「BLOOD+」#50 最終回良かった。

ヴァン・アルジャーノ、なんとか生きていたのね。
そしてデヴィッドにオプションＤが発令したことを告げる。
ちょっとは役に立ったね。

翼手の様子がおかしくなった。コープスコーズも動かない。
そうか、歌姫がもう居ないから…。
空を見上げて鳴く翼手が、
あんなナリでも母を恋しがる子供のように見えたよ。

デヴィッドがジュリアに連絡し、待機組に緊張が走る。
「お願い手伝って」
真央とジュリアは軍の情報を集める。真央もすっかり一員だね。

さてこちらはまだ舞台にいる小夜たち。
ディーヴァの亡骸に布をかけるハジ、　やはり優しいね君は。
おっと岡村とジョエルはまだ上にいたのね。存在、すっかり忘れてました。
じゃあ一部始終見てたんだ。
なんか凄いもん目撃したことになるね。
ジョエルはともかく、岡村はさ。

「死ぬってどういうことだよ」
とカイ。
きっと自分たちは又戦争の道具に使われる。自分たちの血のために
争いが起きるのはもうみたいくない、誰も傷ついて欲しくない。
自分たちは生きていてはいけないのだと、小夜は震える手で刀を掴み、
赤子にその先を突き立てる。
「お前らを認めねーってヤツがいるんなら、俺がぶん殴ってやる。
そしてお前が泣き虫で大飯食らいの普通の女なんだってことを
俺がわからせてやる」
男だねー、カイ。
「俺が愛情注いで育ててやる」
それはその双子のこと？その子たちのことも愛せるというの？
リクの血が流れてる。でも、リクを殺した女の血も流れてるのに。
「お前の居場所くらい、俺がなんとかしてやる」
うはー。っていちいち反応するなって感じですが＞自分。
いやぁ、小夜の居場所を作るのは大変だと思うぜ。
カイはあと何年生きられるのよ。50年？60年？
小夜はその先ももっと生きるのよ、この姿のままで。
って、「今」必死になってる彼に、そんな先の話してもダメっすね。
「だからお前ら俺の傍にいろよ」
お前ら。ここでハジも含まれてたから、なんか嬉しかった私です。
で、カイはハジに同意を求める。しかしハジは『小夜に従うもの』だから、
小夜の望むままに…といつもの調子で答えて、カイに殴られる。
やーん。
「お前は誰なんだよっ。お前はお前だろっ。言ってみろよ、自分の言葉で」
うおーカッコいいこと言うじゃないですか。カイ～。
「お前だって小夜を愛しているんだろ」
そりゃー言われるまでもないっしょー。
「笑顔が欲しかったのです」
出会った頃の笑顔が戻るなら、全てを引き換えにしてもいいとまで思っていたハジ。
でも、沖縄で小夜を見つけたとき、小夜は笑顔に包まれていた。
「私が望んでも与えることの出来なかったあの笑顔が、そこにあったのです」
笑顔を与えたのは、カイの家族。
ハジはちょっぴり悔しさと羨望を感じたことでしょうね。
そしてハジは、初めて小夜に背き『自分の言葉』を告げる。
「生きて…生きて下さい。明日のために今日を生きて。もう貴女が戦うことはないのです」
顔近づけてキスするかと思ったらば…ハジ、位置をずらしたわね。
カイが見てるから？それとも遠慮？
小夜もハジの頬に片頬を当てて…
「生きたい」
そしてキス。ん？なんじゃ？後ろ向きかよー。
ちゃんと見たかった気が…。
「私、カイとハジ、みんなと生きたい。一緒に生きてみたい」
本音を吐きましたね、小夜。
「明日を向いて一生懸命生きてりゃ、なんとかなるさ」
カイ、前向きで良い台詞だね。
と、そこへデヴィッドがオプションＤが発令されたことを知らせに来る。
そして天井から落下するものが…
なぜか頭部だけ人間に戻ってるアンシェルがそこへ降り立つ。
生きてたのアンシェル。あの状態でどうやって。
こりゃびっくりだね。
ハジ片腕無くなってるぅー。大丈夫とわかってても、やっぱ嫌だぁ～。
「ハジ、赤ちゃんをお願い」
ハジに赤子を託し、アンシェルを討とうと飛ぶ小夜だけど
「無茶です」
空中で赤子ではなく刀を受け取り、ハジがアンシェルに挑む。
小夜の血を含んだ刀で刺せば、アンシェルは結晶化する。
だが、その最後の力でハジの体を手で突き破った。
固まった手が刺さったままでは、ハジはすぐに動けない。
「カイ、行って下さい。小夜を明日へ導いて下さい」
「やだよハジ！ハジ！」
「ナンクルナイサ」
同じ言葉でもハジがそれいうと呪文みたいね。
「貴女を愛しています」
ガラガラと崩れ落ちる壁。
いや～そんなぁ～。
ハジがハジがぁ～っ
………し、死なないよね？ハジ。
あ、でもこれで死ななくともオプションＤでここら一体爆発されて
燃え尽きてしまったら？全部燃えたらシュバリエでも死んでしまうっ。
いやだよー。
マジでかなり、焦りました私。

