなと言う。
デュラスに狙われている事も教える必要が無いと。
ゼスが傍に居ると夕月が安全すぎて覚醒の邪魔になるから。
そらね、荒療治も必要ってのはわかるけど、
それって確実に夕月が傷つくのを黙って見てろって事よね。
血が通ってないよなぁ。家族だってのに。
怒ったゼスは一発お見舞い。
人間だったら胸倉掴んで拳で殴るんでしょうけども、
ゼスだからその場から天白に力をぶつけるだけ。
天白の眼鏡は飛び、頬に傷が出来た…、髪も解けてて
なかなかGJですゼス。(え)


あらあら、その傷の位置って、けっこうシスターですよね。
毒舌攻撃受けても、貴方ならば堪えないだろうし、
血は噴出しそうにないけど。
「天白…夕月を傷つけるなら、俺は誰であろうと、殺すぞ」
「そういう眼もそそられるよ、ゼス」
って、おいおいおい。天白ってそっちの人でしたっけ。
本人居なくなってからの呟きですけどね…。

夕月はデュラスがはっきり見えるようになっちゃって、
立ち話してる主婦の肩にも見つけてしまう。
気付いたそれは主婦の肩から降りて夕月へと向かう。
息を呑み身体を硬くした夕月ですが、後方からデュラスに向けて
攻撃が入り、簡単に撃破。
接触するなって言われたけど、天白の言葉に従うゼスではないよね。
彼は、覚醒よりも夕月の身を守る事を優先するでしょう。

送っていくというゼスの袖を摘む夕月に、むふふだよね。
「すいません、少しだけこうしてていいですか?」
「大丈夫だ、俺が居る」
ほんとは混乱してるし不安だし怖いんだよね。
でもゼスは何も言わなくても、キミの全てを受けとめてくれるよ。

いつまでも借りてきた猫みたいに、毛を逆撫でてる、か。
十瑚はゼスをそう見てるけど、ちょっと違うんじゃないのかな。
元々馴れ合う気はないんじゃないの?
ゼスは夕月が大切なだけで、君達と行動してたのも便宜上でしょ?
って、原作細かいとこほぼ忘れてるから、実際どうだったか知らないけど。(おい)

ゼスが必要なのは君達の方なんだよね。
目的を遂げる為には変えがたい戦力だと天白も言う。
ゼスを理解しなくていいから協力はしてくれという天白に、
複雑な表情で十瑚が頷く。
あ、天白の頬の傷は綺麗に消えちゃいました。

ゼスと夕月は公園のベンチに座ってる。
「落ち着いたか」
ゼスの声が優しくて、にひにひしちゃうな。
櫻井さんの声はやっぱり好きだ。
夕月は少し落ち着いた様子です。
一人で頑張ると言ったのに急に怖くなってしまった。
デュラスは本当は自分を狙っているのではないのか、
もしそうなら子供達に危険が及ぶかもしれない。
不安に揺れる夕月に明日の夜は外に出るなとゼスが忠告する。

「ワルプルギスの夜、月、血に染まりし夜。
我が主の名の下に自らの力を知らしめ
ワルプルギスの宴を祝え」
えっと、ゼスはあっち側だったから、この言い伝えみたいな
言葉も知ってるって事なんだよね?

九十九と十瑚をホテルに送り、彼らに夕月の事を託して
天白は東京へ戻りました。
「ねぇ九十九、ゼスが言ってたみたいに、夕月ちゃんの事、
そっとしておいてあげられないのかな」
「そうだね」
二人とも優しいね。夕月が居ないと自分達も困るのに。
夕月を苦しめたくないと思ってる。良い子達だ。

天白が長官に連絡して頼みたい事があるって言って
霞ヶ関に向かったのは、
例の権力に物を言わせて云々…の為かしら。

施設までゼスに送ってもらった夕月。
明日の夜は外に出るな、一人にもなるなと
ゼスに釘を刺されました。
「あの…僕、貴方の事をずっと前から知っていた気がするんです。
なぜか分からないんですけど…」
その言葉はゼスには少々複雑だよね…。
魂は同じでも人格は違ってて…性別も違うんだもんな。
この作品って、BL扱いされてたりするけど、
ゼス的には愛した相手は女だったんだよね…。
それが男に生まれ変わっちゃったわけで…。
ゼスは夕月の事はどう見てるんだろうな。

お…なんか夕焼けになりかけの空がリアルで綺麗だ。

天白は、東京に向かう車の中で泠呀の夢を見てうなされてる。
声が石田さんだから、泠呀=奏多だと分かっちゃいますね。
心配して起した為吹に少し疲れただけだと応える天白。

-アイツとの決着をつけるまで、倒れるわけにいかない。
 稀代のネクロマンサー、泠呀。


赤い月を見上げ、夕月はゼスに言われた事を思い出していた。
年に一度、ワルプルギスの夜にデュラス達は騒ぎ出す。
この世界に居るデュラスはほとんど下級悪魔で、
たいした力もないが、この夜だけは魔力が高まり人々に害を及ぼすのだと言う。
明日の夜、何かが本当に起るのか、そんな事を考えていたら、
今度は夕月の袖が引っ張られた。
お伽話しの続きを聞きたがってる施設の子供。
お姫様と王子様はどうなったのか。
夕月はほんとに子供達に好かれてる。

夕月の話す物語と、ゼスの…いやルカとユキの姿がリンクする。
『俺は、ユキを裏切らない』
『ルカ、私も貴方を一人にしない』
ユキが着てるのは着物かな?
『ずっと羨ましかった。強い絆で繋がってる人達が。
私には誰も居なかったから…ありがとうルカ、』

