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【古典の味わい】貞観政要 7

2023-06-18 | 文化・歴史

貞観2年のこと。帝都長安もふくむ函谷関(かんこくかん)から西の地方に旱(ひでり)が続き、大飢饉となった。太宗は、左右の侍臣に向かって、こう申された。

「水旱(すいかん)が整わないため、この世に洪水旱魃(かんばつ)が起きるのは、すべて人君(じんくん)が徳を失ったからである。つまり、朕(ちん)が徳を修められないために、このような天災が起きるのであるから、天はまさに、朕ひとりを叱責してほしい。人民に何の罪があって、このようなひどい困窮に遭わねばならないのか」

「人民のなかには、生活苦のあまり息子や娘を売るものがいると聞く。朕はこれを、まことに気の毒だと思う」

太宗は、すぐに御史大夫(ぎょしたいふ)の杜淹(とえん)を派遣して、被害のひどい地方の状況を調査させた。

さらに宮中の金庫からお金や財宝を出して......

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【古典の味わい】貞観政要 7

天はまさに、朕を叱責してほしい。人民に何の罪があって、ひどい困窮に遭わねばならないのか。

 

 


 

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