エシカルで三重のステキを発見 ☆ ミエシカル

オーガニック、フェアトレード、伝統工芸品など環境や人に優しく配慮した様子(モノ)の総称エシカル。三重のエシカルをご紹介!

星に願いを ~みくもの七夕笹飾り~

2012年07月09日 14時39分58秒 | エシカル旅


7月7日は七夕の日。全国各地で七夕祭りが行われ、
各家庭でも短冊に願いを込めたというところは多いのではないでしょうか?

久しぶりに天気に恵まれたこの日の夜、松阪市北部の三雲町で行われた
「七夕笹飾り」に行ってきました

三雲町の雲出橋では毎年七夕の日に、数多くの笹が橋一面に飾られます

子どもたちの願い事でいっぱいになった笹飾りが天に向かって伸び、その周りには
近辺から集まった黒山の人だかり…

以前は日本古来からの伝統行事である笹流しが行われていたのですが、川への環境配慮
から、平成13年以降、地域から集められた笹を橋に飾る「笹飾り」に変更されたそうです。



なぜ三雲で七夕祭りが行われるのか?それはこの地方に古くから七夕伝説が残っているから。

笹飾りが行われる雲出橋から、国道23号線を挟んで海側にある星合町。町内の星合神社には
「多奈波太姫命」(たなばたひめ)が祀られています。
この多奈波太姫命は、またの名を天棚機姫神(あめのたなはたひめのかみ)と言い、天照大神を天の岩屋
から誘い出すために神衣を織ったという機織りの神

そしてその付近には、合併以前鵲(かささぎ)村と呼ばれており、この名は天の川に橋を渡したと言い伝
えられる鳥に由来しています。この辺りには今でも鵲小学校、鵲橋などがあり、その名を今に伝えています。

この地に七夕を伝えたのは奈良時代に中国からやってきた帰化人という説が有力です。
渡来人がこの地で祀った七夕が、いつしか日本の伝承と重なり、千年の長きにわたって伝えられていく。
七夕の話は有名でも、それが身近な地元に残ることはつい忘れがち。

この地に限らず皆さんの地元に残る民話や伝承に纏わる地や、神社仏閣に足を運んでみると、新しい発見
があるかもしれません

合併によって失われてしまった地名には、昔から慕われてきたものや、その地の由来につながるような
名も少なくありません。

例:明和町(斎宮村と明星村が合併して斉明村、上御糸村、下御糸村、大淀村が合併して三和町になり、
その後斉明村と三和町が合併して現在の明和町になった)

お祖父さん、お祖母さんの世代に変わってしまった出来事が埋もれてしまわないように光を当てていく
ことも大切なエシカルの一つ。

星に願いを捧げる竹の足元にも目を配り、次の世代に正しく伝えていけたらいいなと思います。




番外編

「エシカル推進チームの安原リーダーと向井の不毛な論争」

「安原さん、織姫のお父さんってわざわざこんな梅雨の真っただ中に年に一度の会える日を作るって
よっぽど性格悪いんですね」

「違いますよ向井さん。この日の逢引きが下界の人に見えないようにっていう理由でこの日になった
んですよ」

「???…」

正直この新説には驚きました。というより僕が知らなかっただけかもしれませんが…
そうすると意外と織姫の親父さんはいい人(神)なのかもしれません…

今まで疑ってすいません…

全国各地で人々が星に願いを込める頃、一人空に向かって謝っていました


(向井 大輔)



※エシカルは、直訳すると「倫理的な、道徳的な」という意味ですが、
 その一歩先にある”環境や人に優しく配慮した様子”という概念や心をさします。
 このブログは、エシカル推進チームが感じるエシカルについて、書いています。
 NPOや行政、企業や個人の方など様々な方を取り上げ、
 読者さまにとって、
 “地球や環境、社会や人に優しい商品、取り組みは何か?「正しい消費」とは何か?”
 を考えていただけるきっかけになればと思い、お届けしています。

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