さて、場面変わって場所は沖縄。学校へも復帰したのね小夜。
ＯＭＯＲＯも復活か。平和だな。
オプションＤをテロリストの仕業にするとは、なかなか汚いわね。
ヴァン・アルジャーノは捕まってるし…貧乏くじ引いたね君。
あらっアーチャー補佐官って、アーチャー、貴方ってば潜入捜査官
だったの？そんなオチだったとは。
私は、たまたま声が遊佐さんだったから無名で登場してたときから気にしてたけど
そうじゃなかったら見落としてるよね。
で、レポーター！声ですぐネイサンと知れたけど、どーいうこと？
なんで生きてるんだよー。あの時、小夜の血付の刀でまっぷたつに
なったはずよねぇ。謎っ。
あ、まてよ…そうか、ネイサンはもともと小夜たちの母のシュバリエだから、
小夜の血では死ななかったということか。
死ねなかった、と言った方がいいかな。
あの時、彼は本当に終わる気でいたように思うもの。
ルルゥ、延命出来るんだね。良かった、ほんと良かったよ。
んでもってジュリアには赤ちゃんが出来たのね。
会えるのは大人になってから…なんて、辛いな。

小夜の髪をカットするカイ。器用だな～そんなことも出来るんか。
んーでも小夜の髪は、個人的には長い方が好きなんだけどなー。
真央が岡村について中東にまで行くという。
あの二人、やっぱ良いコンビになっちゃったね。ふふふ。
「またそのうちひょっこり顔出すかもな」
ハジのことをそんな風に言うカイ。うん、でも私もそう思うよ。
「お前が呼んだら、来たりしてな」
そりゃー、忠犬ハジ公ですからね。

俺は忘れないぜ。
お前の為に一緒に戦った奴らのことを。
お前を愛したアイツのことも、そいつらの思い出も含めて
お前になるんだ。


一緒に戦った仲間、モーゼスたちのことが浮かぶよ。
気持ちを一つにして連携プレーで戦ったあの頃、
見てるこっちも嬉しかったよな。
彼らの生きた証が、ちゃんとここにある。
良かったね、モーゼス、カルマン。

ＯＭＯＲＯに皆が集まって和気藹々と良い雰囲気。
でも小夜の体はもう限界ね。
店の看板を眺めながら、涙がこぼれる。
悲しいんじゃないよね。幸せだから。
戻ってこれたから。

「皆には知らせないで、連れていって私の始まりの場所へ」
階段の途中、小夜はカイの背で眠ってしまう。
死んだわけじゃない、眠るだけ。
でもその別れの時間は、とても長いもの。
カイがつらそうに顔を歪める。
力の抜けた小夜の手から落ちたのは、いつかのインスタント写真だ。
小夜とリクとカイ、3人が映っている写真。
「小夜、お前に教えてもらったんだ。俺の生きる明日ってやつを」
一時はカイも現実が受け入れられなくて、荒れてましたもんね。
「約束するよ。俺は絶対にお前らを幸せにする。だから…」

　　　おやすみ　…　小夜

ううー、ＥＤだー。
ＥＤ曲は、「語り継ぐもの」うん、こっちの方がいいね。

そして3年後…ぐらいかな。ちび二人がそんくらいの歳だよね。
「カイだっこ」「カイおんぶ」
甘えてて可愛いじゃん。
「いい加減お父さんって呼べよな」
げっ父、ですかい？まだ20代前半っしょ？君。

上に着いたカイがいきなりきょろきょろと辺りを見回す。
どしたん？と思ったら、バラの花一輪。
「アイツ、来てたのか」
アイツってハジよね？生きてたんだよね？
「触るな、それおばちゃんの」
おい…カイがこの子らの父で、小夜がおばちゃんってことはだよ…。
ディーヴァとカイ、夫婦って図式が出来ちゃうんですが…
父はリク（といってもああいう結ばれ方で父ってのもなぁ）で、
リクが死んだから兄のカイが父代わりっていう図式かなぁ。
いずれにしても、固まってしまった私でした。

「BLOOD+」色々と突っ込みどころは確かにあったし、
他の人のブログを見てると色んな意見ありましたが…
んでも私は楽しめたよ。
次に小夜が目覚めたときの仲間達も、見てみたい気がするな。
終わってしまって寂しいと感じるアニメでした。
声部門も良かったし
コニたんのハジは、とっておきたい声のリストに入りました
吉野さん、カイはハマり役でよかったね。
「おやすみ…小夜」は、とても胸に響きましたよ。

感想、すごく長くなっちゃった
読んでくれた人、ありがとう