橘の部屋

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「デュラララ!!」#15-3【愚者一得】杏里がうらめしい…。

2010-04-24 18:25:17 | デュラララ!!
※注意1:こちらは15話のBパート-2感想になります。
    最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
    TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
    強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
   そのままでどうぞ。


※注意2:またまた杏里に関しては
      冷たい記事になってます…。
       杏里好きな方にはオススメできません。
      なるべく柔らかく…と思ってましたが、ダメでしたすみません



Aパート感想記事はこちら。
「デュラララ!!」#15-1【愚者一得】シズちゃんを熱く語るセルティに感動♪

Bパート-1感想記事はこちら。
「デュラララ!!」#15-2【愚者一得】Bパート分割です、すいません~。


街を歩きながら、杏里は那須島の事を考えていた。
贄川春菜という名に反応した後、
彼の様子がおかしかったのが気に掛かる。
そんな事を思いながらぼんやり歩いていたら、
「ちょっと君」
警官に声を掛けられました。
この警官…声が藤原さんってことは、葛原?
白バイ姿じゃないと、イメージ全然変わるね。
けっこう老けてるんだ。
時刻はもう11時だそうです。
帝人達とバイバイしてから、
どんだけ街を彷徨ってたの、キミ。

「大丈夫かなぁ、この近くなら送っていこうか」
なんだよ、親切な警官だね葛原。

杏里が返事に困っていると通信が入る。
東池袋中央公園にて若者数名による喧嘩との110番通報
があったらしい。
それ、シズちゃんと法螺田達ですよね。
ふふ、あっちもこっちも繋がってる、と。
急行されたしとの通信に、葛原の同僚は了解し、
葛原を促す。

「すまないな、お嬢ちゃん。もしアレだったら、
交番で待っててくれれば送るから」
親切じゃないかー。貴方って基本は良い人なの?
ちょっと杏里に笑いかける口が、新羅口(新羅のにへら口)に近くて
むむ?と疑ったけど。

【2010.2.24 PM11:31】
部長(宵待月さん)がUPした感想記事読んで、分かったんですが、
この警官と白バイ葛原は別人だそうです。
同じ葛原一族なので、葛原さんは葛原さんだし、
顔も似てるって設定なんだろうな。
声まで同じ藤原さんがやってるから、原作未読者の多くは
私同様、誤解してると思うぞ。

にしても、ちゃんとEDをチェックすれば良かったんですよね。
葛原は葛原でも「葛原銀一郎:藤原啓治」になってます。
名字しか見てなかったよ。
白バイ葛原は、葛原金之助ですからね。
失礼しました。部長、毎度助かりますわ。感謝です。




「やめろ~っ!!」
いきなり叫ぶから何事かと思ったじゃないか、ゆまっちー。
「遊馬崎が本の悪口を言うなんて珍しいな。何読んでんだ」
とドタチン。
へぇ、それ、昔ゆまっちが自費出版した小説なのね。
ゆまっちったら、羞恥から茹でタコになってるよ。
狩沢のむふふ顔が面白い。
「仲間がやられてんだ。真面目に情報集めろよ」
仲間?誰の事?と私も疑問符飛んだのだけど、
カズターノと違って、知らない人だよと
狩沢が代弁してくれました。
「いくらダラーズの一員だからってさぁ」
あの3人娘か。そういやぁダラーズだったな。
他にもダラーズのメンバーで被害に合ったって人、
いるのかもしれんけど。

「少しは他人の為に泣く感性くらい持っとけ」
ドタチンは良い男だな。
何のために自分達はダラーズに入ったのかと二人に問う。
「お前らは平穏な人生が送りたいのか」
ゆまっちの望みは、外国で緑色の髪をした可愛い女の子を娘にして
帰国後美人三姉妹の隣でほのぼのと楽しく暮らす事らしいんで…。
ははは。

車は切り裂き魔が出たあたりに差し掛かり、
一人で歩いてる杏里をドタチンの眼が見つける。
「あーあ、無用心なこった。ああいう子が狙われるんだろうな」
と言うトダチンに続いて渡草が、

