Guapa

❉I Love Czech,trip,movie and Peace❉

ベルサイユの壮大な庭園

2011-02-28 22:37:33 | 

 さて、アクシデントの後、大阪なまりの流暢な日本語を話す青年の運転で出発

途中、カナダ人の金髪ビジネスレディと息子

さらに友人のアパートを借りて遊びに来たアメリカ人家族4人を

ピックアップして無事に8人になりました

途中、危ない地域・・・麻薬のバイ人がたくさんいるとか・・・も周り、

ベルサイユ宮殿も無事に見おわったところ

「せっかくですから」と庭園の案内をしてくれました

それはそれは驚くようなスケールなのです

そして、通常はこれまで・・・だそうですが、「ぜひ見せたいので」と案内してくれました。

真四角に切り込みを入れられた長い木立の道をぬけると

砂利の庭をぐるりと噴水がとりまいていました

そしてさまざまない色の花があふれる広大な庭園

そして、ギリシア神話の逸話を描く噴水

ラトナは太陽神アポロンの母。父は全能の神ゼウスですが、父のいない子を産んだと村人に泥を投げつけられながら、アポロンを守っています(中心の銅像はラトナとアポロン)。足元にあるカエルやトカゲは紙の怒りに触れて変えられてしまった村人たちです。

噴水を造ったルイ14世はラトナとアポロンをフロンドの乱のときに自分を守ってくれた母と幼い自分、カエルやトカゲになった村人は貴族を表し、王への反抗は許さないという宣言を表明したといわれいます。

 

