エシカルで三重のステキを発見 ☆ ミエシカル

オーガニック、フェアトレード、伝統工芸品など環境や人に優しく配慮した様子(モノ)の総称エシカル。三重のエシカルをご紹介!

「ふるさと再発見」平家の隠れ里は駅から車で15分 ~松阪市嬉野~

2012年06月25日 13時19分37秒 | エシカル旅


津市と松阪市の中間に位置する松阪市嬉野(旧一志郡嬉野町)

地名の「嬉野」は日本武尊の御言葉に由来するなど、近辺は古代から栄えており、
各地で古墳や埴輪、土器などが発掘される古代史が息づく小さな町だ

近鉄伊勢中川駅の周りは新興住宅地の開発が進んでいるが、車で15分ほど走ると
そこには昔ながらののどかな田園地帯が広がっている



嬉野管内の中郷地域にはまだまだ自然が多く残り、なめり湖周辺のウォーキング
コースではマラソン大会などが開催されているが、そこから車で数分のところに
平家の隠れ里が存在したことはあまり知られていない。

なめり湖を抜け、徐々に細くなる道をさらに奥へと進み、急勾配の坂を登った先
に突然現れる小さな集落「日川の里」



ここには鎌倉時代に都落ちした平六代(たいらのろくだい)とその郎党が暮らし
たという伝承と「平家六代の墓」が残されている

「平六代」は平高清の幼名であるが、一般的には六代の名で知られている。平清
盛、重盛、維盛と続く平氏最後の直系で、鎌倉初頭に捕えられ、京で斬首にされたと
信じられているが、文覚上人に連れられ、出家したのちこの日川の里で生涯を終
えたとこの地には伝えられている。





近くには六代が過ごしたといわれる日川寺や、隠れ住んだという岩屋が残っている。
岩屋の手前には小川が流れ、そのせせらぎが忙しない現実から解放してくれるようだ。



その清流には普段めったに見かけないサワガニの姿が…

「昔は家の周りでも普通に見かけたものだけれど…」などと思ったとき、自分も年
を取ったもんだと少し厭世気味になった…

このサワガニが、少なくとも30年間変わらない暮らしをずっとここで続ける間に、嬉
野では駅が大きくなり、マンションが建築され、新興住宅地が建設され、町の名前
さえ変わってしまった



遠くにありて思う故郷もあれば、遠くなっていく故郷の姿もある

平六代が京に想いを馳せたこの地が、僕にとってはふるさとの原風景だ
時代によって故郷の姿は形を変え、豊かな田園が故郷の人もいれば、街の公園が故
郷の世代もきっと出てくるのだろう。

大切なのはそれがどこであれ、そこにある自分だけのストーリーを埋もれさせない
ことだ。

街から一歩離れるだけで、普段当たり前の姿が違ったものに見えることもある

それぞれの街の小さな場所に込められた声に耳を傾けてみる。
そうすることで自分たちの住む町の新たな魅力が見つかるのかもしれない。

自分だけの「ふるさと再発見」始めてみませんか?

(向井大輔)



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