「あ、ヤバイかも」「あぁ」
ここ、渡草がカッコ良く、頼もしく思えちゃったよ。
ちらっと聖辺ルリのライブでの彼の姿がよぎって、
実はあれなんだよな…と思ったけどさ。

「今の奴…目が赤かった」
中村さんの低い声、ほんと男前でカッコ良いよなぁ。
あぁクロタツ(会長はメイド様!)…。
初代のまま、クロタツやって欲しかった。
(まだ3バカには未練あるよ…うう)

セルティとシズちゃんはもう公園を出て動いてるのね。
あらシズちゃん、そういう乗り方ですか。
2ケツでも運転手の腰に捕まらず、シートの後ろ部分を掴んでる。
後ろに乗る人間の身体の方が大きいと、
運転手にしがみつくと負担になるしな。
こういう乗りかたする場合もありますよね。
でもこのポーズ、けっこう危ない気がするんだよな。
急ブレーキ踏むようなことがあったら、後ろに飛ばされやすいよね。
まぁシズちゃんの場合は、事故って飛ばされるような事があっても、
滅多に死なないようだから平気かもしれんが。

パトカーのサイレン音が響き、前方に葛原の白バイ姿を認めたセルティ。
路地に愛馬を滑りこませる。反応早っ。
「おっおい」
後ろのシズちゃんビックリよね。
「どうした」
と覗き込むように身体を前に倒して訊く。
ふふふふふー。
些細なしぐさや声に、いちいち反応しちゃうなぁもぉ。
なんでもない、ちょっとトラウマが蘇っただけだと返すセルティですが、
彼女にとって相当怖い存在になってるね、葛原が。

杏里は3人娘が斬られた現場に来ていました。
「私…何してるんだろう…」
ほんと、何してるんですか。
こんな時刻に一人でこんな場所ふらふらするなんて!
狙ってくださいと言ってるようなモンだよ?
そこへヨタヨタと歩いて近づいてきたのは、包丁持った贄川。
追ってきた渡草ワゴンが一度通り過ぎ、戻って路地へと入ります。
「渡草!」
「あぁ」
贄川は包丁を頭上にかざす。杏里の後ろは壁です。
逃げようがありません。
「はねろ」
静かに落ちたドタチンの台詞にドキッとした。
職業なんでしたっけ?って思っちゃう。
殺しとか日常やってそうな、闇の世界が合う声。
ドタチンの言葉を受けて渡草は、思い切りアクセルを踏む。
ヤダほんとカッコ良いじゃないか二人共。

贄川を照らすヘッドライト。その眩しさに眼がくらむ。
ドスンと鈍い音は、離れた場所を走っていたセルティにも届いたのか?
彼女は進路を変えてUターン。
後ろで揺れるシズちゃんの、
「どうした」
が、いつもの小野さんの男前声でニヤけた。
「おっおい!どこ行くんだセルティ」
どこに行くんであっても、貴方は一緒に乗ってるんだから
問題ないじゃんって、突っ込んじゃダメ?
どっちみち、どこか目的あって走ってたわけじゃないじゃん。
切り裂き魔がどこに現れるかわかんないんだしさ。

「死んだかな」
って狩沢~っ。
「全く酷い人っスよ門田さんは!人が平穏に生きたいって言った
直後にこの仕打ち!」
「あの場合、ああするしかねーだろ。どっちみち正当防衛…」
うわー、生きてる生きてる。(勝手に殺すな)
んで包丁をドタチンに向けて振りましたよっ。
よく避けたねドタチン。素晴らしい。実は運動神経良い?

狂ったように腕を振り回す贄川…怖ぇ…。
瞳は未だ呆然と突っ立ってる杏里を捉え、包丁振り回しながら
突進していく。
「逃げろ!!」
ドタチンが叫びますが、杏里の身体はとうに固まり、
足はすくんで動けないみたいよ。
ちょっとムカつくわねー。
自分からこんな軽率な事しといて、皆に助けて貰って
迷惑掛けて…。御免、杏里ファンの方。
また私、カチンと来ました。

そしてこのピンチに、池袋最強が二人、空から降って来るんだもんなぁ。
ねたましくさえ思うよ、杏里。

にしてもセルティ?