嵐のような天候のパリでしたが

平和であればこそ、人々の集う庭園になっていることを思わずにはいられません。


パリからベルサイユへ

2011-02-14 22:11:02 | 

さて、旅の半分が移動というハードスケジュールの「ロマンチック街道の旅」

欲張りな日程をさらに欲張り、午前中のパリ観光から午後はヴェルサイユ宮殿へのオプションツアー

これがまた大変でした

ホテル送迎の日本語ガイド着きミニバス(8人乗りのワゴンタクシー)を予約したんですけど

ツアー予約の際に申し込まずに、直前に自分でオプションを手配したところ、ファクスの仮申込書でOKということでした。

ツアーのみなさんや優しい添乗員さんと別れて、カフェでバゲットサンドの昼食。

パリの雨の中、ママと二人でちょっと心配でもママの手前、だいじょうぶよ~って感じで

パリのツアーデスクに提示したところ、かわいいパリジャンヌが電話でバス手配会社に確認してくれました。

ところが、何度電話しても出ません。はらはらどきどき

やっとつながったかと思ったら、「この用紙では乗車できない」「バス会社のチケットを発行してもらってきて」

え~~~~~~~っそ・そ・そんな~

「だって日本ではこの用紙で大丈夫と言われた」と何度もかけあったが、「これじゃ乗れない」

「歩いて1分のところにバス会社があるから、そこで発行してもらってきて」というじゃあありませんか

うううう・・・これじゃあ、らちがあかないと地図をもらって、「ママ、ちょっとチケットをもらってくるから待っててね」

なるべく落ち着いて言ってバス会社に脱兎のごとく走りました。

さて、実はここからがさらに大変でした。

ドアを開けたとたんラテンアメリカ系、アジア系の男性客がカウンター越しにおばさま2人とかけあっていました。

じつは、その日は聖マリアの日(マリア昇天の日あ)で国民的休日

ただでさえ働く人が少ないのに、世界中から観光客はパリに

当然、出勤している労働者はクレイムに追われることに・・・なっていたんだと思います。

しかし、私たちの乗車時間は刻々と迫っています

おばさまは電話をかけながら「やってらんないわぁ~」「なんでぇ」って感じ

「さて、あなたは一体なぁに」

「実は、ツアーデスクではチケットの発行がいると言われたんです」

「時間がないし、ママが待っているから急いで!」

「わかったわよ~」って電話してくれたんだけど、残念ながらフランス語で分からない。

こんなことなら、大学でちゃんとフランス語やっとけばよかったなぁ

と、しょうもないこと考えながら、

「ママは77歳で、これがママの最後のパリ旅行になるの。お願い!!」とおばさんに頼みこみました。

「あらぁ そうなの。いいわよ」とにっこり笑って、電話をおき、

「大丈夫、チケットがなくても乗車できます。ドライバーがママをピックアップして車に乗せてくるから、

あなたはここで待っていればいいのよ」

ありがとう~~~~

でも、ママは知らない人の車には乗らないよね~

そうよ、「知らない人に声をかけられても返事しちゃだめよ」ってくどくどと念を押してきましたから・・・

「ご親切はとてもうれしくて、ママの分も感謝します。でもママは車には乗らないと思うの。

だから、これから私がデスクに迎えに行きますと、伝えてください」

「え~っ (せっかく親切に迎えに来てもらうように言ったのに)、もう、しょうがないわぇ」

って多分言ったんだと思います。両手を広げて、肩をすくめながらもう1度電話してくれました。

ということで、また脱兎のごとく走ってツアーデスクに

そしたら、きゃしゃなフランス人の男性が流暢な日本語で話しかけてきました。

「あ~ぁ  よかった」とやっと二人で乗り込むことができました。

旅の教訓:ツアーは旅行会社で相談して手配してもらうこと

それでもオプションに当たり外れ(とくにミールクーポン)があります。

ちなみに、ガイド兼ドライバーは大阪弁なまりの日本語を話す青年でとても優しく、庭園の案内もあり、

オプショナル・ツアーとしてはでしたよ。

さて、ヴェルサイユ宮殿は、「見れば、なぜフランス革命が起こったのか、ものごとには必ず理由があることがわかりますよ」と

午前中の在パリ日本人のマダムが語った通り、絢爛たる歴史を証言していました。

毎夜、舞踏会が開かれたガラスの間

マリーアントワネットの寝室です

すばらしい絵画がそれぞれの間に飾られています

ヨーロッパに行くと日本人が驚くことに美術品がガラス張りでなく、触れられるところに飾られています

写真も自由にとることができます

観光客が満員電車並みにいましたが、半数近く(もっと?)は中国人でした。しかもみんな若い。

今日のニュースでGDP第2位と報道されていましたが、まだまだこれから伸びる国です。

で、しかし、美術品をみるんではなくて、写真を撮ること、自分たちが中心でした。

そのために、後から来る人を平気でとめて写真の前でポーズをとったり、額を持ち上げるポーズでとったり、

今の時点ではちょっとひんしゅくをかう場面もありましたね。

でも、これから視野を広げ、人材も育っていくこと、そのエネルギーを感じさせました。

思い出すだけで、疲れるけど、この日のことはママには未だに秘密です。


パリと東京・・・

2011-02-13 23:18:39 | 

ご無沙汰しておりました・・・・なんと、ことしになって初めて自分ブログをあけました。

年明け早々から、忙しい・・・と言うよりも、今となってはええっと何してたっけな??って感じですが、気持ちが毎日、へとへとでした・・

寄るなんとやらかなぁ~  と書きながら思い出すと、あっちこっち飛び回っておりましたねぇ

ときどき訪問してくださっていた方、ありがとうございます。

根がぐうたらなものですから、今年もがんばらずに、続けられれば・・・と思っております。

途中で途切れると続けにくいものなあんだ・・・いっぱいありますが

旅日記もですよね^^;

いまさあらロマンチック街道のたび⑧とかタイトルを掲げるのも恥ずかしいので(**)/

旅の最後を飾ったパリでのエピソードを少し…

やっぱりパリはエッフェル塔よねぇ 雨でもきれいでした

母に言わせれば、パリ土産で一番人気はやっぱりエッフェル塔のキーホルダーだったそうな

                                                  

そして凱旋門です

大粒の雨がバスの窓越しにうつっています

            

セーヌ川にかかる橋がきれいですね

アレクサンドル3世橋だったでしょうか

夜のセーヌ川クルーズでは橋の解説(日本語版もありますよ)が次々にありました。

夏なのに、今頃行ったみたいな景色ですね。

プラハのウェブカメラに映るカレル橋と同じ色で寒々としています

     

そしてルーブル美術館

壁のアルファベットにも意味があると日本人の現地ガイドの粋なおばさまが教えてくれました

パリに住んでいるとこんなふうになるのかなって

単純なのですぐ考えてしまうのですが、

とってもさばさばしていました。

そうそうパリと東京・・・パリで驚いたのは、とってもコンパクトなまちだということ

市内観光は、観光バスに乗ればほんとうに半日でまわれます

そして、すみ分けと申しますか、都市計画がはっきりしているので驚きました

東京はにぎやかだけど、大きすぎて猥雑だなぁ~

もちろんクールな国際都市です

驚いたこと・・・もっとあります  ・・・つづく