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形の上では「モラルの高い都市」へと発展を遂げた街――大連。だが、この地の裁判所が作り出した罪悪は書きつくせないほど多い。
2001年、陳文福というエリートエンジニアがちょっとした病気のため、大連医科大学付属第二病院で点滴を受けたところ、その場でこん睡状態に陥った。意識を取り戻した彼の目に飛び込んできたのは、静脈用の点滴液に混じった大量の砂状物質だった。その後、病院側は彼に3日3晩救命治療を行ったが、ほどなく彼の体から、一連の致命的な病が発見されることとなる。しかもこれらの病のほとんどは、血栓による血管のつまりが招いたものであった。
病院側とこの点滴液の生産者――浙江正大青春薬業公司は、一切の賠償を拒否した。これは製品および医療業務の質が招いた悪質な事件である。だが人間性の欠けらすらない、あの裁判官たちは「これは医療事故に他ならない」と言い張った。
実は、病院と生産者すら法廷で......
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