これはちょっと…
顔面を前タイヤでアタックって…器が哀れなんですが…。
一応、器は貴女がちょっと心配した、お気に入り記事のライターさんだよ?
この場合致し方ないのは分かりますが。

贄川の身体は吹っ飛んで、道路にまた叩きつけられました。
もともと春菜に刺された腰の怪我があり、
渡草のワゴンではねられて、更に今またセルティのバイクで吹っ飛ばされて…。
これで死なないって凄いよね。

ドタチンはいきなり現れた首なしライダーとシズちゃんにビックリしてます。
も~ほんとに。渡草&ドタチン&セルティ&シズちゃんに助けてもらうって、
どんだけ幸せなヒロインだよ杏里。
あ~うらめしい。

で、贄川は再び立ち上がる。
「化け物か」
ドタチンも呆れてるよ。
「貴方が、平和島静雄?会いたかったわ、静雄」
そういいつつ、包丁を振り回す贄川。
これは罪歌が入ってますね。
先に罪歌の乗っ取り方は、子分なだけじゃなくて端末かもと書いたのは、
このシーンを見たから。
「会ってみたかったわ静雄。とってもとってもとってもと~っても
愛してるわ静雄」

シズちゃん…これ罪歌が乗っ取ってるって分かってるかな。
分かってなかったら、もっとキモイよね。
おっさんから愛の告白…。
んでも、人外からの愛の告白と、どっちがマシだろ…。

「分かった。殺す」
シズちゃんは静かにそう応える。
んで渡草のワゴンの扉を剥ぎ取り…。
そうよね…刃物が高速回転してちゃ、盾ぐらい要るよね。
渡草、泣いてるかなぁ。泣いてるだろうなぁ。
でも非常事態だから勘弁してやってね。

剥ぎ取った車のドアだってのに、なんでシズちゃんが構えると
カッコ良いんだろう。
それを持って、自ら突進していくシズちゃんの姿がまたカッコ良くて、
堪りませんっ。

罪歌に乗っ取られてる贄川は、それでも意識はちゃんとある。
見えているし聞こえてる。
シズちゃんの姿も見えていて、ぽつりと自分の目的を思い出す。

-平和島静雄。
 そうだ、平和島静雄。
 取材するんだ。最強。
 この記事が書ければ、きっと全て上手く行く。
 女房も戻ってくるし、ギクシャクしていた娘との関係も
 きっと上手く行く。
 昔みたいに…。きっと!


そう簡単に行くもんかと思いますが、
そんな風に思わなきゃ彼もやってけないわけで…。

「うぅぅぅぅりゃあ!!」


最後に響いた衝撃音。
刃物の刺さったぶすりという音のようでもあり、
骨が折れたようなバキボキという音のようでもあり…
はらはらはらはらはらはら…。

こんなトコで終わってくれるなよーっ!!

次回は、相思相愛。
誰と誰がですか。
杏里と罪歌ですか?
春菜が罪歌に乗っ取られ状態で杏里と合うみたいだな。
とりあえずシズちゃんは元気そうだったから大丈夫ね。

んーでもね、思ったんだよ。
いくら規格外に丈夫なシズちゃんでもね、
心臓を刃物で刺されたら、死ぬよね。
人間なんだから。
シズちゃんの方が強いといったって、
人外には敵わない。
死なないという点では、セルティが最強だよね。

だから切り裂き魔を相手にするのは、怖いよ…と
夕べ布団の中で思ったよ。(布団の中かよ)
セルティが一緒なんだから、
それこそ帝人を身を挺して守ったみたいに、
危なかったらきっとセルティが守るよねと、
これまた布団の中で真剣に考えちゃった。

頼むね、セルティ。


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