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【寄稿】日本核武装論の虚実 核保有を阻む3つの障害

2024-03-03 | オピニオン

衆議院で首相選出の投票に向かう安倍晋三元首相、岸田文雄自民党総裁前を通り過ぎる。2021年10月撮影。民放テレビ番組の中で核シェアリングの可能性に言及し、関心を高めた(Photo by KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

 

昨今、一般向けの安全保障の研究会や講演会などで、必ずと言っていいほど出る質問は日本の核武装についてである。北朝鮮が核兵器開発を本格化させ、中国が核戦力を増強しており、しかも両国とも半ば公然と日本を核攻撃する可能性に言及している。

さらにロシアを含めた3国は、日本のミサイル防衛をすり抜ける極超音速ミサイルの開発に成功しているとも言われている。日本も核武装した方がいいのではないか? という問い掛けが出るのは、けだし当然と言えよう。

これは、日本国民が軍事アレルギーや核アレルギーから脱却しつつある兆候とも捉えられるから、軍事ジャーナリストである私としても歓迎すべき事象である。

と言っても、古言に「生兵法は怪我の元」とある通り、生半可な知識で核武装を唱えるのは、危険極まりない。日本を取り巻く世界の安全保障環境を踏まえた冷静な議論が必要なのは、言うまでもあるまい。

  • 憲法9条の呪縛
  • 核拡散防止条約
  • 核シェアリング
  • 非核3原則
  • 拡大抑止は機能するか?

【続きはこちら】

 

【寄稿】日本核武装論の虚実 核保有を阻む3つの障害

台頭する核武装論 昨今、一般向けの安全保障の研究会や講演会などで、必ずと言っていいほど出る質問は日本の核武装に […]

 

 


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