思い出してるゼスの瞳が切ないんだよなぁ。
『私と出会ってくれて…』
一度彼はその大事なユキを失ったわけだもんね。
すぐに生まれ変わったんだかどうだか知らないけど、
夕月が生まれて成長するのを、ずっと待ってたんだよね…。


翌朝、天白に電話をし、東京行きを断る夕月。
理解を示し、困ったことがあれば連絡してくるんだよと
優しく返した天白ですが、電話を切ったとたん、この顔…。

ゼスに夕月はお前の想い通りにはならないと言われた時の
あの余裕はどうした。けっこう小物なのかしら。
チッと舌打ちまでしちゃうんだもの。ちょっとガッカリ。
で、いきなり裸になってお着替え?
スーツの袖に手を入れる動きが大袈裟なんですけど…。
このアニメってけっこうこういうスロー半留めみたいな技使うね…。

-これだから子供は苦手だ。

ほんと原作すっかり頭から抜けてるぞ…。
天白は確かに黒いだろうとは思いますが、
夕月に対しても利用するだけって感じでしたっけ?
電話を切った後、これで皆ともう会えなくなるのかと寂しく感じる夕月。
九十九達とは繋がっていたかったんだよね。
そしてもちろんゼスも。

-なんだろう…凄く寂しい。

あ、宇筑がますます危なくなってる。
天気良いのにカーテン締め切って、
月が赤く染まるのを待っているようです。

さてその問題の夜。
梨那とまみが戻ってこないって事で、夕月も職員と手分けして探すことに。
外に出るなとゼスに言われてるので躊躇しますが、
携帯にメールが届き、それを見た夕月は飛び出していきます。

「夕月!」
それを感知して声を上げる九十九にちょっとときめいた。
声がお姫様を守る王子様っぽかったよ福山さん。

ゼスに連絡を送る九十九。
夕月の意識を追ってるが邪魔が入って追えないらしい。
向かおうとするゼスの前にも立ち塞がるデュラス。
「こっちは急いでるんだ、どけっ」
いやぁ~声はカッコ良いです。
でもやっぱ戦闘シーンがなぁ…。
留め絵のスロースライド、なんだよなぁ。

-くそっ!どこだ夕月!

必死な九十九にキュンと来るよ。

-集中しろ…集中して夕月の意識を追うんだ。

一瞬だけ夕月の意識をキャッチした九十九は、
多分学校だと判断して一人で向かう。
一人じゃ危ないからと止める十瑚の声も聴かずに。
いや~な予感しますよね、この時点で。

宇筑からのメールは、
『迷子の女の子達を保護しました。今、学校の屋上です。』
という内容。
なんでわざわざ屋上?そこで疑問持って、怪しんで、
ゼスでも呼ばなきゃ、夕月~。
で、それを歩道橋から見てる石田さん…!
(泠呀というべきか奏多というべきか困ったら、石田さん←おい)
眼がちょっと切なげ?

奏多としては夕月の事を大切に思ってるんだろうなぁ。
でも泠呀としては、邪魔な存在、なんだよねきっと。

-ねぇ…夕月。人がみんな君みたいなら、僕はきっと…。

こういうモノローグって、似合うよなぁ石田さん。
では今夜はこんなところで…。


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2 コメント

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『借りてきた猫』 (りりん)
2010-05-20 21:35:08
「借りてきた猫みたいに、毛を逆撫でてる」、
これ、言葉使いが間違ってますよね。
『借りてきた猫みたいにおとなしい』的な意味が正しい使い方。
原作者が悪いのだろうか。いや、編集か?
アニメのスタッフの誰も気づかなかったんだろうか。声優さんも。
超気になる。
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りりんさんへ (たちばな)
2010-05-22 18:56:43
りりんさん 初めまして。
コメントありがとうございます。
レスが遅れてごめんなさい。

>『借りてきた猫みたいにおとなしい』

通常使われるのはこちらですね。
そもそも借りて来た猫ってのは、
昔ネズミ退治の為に、猫を飼ってる家と
飼ってない家で貸し借りがされていて
でも借りてきた猫は、自分の縄張りじゃない所に
いきなりつれてこられても仕事しなかったというものらしい。
そういう意味での"大人しい"わけですね。

でも現代では、ネズミ退治の為に飼い猫の貸し借りとか…
田舎の方ではどうだか知りませんが、
一般的ではないと思うんです。

で、実際に街で普通に飼ってる猫を、
例えば旅行かなにかで知人に預けたとする。
猫の気性にもよると思いますが、
プライドの高い猫などは、簡単に懐いたり
しないと思うんです。
(実際、友人宅で体験しました)
犬は友好的で、そのわんこがビビりクンじゃなければ
比較的すぐに仲良しになれますが猫はね。
ちょっと難しい所、あると思うんです。
警戒してる猫に、そうと知らず仲良くしようと手を出せば、
フーッと毛を逆撫でて、威嚇する事もあります。
プライド高い猫なら尚更。(汗)

ルカはプライド高そうな猫に見えます。
だからこそ、十瑚のあの台詞だったのではと
私は勝手に想像してます。
十瑚がなぜそういう表現をしたのか、
そんな説明までは入りませんから、
「え?」と思う方は思うだろうと確かに分かります。
アニメ製作者がどう感じたかは知らないけど、
原作に比較的忠実に書いてる(脚本)から、
そのまま採用したんじゃないでしょうかね。

…ってあくまでも私の思うところなので、
実際はどうか分かりませんし、
捉えかたは人それぞれかと思います。
一応、私の考えをレスさせて頂きました。
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